ぐだイリクロで◯◯しないと出られない部屋
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「またか…」
「またなんだよリツカお兄ちゃん…」
立香の呟きに、イリヤが意気消沈した様子で力なく微笑む。
…立香達の目の前には、またしても『例の部屋』がそびえ立っていた。ちなみに一週間ぶり二度目である。
「まあ、今回被害に会ったのはわたし達の部屋だし? リツカお兄ちゃんの部屋が異界化するよりはマシよ。…それより」
『そうですねー。…サファイアちゃん、なしてこんなことを?』
『…その…』
「…イリヤがたまに『あの姉にしてこの妹あり』と言っていたけど、その意味が良く分かったよサファイア」
『み、美遊様まで…!』
クロ、ルビー、美遊が包囲網を構築してサファイアを追い詰めている。正直かなり珍しい絵面だ。
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『……。…発端は、姉さんの『旦那様の部屋で研究するのは流石に気が緩んでたかな』という反省の言葉です。それがきっかけとなって、実験器具の移動などが始まったのですが…』
『…あ、もしかして聖杯触っちゃったとか?』
『…はい。あの特殊なシチュエーションを堪能したのが美遊様だけというのは不公平では、と。一瞬思ってしまったのです…』
申し訳なさそうに弁明するサファイア。…やはり聖杯は厳重管理するべきだな、と一同が思った。まあ、ルビーとしては『内心の願望に反応なんてされたら対処しようがないじゃないですか』という不満もあった訳だが…。
『でもどうします? また美遊さんに一肌脱いでもらうのも手ですが…』
「…わたしは、立香お兄ちゃんにイリヤとクロを加えた計三人を推薦する」
「「え、わたし達?」」
「サファイアの思考が反映されているのなら、わたしは弾かれる可能性が高い。サファイアは選考から外さないとお仕置きにならないし、ルビーも聖杯の管理体制に対するお仕置きをしないと駄目……となると、立香お兄ちゃん以外はイリヤとクロしかいない」
『またわたしがお仕置きされる枠なんですか!? いくらなんでも酷すぎます!』
日頃の胡散臭い笑顔はどこへやら、ガチの涙目になって抗議するルビー。流石にかわいそうだと思った立香はそれとなく助け舟を出した。
「まあ、今回は今度こそ不慮の事故だし。この後デートとかで埋め合わせはするよ」
『うぅ、ありがとうございます旦那様ぁ…!』
「よしよし。…さて、じゃあどうする? イリヤとクロ、どっちか片方とか、それとも両方か」
「…イリヤ、入っちゃいなさいよ」
「いや、クロこそ…」
「……。…三人で入ろっか。この譲り合い合戦、どっちが勝っても禍根が残る気がしてならないから」
「「え、良いの?」」
「もちろん。というか譲り合いが終わるの待ってたら日が暮れる!」
『では決まりですね。私は美遊様や姉さんと共に待機しております。…万が一などないと思いますが、お気をつけて』
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「ああ、行ってくるよ」
立香の許可をもらってから目に見えてそわそわし始めたイリヤとクロの手を引きながら、立香が『セックスしないと出られない部屋』に向かっていく。
美遊・ルビー・サファイアの三人は、その後ろ姿を静かに見守るのだった。
───
「「……」」
「やっぱりあったか。ここまで再現されてるとは…」
立香の視線の先には、前と同じような文言が書いてあった。
────────────────────────
セックスしないと出られない部屋
全ての攻撃に対する耐性を得る&弱体無効状態を付与(永続・強化解除無効・部屋に入った者二人以上でセックスすると解除)
ドレスコード
