ぐだ徐バーSS

~~居酒屋
「すぅ...すぅ...」
「ま~た最初に寝ちゃいましたね、シーちゃん」
「どうする?部屋で飲みなおす?」
「賛成でーす、じゃあお会計よろしく~」
「徐福ちゃんやっぱいい性格してるよねー」
~~帰り道 トリ子をおんぶして帰る藤丸
「コンビニ寄ってきません?多分冷蔵庫あんま入ってないですよ?」
「流石にバーヴァン・シー背負って入れないから止めとこう。ありあわせでなんとかなるでしょ。」
「はいはい。それにしてもシーちゃん全然起きないですね~」
「なるべく揺らさないようにしてるしね」
「ん...マスタぁ...」
「ん?起こしちゃったかな?」
「ふみゅぅ...なんで?...なんでなんだよぉ...」
「寝言でもマスターさんに愚痴ってるんですかね~?」
「なんで...あいつばっかり...私だって...」
「「(顔を見合わせる2人)」」
~~翌日
ガバッ!「(~~~~!!ヤバイ!またアイツの部屋で寝ちまった!そろそろお母様に怒られるかも!)」
「あっ、おはよう!よく寝れた?」
「お前何で私より先に起きてんのよ?って、いつもより空き缶の量多くないか?」
「いや~それが昨日面白いことがあってさ~♪徐福ちゃんと盛り上がっちゃったんだよねー」
「アンタらあの後もまだ飲んでたのかよ...。もうとりあえず片付けて食堂行こーぜ?」
「...すぴー...すぴー」
「コイツはまだ寝てたのね...。おい、さっさと起きろ!」
「(ゴシゴシ...)うぇ~もう朝なんですかぁ~?今日周回無いからお昼くらいまで寝ましょうよ~」
「馬鹿言ってないでさっさと片付けるぞ、ほらほら」
~~5分後
「よ~し!こんなもんでいいでしょ!」
「朝からお片付けとかシーちゃん本当真面目ですよねぇ?」
「お前はグータラしすぎなんだよ!ほら、さっさと行くぞ!」
「OK!早く行こう、トリちゃん!」
「...お前今何て言った?」
「どうかした?早く行こうよ、トリちゃん!」
「な、な、何いきなり馴れ馴れしく呼んでんだ!雑魚マスター!」
「何のことか分かんないなー?何か変かな、トリちゃん?」
「(プルプル)やめろぉぉ!何なのいきなりよぉ!」
「シーちゃんやーっぱ昨日のこと覚えてないんですね~♪あんなに大胆なこと言ったのに~♪」
「えっ!私何か言ったのか!おい!何言ったんだよーー!」
「まあそれはおいおいでいいんじゃない、トリちゃん?」
「ヤーーーメーーーロぉぉぉーーーー!!」
~~昨夜の一幕
「...なんで?...なんでなんだよぉ...」
「なんで...あいつばっかり...私だって...」
「もっと仲良くなりたい...もっと...もっとぉ...うぅ...」
「え~っと、マスターさん?どうします、今の?」
「ちょっと待って、一回落ち付かせて?」
「はいはい。」
「徐福ちゃん...」
「?」
「バーヴァン・シーの可愛さが限界突破したんだけど、どうしよう?」
「ですよねー!ビックリした!今の寝言ですよね?ちょっと可愛すぎません?」
「急いで部屋戻ろう!バーヴァン・シーゆっくり寝かせて語り明かそう!」
「あの~マスターさん?あんなの聞いてバーヴァン・シーって呼ぶの可哀想じゃないですか?」
「そう?」
「シーちゃん仲良くなりたいって言ってるんですよ?もうちょっと可愛く呼んであげましょうよ~~!」
「じゃあ...トリちゃん?」
「それ採用で!明日いきなり呼んだらビックリしますよ!」
「よ~し!じゃあトリちゃん起こさない程度に急いで戻ろう!」