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家庭環境56
父 カラドリック・ソーヴル(旧姓ジェーキンズ)
誠実で一途な性格。立場が自分より低い人相手にも敬語で話し、人の顔色を窺うスキルが極めて高い人。そんな人柄になった理由は魔法使いの家に生まれたものの、魔法の素質がなかった事で親兄弟から哀れみの目で見られたから。結局魔法学校には入学せず、大学で博士号を取得して現在は大学教授を勤めている。
勤勉で自身の才能に傲らないリースと(昔は)大人びていたオーエンに平等の愛を注いでいた。グウィネスがリースの方にのみ寵愛気味なことには気づいていたものの特に言及出来ず…というよりグウィネスへの愛ゆえにあえて口に出しはしなかった。
実は婿入りした側。
母 グウィネス・ソーヴル
そこいらの男より男勝りでただそこに存在するだけでもカリスマを放つ人物。文武両道で若い頃はかなりの美人ということで在学中はファンクラブが結成されていた程。
ソーヴル家は代々箒飛行術に長けていた一家だったが、突然変異ともいえる空間魔法を持って生まれたオーエンの存在を心の中では恐れていたものの一応息子として愛していた。だが無意識的にリースへ向ける愛の方が大きかったのもまた事実。
元箒レーサーで、全盛期は負け知らずだったもののある日事故に遭いレーサーを引退する事となる。
兄 リース・ソーヴル
俗にいう理想主義者。長年の努力で箒に乗った状態&杖なしでも二属性の魔法を使えるようになった秀才。
幼い頃から聡明を通り越して半ば悟りを開いていたオーエンを神童としてではなく「オーエン」という一個人として接していた。
弟が絡むと犯罪行為も「知的好奇心からのものだ」だと言いくるめられるポンコツ。
ブラコン?そうだね。本人は否定するけどね。
現在24歳、かつての母と同じく箒レーサーとして奮闘中。