あかねの自殺を止めたアクアの下に駆けつけた神木家

あかねの自殺を止めたアクアの下に駆けつけた神木家


ヒカル「しかし、SNSの匿名性利用した誹謗中傷は許せないね。彼女の事務所も何故動かないのかな」

壱護「度が過ぎてるが、放っておけば沈静化する、という判断だろ。実際ずっと粘着するようなのは僅かだし、最悪それだけは通報して対処すれば良い、という判断だろうな…ウチなら早く動くが、まだ甘く見てる事務所は腐るほどあるからな」

アイ「私達荒れたよねぇ

結婚発表した時とかさ。そこそこ大変だからSNSのアカウントを互いに非公開にしたりして、しばらく放置してたね」

ヒカル「アクア達のこと明かした時も荒れたよねぇ…まぁ、僕たちは成人してからだったけど彼女はまだ子ども。開示請求に踏み込んでも良いラインだとは思いますよ」

壱護「他人様のところだからどうしてもなぁ…」

ミヤコ「壱護!!」

壱護「うぉ!?ミヤコどうした⁈」

ミヤコ「け、警察から!!アクアがお世話になったって!!」

ヒカル&アイ「「ええーー!!!?」」

壱護「何かの間違いだろ!?あいつはそんな人様に迷惑かける奴じゃねぇ、警察に文句言いに行ってやる!行くぞ、バカ夫婦!」

ヒカル&アイ「「はい(うん)!!」」

ミヤコ「あ!ちょっと!!…もう!最後まで聞きなさいよ…」

ーーーーー

警察署

アクア「割としっかり警察の人達に怒られたな…」

大輝「まあ、危ないのは確かだからな。おまえから連絡来たから内容見て腰抜かしそうになったわ」

アクア「ごめん、兄さん。だけどあれは俺が命かけるべき事態だったから謝る必要は無いと思っているよ」

大輝「いや、むしろ俺は褒めてやりたいぐらいだよ…ありがとうな。劇団の仲間助けてくれてよ

気にはかけていたし、声もかけていたがこちらではダメだったからさ

仲間が減らずに済んだ。重ねて礼を言う。

ありがとう」

アクア「…少し照れる」

大輝「ははっ、そういやおまえ、あの番組でキャラ作り過ぎだろ。色々引いたわ」

アクア「いや、あれは…」

アイ&ヒカル「「アクア!!」 」

アクア「あ、身元引き受け人で呼んだの忘れてた」

大輝「俺じゃなかったのか⁈」

アクア「兄さんにはただ連絡しただけ…ごめん、言い忘れてた」

壱護「ミヤコから詳し目に聞いたぞ…たく、危ないことしやがって…社長としてはおまえを叱らなくちゃならんがそこは両親にしてもらえ。ジジイ代わりとしては一言だけ、よく助けたな。偉いぞ」

ヒカル「だけど、そうしないと助けられなかったとはいえ、危な過ぎるよアクア。

…まあ、良くぞ助け抜いたね」

アイ「大丈夫?本当に怪我、無い?私、心配で心配で…」

アクア「ごめん…俺は、大丈夫。問題は黒川の方。兄さん、父さん、母さん、社長。

相談したいことと、先に謝りたいことがあるんだ…黒川を助けるために考えてること。かなり迷惑かかるかもしれない。」

ヒカル「アクア」

アイ「私達からは一言だけよ」

ヒカル&アイ「「思う存分やりなさい」」

大輝「…必要なら劇団に声かける。仲間のことだしな」

壱護「あー…ケツぐらい拭いてやるし、フォローもしてやる。社長だし、おまえのジジイになるしな。任せろ」

アクア「…本当にありがとう。」

原作通り仲間達とあかねのイメージ回復動画作るに当たって、兄が劇団の協力を取り付け、有事の際に必要な根回し等を社長の壱護が行った模様

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