こたえあわせ
いつからが始まった黒ひげことティーチとの逢瀬
ロッキーポートの件がきっかけで認識され今では定期的に誘拐され飽きるまで抱き潰され棄てられていく
その光景はまさに陵辱された「悲劇の大佐」
今ではそれにも慣れ「ああ、抱かれたい」と思う自分自身と海軍である自分はあの海賊を絶対に捕まえなければならないという気持ちが右往左往している
ヘルメッポにも悪いと思ってるしその上の上司達にも申し訳ないと思ってはいるがあの瞬間の徹底的に陵辱され甚振られる瞬間がたまらないのだ。
そんな中いつものようにティーチに誘拐され滅茶苦茶に抱き潰され海軍に戻ってきてから職場復帰した数日後、ある海兵に話があると言われた
上官の立場にいるのでは拒否する立場には無い、今は忙しくもない。
「警護上ヘルメッポさんもいますが大丈夫ですか?」
「はい」
海兵の様子が少し変だ 聞かれたくない話だったのだろうか
「あの、大変申し訳ないのですが、最近大佐が黒ひげ海賊団に誘拐される事件が相次いでるのは自身でもお分かりですよね」
「うん、ごめんね心配かけて」
心配かけているのは事実で心から謝罪をした 海兵の目線が隣にいる副官を見ない
「それで、あの、その」
声が震えている 体調が優れないのか?
「大丈夫だよ、話して」
子供に話しかけるように問いかけた
「あの_____」
そうして海兵から告げられた言葉はあまりにも事実に近づきすぎて気づいたら泣き叫んでいた
やめて、やめろ、いたい、うそもっと、気持ちい
2つの心がその瞬間自分の中で反発して決壊した。
あの瞬間の自分をティーチに抱かれている時の自分が見たら嘲笑うだろう 人間なんてそんなものだ
気づいた時には隣にいたはずのヘルメッポさんは海兵に突っかかって怒鳴っているし近くに通りかかったボガードさんが「どうした」ってノックして入ってきた。
一先ず「ちょっと次の海賊討伐の事で言い合いになって、ね、ヘルメッポさん」と収めて(ヘルメッポさんは納得していなかったが)その場は解散した。
「なぁ」
「どうしたんですか?」
「お前よく部下からわざと海賊に抱かれに行ってるんですかって聞かれて殴らないな」
あぁ、この人はとても優しい人 あの時親友になってここまでやってきてとても嬉しい 安心する
「僕が殴ってしまったら事実ですよって相手に認めてしまうでしょう。海賊にわざと誘拐される海軍将校がどこにいるんですか」
「そうだな」
「あっこんな夜にお呼び出ししてすみません」
「この前お話されてた事なんですけど」
「他の人には
内緒ですよ」
そう伝えた僕はどっち側の「コビー大佐」で上手く笑えてただろうか
おまけ
「そういえばこの前貴方との関係海兵に勘づかれたんですよ」
「あ?でどうしたんだお前は」
「ちゃんと「お話」しましたよ?」
「ゼハハハハ!!悪い人だなコビー大佐は!!」
「あっどこ触ってるんですか!! あっ♡」