えっちなて〜ゆみおはようのぎしき

えっちなて〜ゆみおはようのぎしき


↑ドスケベ赤面コラあまりにもありがたい



起承転結もクソもありません

濡れ場が苦手なのでそんなに長くないしそんなにえっちじゃないと思う

アーチャーがえっちなお姉さんみたいな感じ

♡がたくさんある

ちょっとだけ臭いに関する表現とかある

アホエロに片足突っ込んでる


11/16 後半に短いおまけ本番パート入れました

濁点♡喘ぎ、おねショタのショタが反撃するやつ注意です

2/23 今後pixivにこれと同じやつがアップされるかもしれませんがそれは私なのでご安心ください










「​───邪魔するぞ、明儼」


日が起きては顔を覗かせる卯の時。

赤坂・唐人屋敷の主​───鄭成功の寝間。

彼のサーヴァントであるアーチャー​​​──眠るのに最適な、軽装の姿​──は主を起こさぬようにと、宛らアサシンが如き忍び足で依然として寝台で眠る彼の腰元へと移動する。

鄭成功の朝は普段であればとある女性がこの一刻ほど後に起こしに来ることから始まるのだが、今日はアーチャーの途轍もなく突拍子のない、そしてあまりにも衝撃的な気まぐれにて一刻早く事態は開始するのであった。


「うん。よく眠れているようで何よりだ」


寝息を立てつつ深い眠りを享受する主を慈愛すら感じさせる瞳で見つめながら、アーチャーは微笑む。

​───鄭成功の過去を思えば、睡眠すら満足に摂れていなくともおかしくはない。

しかしアーチャーのそんな思慮とは裏腹に、鄭は案外静かな夜を謳歌していた。

暑く寝苦しかったのだろうか、鄭は掛け布団を放り出したまま下着のみの状態で眠っている。


「昨日もまあ、お前はお前の役儀に追われていたな。赤坂、唐人屋敷の主。紀伊の南龍公に与えられたこの塒で、盈月の儀なる些か突飛な願望器の奪い合いにお前なりの策謀を巡らせ……更には赤坂の民の為、怪異の退治に動き……」