全ての攻撃に対する耐性を得る&弱体無効状態を付与(永続・強化解除無効・部屋に入った者全てが指定された服に着替えて10分以上過ごすと解除)
媚薬服用必須
全ての攻撃に対する耐性を得る&弱体無効状態を付与(永続・強化解除無効・部屋に入った者が媚薬を服用すると解除)
────────────────────────
「あ、でもドレスコードに書かれてる時間が10分になってる。30分は流石に長過ぎたからなー」
「さ、30分って……というか、元々はわたしの願望なんだよねこれ。わたしそんなにえっちなんだ…」
「何を今更公然の秘密でショック受けてるのよイリヤ。ほら、媚薬飲んで着替えましょ」
クロに促されるまま媚薬を服用し、着替える一同。数分後、そこには…。
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「水着、ね」
「水着だね」
「オレもかぁ。まあブリリアントサマーだから相性はそこそこ良いけど」
水着に着替えた三人がいた。
「…リツカお兄ちゃん、かっこいい…♥ やっぱりリツカお兄ちゃんは、わたし達の白馬の王子様なんだね…♥♥♥」
「あらあら、流石イリヤね。媚薬のせいもあるんでしょうけど、速攻でメロメロになっちゃって♪ …って、わたしもちょっとクラっと来ちゃってるんだけど。媚薬の効果強すぎでしょ…♥」
「オレもちょっと、自分を抑えられそうにない、かな…」
まだ脱いでもいない内から、早くも雌の顔を見せるイリヤとクロ。それを見た立香が表情にケダモノの色を乗せていく。
───欲しい。眼前にいる雌二匹のカラダと心、その全てが。
立香にその感情を抑えるつもりはない。前戯に10分かければ、とりあえずは大丈夫だろう。イリヤとクロの方へずかずかと歩き、胸中に渦巻く欲望のままレインコートとラッシュガードに手を突っ込んだ。
「ひゃ…♥」
「ちょ、いきなりがっつきすぎ…♥」
右手でイリヤの尻、左手でクロの尻を鷲掴みにし、向かい合うような形で二人を腕に収める。尻の方から手を伸ばし、中指ですじを撫で上げると…。
「あっ…♥」
「あンっ…♥」
…二人は面白いように嬌声を上げた。それはまるで、名工の仕上げた楽器のようだった。
「…ほんと、えっちになったなあ。恋人になる前はおませさんの範疇だったのに」
「んっ…♥ 誰のせいよ…♥」
「そうだよ♥ わたしもクロも、リツカお兄ちゃんが変えちゃったんだよ♥」
そう言いながら、二人が勃起したペニスに触れてくる。
…イリヤとクロを纏めて抱きしめながら無言で行った、「身も心もオレの女になれ」というケダモノの如き宣言。それはどうやら、二人の中のケダモノも同時に目覚めさせたようだ。
「ふふ、イケメンおちんちんこんなにおっきくして…♥ わたし達とそんなにセックスしたいんだ♥ ミユもクロもわたしが一番えっちだって言うけど、今のリツカお兄ちゃんに比べたらどうってことないと思うよ♥」
「…なら、どうして視線がオレの股間に釘付けなのかな?」
「ぁっ♥♥♥ イケメン勃起チンポまたおっきくなった♥ 大人気なさすぎでしょ…♥」
抗議とは思えぬ甘い声を出すクロ。煽ってその気にさせる魂胆が見え見えだ。なので立香はお望み通り、その生意気な唇を荒々しく奪ってやった。
「んぅッ…♥♥♥ ぢゅ…♥ ん♥♥」
「あー! ズルいズルい! わたしも!」
「ぷはっ…! 全く、イリヤはほんとにエッチだなぁ…!」
「んっ…♥ く…♥♥ じゅぷ…♥♥♥」
イリヤとクロの可愛らしく柔らかな唇を、思う様堪能する立香。舌を絡め、秘処への愛撫も合わせて手玉に取っていく。
やがて時間が経ち、ドレスコードの耐性が解除された段階で立香とクロが動いた。
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海パンを下ろし、イリヤ達を虜にした肉体を見せつける立香。ラッシュガードを脱ぎ捨て、扇情的な勝負水着を惜しげもなく晒すクロ。
