いよの楽観的ハッピールート

いよの楽観的ハッピールート

いよの人


結論から言いますが、いよはどこかの段階で夏油にゲットされて保持されとくのが多分一番幸せだと思います

…というのも、いよは準一級呪霊なので簡単に夏油の呪霊操術の対象になるんですよね

そして夏油のことなので、僅かな違和感でも覚えれば捕まえた『いよ』について調査を行い『本田 伊代』…未だに遺体の見つからぬ「術師の才あった哀れな少女」まで辿り着くと思います


そこまで来れば多分夏油はバグります

ミミナナを見てああなった男ですからね

『術師の残骸の可能性があり、殆ど見た目そのままの少女と変わらない』人格のいよを夏油は他の呪霊ほど粗雑には扱わないことが想定できます

いよは学校内にさえ出さなければほぼ無力ですから、ゲットされた時期によってはミミナナの遊び相手にすらなれるかも知れません

もしそうなれば、いよ待望の『何度でも遊んでくれるお友達』のゲットです

そうでなくとも夏油に保持されたまま百鬼夜行までは生き永らえることができます

これはいよにしては十分幸せな展開です

基本的には『いつ来るかもわからない、たった一度しか遊んでくれないお友達』を待ち続けるか、術師に見つかって祓われるかの二択という寂しい呪霊生ですからね

いなくならない遊び相手を得る、或いは夏油に仕舞い込まれ、時たま夏油が気まぐれで構ってくれるのを待つことは寂しがりで時間感覚の曖昧ないよにはそれほど悪くないルートであると言えます


ここからは夏油死後の更に楽観を重ねたルートとなります

何せ、いよが百鬼夜行から先を生き延びるには相当な運が絡みますので

まずはうずまきに混ぜられないこと、百鬼夜行で祓われないこと、そして渋谷までの10ヶ月の間に祓われないこと

この間に数多のいよが散ります

いよにしてみればバッドエンド分岐だらけの期間です


しかし物凄く運が良ければ生き残る、或いは羂索に取り込まれて1000万呪霊放出時に適当に放たれることができます

更にうまくいけば死滅回游まで生き延びることも、可能…かもしれませんね

宝くじ当たるくらいの確率にはなるでしょうけど



最後に、いよという呪霊の前提になりますが、いよは学校に放たれてる限り、人を『お友達』にすることをやめることはできません

それは『人間社会に害を為し続ける』ということであり、故にいよは初めから術師によって祓われるしかない存在でした

しかし、呪霊をコントロールできる呪霊操術の持ち主であり、呪詛師である夏油ならそんな理屈は一切関係ありません

故に『呪詛師夏油の呪霊操術の支配下に置かれること』で、そこそこ楽しく余生を送ることができるかも知れない そんな楽観ハッピールートでした


ここまでこのクソガバチャート駄文を読んでくださった方には心より感謝を申し上げます

そして少しでも『いよ』という呪霊を楽しんでいただけていましたら幸いです



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