えちパート

えちパート

伏黒×宿儺、伏黒×虎杖


伏黒は意識を失っている。

宿儺「……まぁ、いいか」

そう呟いて、宿儺は制服を上下とも脱ぎ捨てた。ついでパンツも下ろし、その秘孔を自らの指で暴いていく。

宿儺「ん、は……♡ ……うるさいぞ小娘、あまりさわぐな」

広い渋谷街に響く甘い水音が、だんだん質量を増していく。受け入れられた指の数がひとつ、ふたつみつと増えるのに、そう時間はかからなかった。

宿儺「は、いまさら純情ぶるな。伏黒恵は寝ている。オマエが毎夜のごとく耽っている一人遊びとそう変わらんだろう」

伏黒のベルトに、宿儺は濡れた手を伸ばした。飽和している頭の中のどこかで、カチャカチャという音が妙にはっきりと響いた。

現れた魔羅は、扱けばゆるゆるとたちあがった。

伏黒「んっ……んん……」

宿儺「は♡ そう急くな♡ いま挿れてやる♡♡」

——ドチュンッ♡♡

宿儺「んお"っ♡♡♡」

一気にナカを割った快楽は脳天にまで唐突し、思考を奪った。脳裏に響く懸命な声も、だんだんと輪郭がぼやけていく。

宿儺「ぁ? あぁ、そうらな♡ こっちもさわってほしいな♡♡」

伏黒の手に自分のを覆いかぶせ、それをパーカーの下にあるブラのそのさらに下に潜り込ませた。柔らかなそれの頂点を、伏黒の手が撫でまわす。

宿儺「あっ♡ いい♡ 悦いぞぉ"♡♡ お"っ♡」

揺れる体に汗が伝うのも構わず、宿儺は一心不乱に腰を振った。無抵抗なものを一方的に貪り散らかした。

後ろにかき上げていた前髪も下ろされ、ペタリと額に張り付いている。

頭は完全に快楽で塗り潰されて、そこで響く声など一時は忘れていた。だが宿儺にある予感がよぎる。

宿儺「……そろそろだ、な」

魔羅の先っぽすれすれを収めるよう腰を限界まで上げた。

その瞬間、意識は変わり、

伏黒「ん"っ……」

——ドチュンッ♡

虎杖「あ"ぁっ♡♡」

——ドピュルルルッ♡♡♡

虎杖「ぅあ"♡ 射精てる♡ ナマ♡♡ あつ♡ こども孕んじゃう♡♡」

再び脳天へ直撃した快楽に、思考回路が壊された。腹の中からじんわりとしたあたたかみが広がる。伏黒の吐き出した熱。伏黒の熱。

虎杖「あ♡ も、いーよな♡ すくなのこと抱いたんだから♡ おれも変わんないよな♡」

伏黒の唇に、自身のを重ねた。閉じられたそこを舌で割ってはいっていく。

伏黒のそれに絡んで、唾液をのみ込んで、のませた。くちゅくちゅと官能的な音が頭に直に響いた。

やがて満足した虎杖は唇をはなして、その間をつなぐ銀の糸ににんまりと笑った。それから伏黒のくちからだらしなく垂れている唾液を舐めとった。

虎杖「はい♡ これ誓いのちゅう♡ これで俺は伏黒の彼女♡♡」

もう何も構うことはないと言わんばかりに、虎杖は腰を振り始めた。

虎杖「はっ♡ あ"ぁ♡♡ きもぢぃ♡ あたまばかんなりゅ♡♡ ふしぐろ♡ ふしぐろ♡♡」

欲のまま体を動かした。腰を振って、伏黒にキスをして、たわわに実るそれを触らせて、キスをして。

伏黒「は、ん……」

虎杖「ふしぐりょ?♡♡ おきろふしぐろ♡♡ ねぼすけ♡ おきろ♡♡」

たまに漏れる伏黒の吐息が虎杖を震わせる。期待させておいて閉じられたままの瞼がうらめしい。

伏黒「いたどり」

——ゾクゾクゾクッ♡

背中から快楽が駆け上がるのを感じた。全身がビクビクと震えて止まらない。

思わず伏黒に抱きついて、その衝撃にふるふると耐え凌いだ。それ以上はもう、なにもできなかった。

虎杖「あ"〜〜〜♡ はぁ♡ あ〜♡」

頭が真っ白に染まっていく。眼前でチカチカと星がなんどもいくつも瞬いた。全身を駆け巡る稲妻。そして。

虎杖「……」サァー……

熱は急激に冷めていった。

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