そんな二人の行動を皮切りに、前戯はますます激しさを増した。
キスは手コキと手マンに変わり、イリヤとクロが腰砕けになった段階でフェラへと変わった。
「ん、ふっ…♥ ちゅ…♥♥」
「ぢゅるる…♥」
恋慕の情すら滲ませた顔で跪き、フェラを始める二人を見て、立香は思う。
───良い女だ。イリヤも、クロも……ここにはいないが美遊も。自分だったら、光源氏計画だなんだと言われようと絶対に手放さない。
───まあ、11歳を恋愛対象として見るのが現代常識から外れてるのは確かだ。その点から見れば、“お兄ちゃん”の方が人として遥かに立派だろう。
「ぐぽっ…♥ じゅぷっ♥ ぢゅるるるる♥♥」
「ぁ、ああー! クロったらまたズルした!」
…イリヤが玉袋を舐め始めた隙を狙い、クロが根本まで咥え込んだ。イリヤが講義の声を上げたが、クロはどこ吹く風だ。程なくして、射精が始まった。
「んぶっ♥ んっ…♥ んくっ…♥ ごく…♥ ごきゅ…♥ ごきゅっ…♥ ぷは、ぁ…♥♥ …いっぱい、出したわね…♥♥♥」
「あ、ぁあー…」
クロに独占された精液を想い、悲しげな声を漏らすイリヤ。立香はそれを見て「犯したい」とだけ思った。
イリヤの頭を掴み、何か言おうとした可愛らしい口にペニスをねじ込む。そのまま暴力的なピストンでイリヤの口内を蹂躙し、容赦なく欲望を開放した。
「んごっ…♥♥♥ ぉ゛ぉ゛お゛…♥♥♥」
飲みきれなかった精液が口からこぼれ落ち、透明なレインコートを穢していく。
───なんていやらしい雌だ。さっきのキスおねだりといい今回といい…。…ならお望み通り犯し尽くして、身も心も塗り潰して支配してやる…!
平素の優しさを媚薬によって振り切った立香がイリヤを押し倒し、自身の女とするべく覆い被さる。
羨ましそうに見つめるクロを尻目に、この部屋の存在意義に関わること……本番セックスが始まった。
───
───三人の入室から一時間後…。
「…まだかな?」
『美遊様、3Pですのでそれなりにはかかるかと…』
───
「イリヤ、どう!? オレのチンコどう!?」
「い、イイッ♥ リツカお兄ちゃんのチンポイイッ♥♥ そこっ♥ そこきもちぃよぉっ♥♥♥」
イリヤが、俗に言う種付けプレスで立香に犯されている。立香の背中にはクロが抱きつき、立香の純愛レイプを全力で幇助していた。
「ふふ、イリヤとのラブラブ生セックスめちゃくちゃ気持ち良いでしょ? 当然、鈴口と子宮口でぶちゅ〜♥ ってキスして、ビュッ♥ ビュッ♥ って純愛ザーメン出しまくるのよね? リツカお兄ちゃんの赤ちゃん産ませてくれないなんて、わたしもイリヤも絶対嫌よ? 勿論、ミユもね…♥」
背中にぴったり張り付き、ささやきと乳首への愛撫を織り交ぜながら、自身の体重で立香のペニスがより深くイリヤに突き刺さるようアシストするクロ。それは立香に抱かれ尽くし、その癖を熟知したクロだからこそ出来る“妻”の技だ。
一方のイリヤも負けてはいない。背中のクロを跳ね飛ばさんばかりの激しさを伴い始めた立香のピストンを、開発され尽くした幼い膣でしっかりと受け止めている。その貪欲さは、クロとは別の意味で“妻”に相応しいと言える。
「ぁああッ♥ リツカお兄ちゃんっ♥ すきぃぃッ♥♥♥」
「はぁっ、はぁっ…! …イリヤ、ナカに…! イリヤのナカに出すぞ! イリヤッ!! 好きだッ!!!」
「あぁぁあああッ♥♥♥♥♥」
立香がずどんっ! と一際腰を強く打ちつけ、射精の引き金を引いた。
精液が尿道を駆け抜け、鈴口から飛び出す。それをだいしゅきホールドで一滴残らず搾り取ったイリヤは、立香の鈴口と交わす子宮口でのキスにこれ以上ない程歓喜していた。
