ここだけウタが七武海の世界線11

ここだけウタが七武海の世界線11


「エース〜〜〜!!!·······やっと会えた!!!助けに来たぞ〜!!!!」

それぞれが様々な反応をする。

「話題に事を欠かない男だな麦わら。」

「厶〜ギィ〜ワ〜ラ〜!?」

「ルフィ、、、そなたよくぞご無事で!!」


「え?ルフィ、、、???」

ウタはルフィを心配する。

(こっちは危険だよ!!ルフィ!!!あ〜でもルフィの近くに居たい!!)

七武海の強さは同じ七武海であるウタが知っている。

ルフィはウタの居る七武海の集まっている場所へ突進してくる。

モリアが号令をかける。

「さぁゾンビ兵、行って麦わらを捕獲してこい!!!」

だが、ゾンビ兵の動きが止まる。


「♫〜♪〜♪〜♫」


「おいセイレーン!!!てめぇ!!さっきの腹いせか!?」

ウタはとぼける。

「なんの事?あんたが操作ミスしたんじゃない?」

「なっ!?そうか、、、お前程の政府の犬が政府を裏切るなんてなぁ!!!」

「別に裏切るつもりはないよ〜だってあなた海賊だし〜。」

(私に出来る事はこれくらいだけど、ルフィなら大丈夫だよね?)


その時エースが叫ぶ。

「来るな!!!ルフィ〜〜!!!!」

「分かってるはずだ!俺も海賊なんだ!俺には俺の仲間がいる!俺の冒険がある!帰れ!!!!」


(頼むルフィ!!!お前を道連れにしたくないんだ、、、!!!)


ルフィが叫ぶ。

「俺は弟だ!!!!事情なんて知らねぇ!!!」

エースはその真っ直ぐな心を恨む。


(わからず屋が!!!)


それを聞いたウタは驚愕する。

「おっ、弟!?ということはルフィのお兄ちゃん!?というか兄いたの!?」


ウタが混乱しているとセンゴクが世界に通達する。

「ルーキー一人に、何をしている!?奴はエースの義兄弟。"革命軍"ドラゴンの息子だ!!!」

周りの人が驚く。

「あのドラゴンの!?」

「はああ!?」

その言葉でウタは納得する。

(義兄弟っていうことは、私と別れた後年上の兄姉が恋しかったのかな?)

色々間違ってるのには気づかず、ウタはルフィを応援する。

「頑張れルフィ〜!!!大好き〜!!!」

アインが指摘する。

「ウタ、心の声が漏れてるよ、、、」

「はっ!!!」

ルフィが声をかける。

「おぅ!俺もウタの事が好きだぞー!!」

「ルフィ、、、!!!」

この光景を見てアインは思った。

(あ、この人すごい鈍感だ。これウタが将来苦労するやつだ。)


ハンコックがルフィに近づいて行って何かを渡す。

「ハンコックお前って奴は〜〜!!!ありがとう恩に着るよ!!!」

そしてルフィがハンコックに抱きついたあと、エースの元へ走って行く。


ウタがアインに聞く。

「好きって言ってもらったから私の勝ちだよね?」

アインは即答する。

「抱きつかれていたから、どっちもどっちじゃないの?」

そしてアインは周りを見る。

「まぁ、周りのこいつらを倒すのが先じゃない?」

「だね。」

周りを囲んできた海賊にウタはアインと部下と一緒に向き合う。



周りの海賊を倒したあと前線に出ると白ひげに誰かが刃を突き立てたのが見えた。

(海軍じゃない、、、七武海の人?いや、あんな人いなかったはず。じゃあ、、、)

ウタの考えはその人の叫んでいる内容で確信に変わる。

「俺達ァ罠にかけらてたんだよぉ!!!」

「こいつはエースの命の代わりに俺達の首を売ったんだ!!!もう実は海軍と話は着いてるんだろ!!!」


その言葉にアインが疑問を言う。

「本当に白ひげが自分の部下を売るんでしょうか?何よりも大切にしているってゼファー先生が言っていたのに。」

そのとき白ひげが言う。

「おめぇ、仮にも親に刃を突き立てるなんて、本当にとんでもねぇバカ息子だ、、、!」

「だが、、、」

白ひげはスクアードを抱きしめる。

「バカな息子を――――それでも愛そう······。」

スクアードがたじろぐ。

「オヤジッ、、、!!!」

その手を離して言う。

「仲良くやんな、エースが特別じゃねぇ、みんな、、、おれの家族だぜ。」


「!!!」

その言葉がウタの過去を掘り起こす。


「――――離れていても、お前は一生俺の娘だ。」


ウタは怒鳴る。

「うるさい!うるさい!うるさい!私の前で家族の話はしないで!!!!」


白ひげはその声の主を見て思った。

(話には聞いていたが、あれは赤髪の娘じゃねぇか、、、。赤髪、お前も俺と同じ位バカな親だな、、、。)

ウタは眠らせるために歌う。

だが、白ひげが腕を振るう。

「グラララ!!!海賊なら信じる物は自分で決めろォ!!!!」

ウタの声が振動で掻き消される。

「きゃぁっ!!!」


氷が砕け軍艦が使えるようになる。

「やっぱり嘘だったんだ!海軍の作戦だったんだな!!!」

「おやっさんが正しかったな、騙しやがったな海軍、、、畜生!!!」

「スクアードの野郎、まんまと騙されやがってハハハッ!!!」



吹っ飛ばされた後にみんなが周りに駆け寄ってきた。

「ウタ!大丈夫!?」

「大丈夫ですか!!」

「みんながいるから急に飛び出ないでください!!!」


ウタにはさっきの言葉が頭の中で膨れ上がっていた。

(信じる物は自分で決めろって、、、)

(そんな事言われても、私はどうしたら良いか分からないよ、、、。)


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