マンハッタンカフェ設定集

マンハッタンカフェ設定集

モリカフェの人

マンハッタンカフェというウマ娘


下を見なくてもわかる大まかな解説

・マンハッタンカフェは敵キャラクターである

・大海賊時代の混乱の中で、凪の帯を越えて逃げようとした船に乗って西の海に来た

・カフェが海軍に入ったのは、タキオンが窮地に陥ったとき助けるため

・できるだけ海賊を生け捕りにしようとしている

・ホグバックとはシンドリーを死なせた原因同士ということで手助けしているが、

それをホグバックは知らない



【コンセプト】

ワンピースの敵として決めたコンセプトが一つ。

"麦わらの一味に救われない、救う必要もない"

ブリュレやセニョール・ピンクのように、辛い過去があるが既に乗り越えて歩き出していることを決定。


さらに、ワンピース要素を出すために

・学生時代から時間が経って成長した姿を描く。

・ユキノやロブロイなど、タキオン以外のウマ娘とトレーナーを減らす

・ワンピース世界で大海賊時代を生き抜いた経験を増やす

というキャラ造形にした。

結果としてやたらタフなウマ娘となってしまいました。


※いつもはコンセプトの決定をやりませんが、長編なので指針が必要でした。


【経歴】


トレセン学園では見えないものを見える変わり者と言われていた。

あるいは、そこに見えないものがあると言い出す変人とも。


クラシック期(26年前)

ルームメイトであるアグネスタキオンと弥生賞、皐月賞で戦い敗北。

タキオンが不参加のダービーでも敗北した。

その後、タキオンがコーチとしてカフェに協力を申し出る。(プランB)

結果、秋からは菊花賞、有馬記念を連覇することになる。


シニア期(25年前)

天皇賞春を前に、タキオンはトレセン諸島を去る。(MADSに参加した、または海軍に加わったため)

タキオンが居ない状態だったが、天皇賞春を制覇。長距離G1の三連覇はシンボリルドルフ以来の快挙だった。

かつてトレセン諸島に君臨し、当時海賊となっていたシンボリルドルフから、新たなるウマ娘を導く存在"リーディングウマ娘"として直々に称えられる。


この後、次のレースに向けてトレーニング中に、事故でつま先を負傷する。

走れない身体になったが、タキオンのように後輩の指導を行い始める。

だが、有馬記念が近づくにつれ、復帰を期待する周りの声に耐えられなくなり、シニア期の途中でトレセン諸島を去る。


放浪期(25年前から13年前)

渡りついた島や船で働き生きる日々。

過去をたどられることも、トレセン諸島に今の姿を知られることも嫌ったため名を隠していた。

名乗らない女ということで、船に乗った日と合わせて"サンデーサイレンス"と呼ばれた。

放浪3年目に海賊王の処刑が行われ、大海賊時代が幕を開ける。

海賊が幅を利かせる海で、かろうじて生きていたカフェだが、ある時乗っていた船が海賊団同士の抗争に巻き込まれる。

最終的には逃げ込んだ船が一か八かで凪の帯に突入。

西の海までなんとかたどり着いたところで船が限界を迎え転覆。

"サンデーサイレンス"以外全員が亡くなる。

船の残骸にしがみつき流れ着いた島で、哀れに思った酒場の店主に雇われ働き始める。


※サンデーサイレンスを演じていたという史実要素、アグネスタキオンがカフェを救えなかったこと、グランドラインから西の海へ移動していることの回収


劇団期(13年前から10年前)

働いていた酒場でシンドリーと出会い、劇団で働き始める。

(世捨て人めいた生き方を決めていたのに、再び表舞台へ戻ってしまった経験を踏まえて、ブルックへの「あなた"も"ぬるいコーヒー(人生のこと)では満足できない人でしたか」という独白に繋がる)

ちゃんとした治療を受けなかったため走れないカフェだったが、ショーでは問題にならなかった。

(座長が走らない、腕の動きを主体としたショーを披露させていた)

ウマ娘特有の身体能力と自身の独特な空気で人々を魅了。

2年後には入院のためシンドリーが不在になった劇団を引っ張る看板役者となっていた。

シンドリー復帰後は2枚看板として活躍。


そして第0話に続く。


【目的】

マンハッタンカフェはアグネスタキオンに恩を感じている。

そのため"アグネスタキオンが窮地に陥った時、自分が必ず味方となる"と心に誓っている。

具体的には、タキオンと海軍が反目したとき、タキオンの味方をするということ。

「タキオンの研究が"可能性の果て"にたどり着いた時、海軍はそれを利用するだろうし、タキオンは可能性が軍事利用されることは認められないだろう」

という予想で海軍に身を置き、タキオンの近くにいることを決めた。

もっとも、自分の予想よりもはるかにタキオンはうまくやっており、10年経過した今では懸念が杞憂に終わり恩を返すことなく終わることを期待し始めている。

(トレセン諸島時代のタキオンにはトレーナーがおらず、ニシノフラワーやスイープトウショウもダイワスカーレットも居なかったためアプリ版からさらにヤバい存在だった。モルモット君やスカーレットを得た現在では、カフェがトレセン時代から想定した範囲を大きく超えて丸くなっている)


【正義】

私欲のために海軍に所属していると自認するカフェにとって、自分の持つ正義はとても軽い。

それゆえに海賊を悪と断じきれず、可能な限り生け捕りしようとする傾向にある。

カフェが殺そうとするのは、黒ひげのような無軌道な悪か、命を賭けなければ必ず負ける強者だ。

とはいえ、根が善良なカフェは民間人を見捨てることをしないし、海軍にとって逮捕は殺害よりも上出来な結果であるため、問題となってはいない。

・ゼファーは「身を亡ぼしかねない甘さ」として、心構えを改めるよう勧めた。

・ガープは「血が流れないに越したことはない」として、軽い正義を貫けるだけの強さを持つよう勧めた。


【ドクトルとの関係】

カフェにとってドクトル・ホグバックは"共犯者"である。

現在においては、海賊の影を奪い、新たな生命を誕生させる事業を共に行う存在。

(ゾンビを新たな生命と認識するカフェにとって、カゲを奪い没人形に入れる行為は動物の繁殖と同じ認識である。影の持ち主が民間人だったら流石に止めるが、海賊の悪事を抑制するのであれば一石二鳥という話だ)

そして、過去においてはシンドリーを死なせた共犯者である。

ホグバックがシンドリーを治療しなければ、女優を引退し婚約者のもとで第二の人生を歩んでいたであろうし、

自分が怪我をしなければ、シンドリーは劇団で第一の人生を歩み続けていた。

それゆえに二人の関係は"最初からずっと共犯者"だった。

なお、ホグバックにとっては自分が治療した結果亡くなったというのは、目を背けたい事実であり、指摘されると当然キレる。

海軍で新たな人生を生き始めたカフェと違って、スリラーバークに閉じこもったホグバックは過去を過去と割り切れていない。

この認識の差が本編での失言に繋がる。カフェも言った後に、ドクトルの反応で気づいて反省した。


【モリアとの関係】

監査先の海賊。長い付き合いの今では、人となりを理解している友人。

そしてウマ娘にとって友人とは、勝ち負けがある相手で、機会があればバチバチにやりあう存在である。

カフェはモリアの担当となってから、戦う時のことを想定して鍛錬を続けている。

友人との対決で恐ろしいのは、"戦いに負ける"ことでなく、"最善を尽くして臨まなかった"こと。

それはそれとして、モリアの気に入るベストなコーヒーを淹れるのが好き。

悪態をつく余裕もなく「うまい」と言わせた時がたまらない。


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