「はぁっ…♥ おにいちゃんの、ザーメン……びゅっ、びゅって……なかに…♥♥♥」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…! …っ…ふぅ…」
イリヤの膣内からぬぽんっ♥ とペニスが引き抜かれる。垂れてきた精液と愛液の混合液が太腿を伝い、シーツを穢していく。
「イリヤ…」
「お兄ちゃん…」
名残惜しそうに手を伸ばすイリヤにつられ、立香もイリヤに手を伸ばした。互いの心音が聞こえる程にきつく、強く抱きしめ合い、体温と体臭を相手に刷り込んでいく。
「…ごめん、まだ足りない」
「…お兄ちゃんもなんだ。…ふふ…。…わたしも、もっと欲しくて……おまんこ疼いて仕方ないの」
「ちょっと。わたしもいるんだからね? 次はわたし!」
立香の背中を降りたクロからブーイングが飛ぶ。それを受けた立香は、苦笑しながらクロを押し倒した。
「ごめんごめん。…じゃあ、待たせた分たっぷり可愛がってあげるから、ねッ!」
「ぁああッ♥♥♥♥♥ 深いの来たぁッ♥♥♥」
クロのびしょ濡れまんこを、立香のペニスが無遠慮に貫く。
…熱に浮かされた三人の瞳から、正気の光は消えていた。当然ながら、この部屋に入った目的もすっかり頭から吹き飛んでいる。
───彼女達と/彼と、もっとセックスしたい。
───産ませたい/産みたい。
三つの影がひとつに重なる。そこには、ただひたすら最愛の人のカラダを求めて貪るケダモノの姿があった。
───
───三時間後…。
「…ま、まだかな…? 一応部屋は元に戻ったみたいだけど…」
『おやおや、美遊さんらしからぬ気の短さですねえ』
───
「生セックス気持ち良いっ…♥ お兄ちゃん、お兄ちゃん♥ お兄ちゃあんっ♥♥♥」
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
立香と対面座位で向き合うクロが、いやらしく腰をくねらせる。
(わたし、今日もリツカお兄ちゃんに開発されてる…♥ 自分以外の男に媚びるなっていう横暴ピストン…♥ ───カッコいい…♥♥♥)
激しいイチャラブセックスにより脳が茹だった今のクロは、最早イリヤの同類だ。「かっこいいお兄さん」にして「最愛のお兄ちゃん」である立香の一挙手一投足は、二人にとって至宝にも等しい。
…クロは、立香に色々なことを教えてもらった。
男とするファーストキスの味。
セックスの気持ち良さ。
立香だけの聖杯として所有してもらう歓び。
“クロ”としての自分を愛してもらう幸せ。
“イリヤ”としての自分を愛してもらう幸せ。
…そして、“最愛の運命”と愛を育む幸福。
全て全て、元の世界では手に入らなかったものだ。
“クロ”としての自分と、“イリヤ”としての自分。そのふたつを同時に受け入れてくれる居場所……そんなものは、立香の腕の中にしかない。
「クロ、イくぞッ…!!」
「ぁぁっ♥ わたしも、イッ…♥ ぅあ、ぁ゛ぁああッ♥♥♥♥♥ …っ…もう、暴れん坊なんだからぁ…♥ そんなにがっつかなくても、わたし達リツカお兄ちゃんの赤ちゃん産む気満々だから、ね…♥♥♥」
まるで咆哮するかのような立香の射精を受け止め、聖母のような微笑みを浮かべるクロ。立香を全身で抱きしめるその姿は、弟を見守る姉のようでもあり、兄に甘える妹のようでもあった。
だが、その神々しさはすぐに消え失せることとなる。
「ふぁっ!?」
立香が、クロを押し倒したのだ。立香は先程のイリヤと同様、種付けプレスでクロを犯し尽くそうとしていた。
「んお゛っ♥♥♥ 奥当たってるっ♥ そんなイケメンピストンされたらすぐイくッ♥ イっちゃうからぁぁぁっ♥♥♥ ぁあああぁあいぐぃぐイグっ♥♥♥ イケメン射精でイグぅぅぅう♥♥♥」
「…クロ…! オレので孕め…!!」
「〜〜〜♥♥♥♥♥♥♥」
───
───七時間後…。
「…長い…!」
『中には食料がありますし、一日二日出なくても問題はないのですが…』