そう、つまり、疲れているんだ、マスターは。

アーチャーは己に言い聞かせるように独り言を呟きながら鄭の寝台の上に乗り、彼の身体のある一点に視線を注いだ。


​───疲れ魔羅。

それは肉体及び精神が疲労困憊となっている状態で、男性の身体に発生する現象。

性欲の有無は関係無しに、股間が隆起する。

鄭もまた例外ではなく、彼の股座には立派な大岳が聳え立っていた。


「全く、こんなに大きな……本当に世話の焼ける主だよ……♡」


ごくり、と唾を飲み込みつつアーチャーは鄭の股座に顔を近づけて、下着をそのままずり下ろす。

ボロン!と大きな音を立てて現れたのではないかと錯覚するほどの疲れ魔羅が、アーチャーの頬をぺちんと叩いた。


「ッ……♡」


アーチャーは美男子である。赤坂の民には竹笛の君などと呼ばれ、その美しいかんばせで男女問わず人々を魅了している。

そんな顔の横に並び立つ、“ぐろてすく”と形容されし赤黒い傑物。

しかしアーチャーは全く怯える節もなく、寧ろ感嘆の息すら漏らしながらその傑物に手を添えた。


「流石だな明儼、このような業物をその股座に隠そうとは……こんなモノ、女人が見れば大層驚き怯え腰を抜かしてしまうだろうに……♡」


私は違う、と言わんばかりに愛おしげに魔羅へ頬ずりをしてみせるアーチャー。


「さて。大きく育ったお前の子を、少し宥めてやるとしようか♡」


そしてアーチャーは鄭の魔羅に一つの接吻を落とし、口をがぱりと大きく開いてその魔羅を一気に呑み込んだ。







「んむ、んっ、んっ、んっ……♡」


うっとりとした目で頭を何度も上下させる。ぐぽ、ぐぽ、と水音をいやらしく鳴らしては、アーチャーはじゅる、と先走りを啜った。


「はッ、治まるどころか大きいまま……♡こんな徒ら者、私ぐらいにしか討滅出来ないのではないか?」


時たま裏筋を舐めてみたり、ちゅ、ちゅ、と亀頭へ接吻を繰り返したり。どこで習ってきたと言わんばかりの奉仕を、アーチャーは完璧にこなしている。

びくびくと震える主の屹立を、まるで幼子をあやすかのように扱う。


「ふふ、よく洗っていても拭い切れない雄の臭いがする……」


良き香りだとは到底云えないソレに鼻を当て、すぅ、はぁ、と肺いっぱいに空気を取り込んだ。

男性器特有の饐えた臭いですら、今のアーチャーにとっては興奮材料にしかならない。


「ん、でも、少し足りないな……♡」


するとアーチャーは己の下着をも下ろして、己の雄の象徴ではなくその後ろの雌の部分に指を這わせた。


「ッあ、そう……これ……♡」


くち、くち、と菊の中へと指を挿しこみ自慰を行うアーチャー。勿論鄭への奉仕も忘れず、喉を犯される酩酊感と雌を刺激する快感が綯い交ぜになってアーチャーを襲う。

禁欲的とも評価されよう普段の彼の様子とは全く異なる、あまりにも淫奔な姿。

美女と見紛う容貌でソレを行う様は、この世の誰にとっても目の毒だった。それは、




「​───あ、アーチャー……ッ!?」


奉仕の対象である主​───鄭であろうと、例外ではない。


「ん……起きたか、マスター。おはよう」


「いや、おはようではなくてだな……!」


鄭は下腹部に酷い違和感を覚え、ようやく微睡みから覚醒した。

頼れる相棒にしてこれ以上ない友人が、自身の魔羅に口で奉仕している。理解出来るはずもない。


「何をしているんだアーチャー、本当に……ッ、どうした……何があった……!?」


「何が?……お前のコレがあまりにも苦しいと私に叫ぶものだから、少し宥めているだけだ」


「性器が叫ぶものか!……あ、ぐぅ……っ」


鄭がいくら糾そうとしても、アーチャーは鄭の魔羅を舌や指で刺激し、それを邪魔してくる。

かの三国志に語られる美周郎とも呼ばれよう人物が、今はただ只管に己の雄を慰めにかかっている。

鄭成功の肉体も精神も、流石に限界だった。


「出る……!出てしまうから、アーチャー、頼む、離れてくれ……っ」


鄭は半ば無理やりアーチャーを引き剥がすようにして抵抗するが、アーチャーはそれを聞くとより動きを激しくさせ、鄭の絶頂を促してきた。


「む……ん、ん……♡」


口の中に出せ、と言わんばかりの首肯。

もう駄目だ、と鄭が思ったのも束の間、鄭の屹立から濃厚な子種がどくどくと吐き出された。


「ッあ……アーチャー……」


出してしまった。冷や汗をかく鄭のことなど意に関せずという風に、アーチャーはうっとりとした表情のまま己の咥内に出された種をぐちゃぐちゃと音を立てて味わってから呑み込んだ。


「ん……かなり粘ついて、濃かったな。こんなモノを溜め込んでいたのか?それはさぞかし難儀だったろう……♡」


魔性を見た。そんな気分になる微笑みだった。


「それで、マスター」


「……!待てアーチャー、それは……っ」


射精して未だ治まらぬ鄭の魔羅を見て、アーチャーはもう一度くすりと笑う。


「お前だけ満足して、私には絶頂を迎えさせない。それはあまりにも不平等じゃないか?」


先程から一心不乱に弄っていた雌の秘部を主に見せつけるようにして誘う姿は、昼の彼とはあまりにも違う、単なる妖婦であった。


「だから……ほら、まだ半刻以上あるだろう?……駄目か?♡」


「……はあ。本当にお前は……」


アーチャーの懇願するような仕草に鄭は溜め息を吐いて、今回だけだぞ、とらしくもなく負けを認めた。







 「〜〜ッッあぅ♡明儼っ♡明儼っ♡」


鄭の上で一心不乱に腰を動かすアーチャー。

ぐりゅ、と鄭の亀頭を己のイイところに当て擦っては、軽微な雌の絶頂を幾度となく迎えていた。


「ふふ……♡気持ちいいか、明儼もっ♡」


「ああ……!最高、だな」


「そうか♡なら、良かった……♡」


慈母のような笑みが、今は淫婦のそれにしか見えない。

アーチャーの昼とは全く違う姿に初めは鄭も面食らうが、次第に情欲を貪る友の淫靡な姿に己の魔羅も反応を強くさせ始める。


「…………」


「……?明儼、どうした……?♡」


そして自身の上で腰を振るアーチャーの腰をわし、と掴んで、一気に魔羅の残りをアーチャーの胎にズチュン!と大きな音を出し半ば無理矢理挿し込んだ。


「​───……え?♡♡」


アーチャーの思考は一瞬追いつかなかったが、彼の賢しい脳髄は次第に現状を理解し始める。

彼の一番奥が、貫かれたのだ。

雌の秘部のその奥の奥。結腸と呼ばれる場所に鄭の屹立はさも簡単に届き、入ってはいけない部分に攻め入った。

一気に、アーチャーの顔が紅に染まった。


「明儼、だめだそれは、いけな、ァあッ♡♡」


「っはは、何がいけないんだ?アーチャーも酷く心地好さそうだがっ!」


アーチャーの静止など意に介せず、鄭は容赦のない腰遣いでアーチャーの最奥を抉り続ける。

目の前でちかちかと火花が散る感覚。頭上で星が回る感覚。アーチャーの快楽中枢が異常をきたす。


「お゙ッ♡♡イぐ♡♡〜〜ッ……も、イぐゥッッ!!♡♡」


アーチャーは白目を剥きかけるほどの快楽をその身に力強く浴びせられ、身体を痙攣させながら仰け反り、今までに感じたことのない激しい雌の絶頂を迎えた。


「……っく!」


同時に鄭もアーチャーの胎に遺伝子の強い子種を吐き出す。

所謂中出しの感触にもアーチャーは快楽を覚え、また一度軽い絶頂を浴びた。

アーチャーは息も切れ切れになり、既に限界だと言わんばかりにへたりと鄭の上に倒れ込む。


「あ゙、あ……お゙……♡明儼、も……」


もう、だめだ。そう言いたいのに。


「俺はまだ満足していないぞ、アーチャー」


鄭の口から発せられた死刑宣告。


「……な、」


アーチャーが口を開く前に、鄭はアーチャーの身体を寝台へと押し倒した。


「知っていたか?本日は皆に休暇を摂らせているんだ。だから玉蓮がここに来ることはないんだよ」


アーチャーは鄭の下で軽く身じろぎをするが、力の入らない身体ではマスターを押し返すことすら出来ない。


「明儼、そんな​───」


「アーチャー。お前の胎を俺の子種が満たすまで、情交は終わらないぞ」


ギラギラとした雄の瞳。目の前の雌を妊娠させるつもりだと宣う、生殖本能の顕われ。

鄭明儼の性欲に支配されきった様子に、アーチャーは​───


「…………あ、……♡」


この雄に、孕まされる。

そんな期待を滲ませた表情で、淫らに微笑んだ。


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