sスパルチ
sスパルチスパルチ
暗い部屋に窓からの月光が緩く辺りを照らす、ギシギシとなるベッドの上男達は深く絡み合っていた。
背中から貫くと必死に声を我慢する男の低い呻き声が聞こえる、そのまま緩く腰を動かす度にシーツは破れている。
征服欲か支配欲かはよく分からないがこうしてルッチを犯すのは一体何度目だろう、部屋に来いと言えば素直に従うこの殺戮兵器のことはよく分からない。
自分も自分でこの殺戮乱れる様子を見るのは悪くない、そんなこんなでこんな関係が続いていた。
「ふぅ ” ……ぅん ” ぁ………あ、フーゥー、ん ” 」
素直に喘げばいいのにプライドが高いからか声を出さねぇ、まぁ興奮するから良いけど。
それに……
ぐぼん♡
「うあ ” っん♡、あ ” っ……う ” ん…お ” っ…んぁあ ” ぁ ” ぁ…ん♡」
奥の方を攻め続けるとどんどん声が溢れてくる、毎度こうなったら声を我慢するのもやめにするのだから最初っから出せばいいのに。
ビリビリとシーツを破る手はほとんど豹の手になっている、最初の方は海楼石を使って無理やり犯したこともあったがすっかり今は従順な猫ちゃんだ。
そんな感想を抱きつつせりあがってくる射精感に腰のスピードをあげ奥へと放った。
奥に出したからもありブツを出した穴からは何も出てこなかった。
「ルッチ〜?生きてるか?」
こいつはこういう心配されたりするのを嫌う、マウントを取られるのが嫌なんだろうしかも俺なんかに。それをわかった上で嫌がらせをする毎回のルーティンだ。
嫌そうな顔でこっちを睨む顔を見てると下半身が再び燃え上がっている。
「ちょっ…長官?」
やめろ…そんな声が聞こえた気がするがもう一ラウンドへ移行した。