『にしても長すぎますね。サファイアちゃん、前の部屋にどの程度似せたんです?』
『……。…その、極力…』
『「あっ…(察し)」』
───
あれから七時間以上が経過した。…当然と言うべきか、部屋は清掃必須の惨状を晒していた。
充満する淫臭は、立香達三人によってもたらされたものだ。部屋中に撒き散らされたザーメンとラブジュースの混合液は、三人がケダモノと化してまぐわったことを雄弁に語っている。
疲労を見せながらも余力を残す立香以外の二人の状態は、それはもう酷いものだった。
全身……それこそ首筋や太腿などにもつけられたキスマーク。
立香の精液、そして二人の愛液や潮に塗れた水着。
左手薬指につけられた、指輪のような噛み跡(立香としては、二人に贈った婚約指輪では足りなかったようだ)。
立香の射精を幾度も受け止め、立香の遺伝子で卵子が溺れる程に満たされた子宮。
そして何より……立香への愛情に占拠され、それ以外をすっかり『どうでも良いもの』としてほっぽらかしてしまった脳みそ。
その何もかもが、元の世界の自分達には見せられない痴態だった。
「はぁッ…! はぁッ…!! イリヤ、イリヤ……!!!」
「お゛ぉ゛ぉ゛っ♥♥♥ すぎっ♥ ぞれずぎぃ゛ぃ゛ッッ♥♥♥ お゛にいぢゃんそれ゛もっどじでぇぇッッ♥♥♥」
枕にしがみつくうつ伏せのイリヤに、立香がのしかかって犯している。お互い、何度イったか分からない程にイっていた。
隣では、潰れたカエルのように成り果てたクロが仰向けで倒れている。つい十数分前まで、だいしゅきホールドをかましながら「わたしの全部、リツカお兄ちゃんにあげるっ♥ カラダもココロも♥ 聖杯も卵子も子宮も赤ちゃんも命も未来も愛もぜんぶあげるぅッ♥♥♥ りつかおにいちゃんだいすきぃ゛ぃぃ゛ッッッ♥♥♥♥♥♥♥」と叫んでいたのが嘘のようだ。
「イリヤッ! 孕め! オレので、孕めぇ…ッッ!!」
「ぅぁ゛ぁぁあぁぁ…♥♥♥♥♥♥♥」
立香のペニスが脈動し、イリヤのナカに自身の遺伝子を吐き出す。クロ相手にも散々やったガチ交尾は、二人の子宮を立香専用にすっかり作り変えていた。
萎えることのないペニスから精が放たれ、それを受け止めたイリヤのナカが歓喜に打ち震える。その様をあまりにも愛おしく思った立香は、思わずうつ伏せの彼女を抱きしめていた。
喘ぐイリヤの尻に腰を擦り付け、自身の精液をイリヤの子宮に刷り込んでいく。
「…イリヤ……く、ぅっ…」
「…ぁ、れ…? わたし、気絶しちゃってた…?」
「…っ…」
クロが起きた。…愚かにも、起きてしまった。
「んぉ゛ッ♥♥♥」
興奮冷めやらぬ立香が、今度はクロに覆い被さる。ケダモノの前で不用意な行動をしてはいけないのだ。
立香のペニスをすんなり受け入れたクロの膣が、侵略者に甘く貪欲な締め付けを返す。それが立香を魅了し、ピストン運動をより激しくさせた。
そんな立香とクロの痴態にあてられたイリヤが、立香に背中から抱きついて首筋にキスを落とす。
───淫らな宴は、まだまだ終わりそうにない。
───
───その後、痺れを切らして部屋に突入した美遊達が見たのは……仰向けの立香に寄り添いながら、荒い息をついて放心しているイリヤとクロの淫ら極まりない姿だったという。
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「…4Pしてる時ってわたしもイリヤ達の側に入ってるんだよね」
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『…6Pの時は私と姉さんも入ることに…』
『そんなこと言っている場合ですか!? さっさと事後処理しないと、えっちな匂いにあてられてわたし達も……ぁ…♥』
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