ある夏のビーチ

ある夏のビーチ



8月某日、とあるビーチにて大きく腹を膨らませた女性が一人。

体には落書き、愛する男の子種入りのコンドームを装飾品とばかりに見せつけている。

俗に言うお迎え棒。子供達の入ったボテ腹を突き上げ、破水を促す。最低で最高に興奮する行為。

───数時間後、そこには子を産み散らかした後の女がいた。

もう産み慣れてほぐれた膣は産道としての役割を十二分に果たし、子宮奥から続く4本の臍帯をだらしなく垂らしている。

それぞれの先には生まれたばかりの赤子がおり、皆大きな声で泣いている。

しかし、当の母親は出産の快楽に浸り、子供を抱き上げるそぶりもない。

なんとも性に堕落した女である。


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