ifONE PIECE FILM RED
とあるSS書き
「ルフィ…止まって!こんなのあんたが望んだ新時代じゃないでしょ⁈」
大海賊…四皇麦わらのルフィ率いる大船団の前に一人の女性が立ち塞がる。その名をウタ。かつてルフィと新時代を誓った幼馴染であり、今は赤髪海賊団の音楽家だ。目の前に立ち塞がる幼馴染を前に三角帽を上げながらルフィは言った。
「久しぶりだなぁウタ…でもよ、おれは止まる訳には行かねェんだ。どいてくれねェか?」
「ルフィの頼みでも無理だよ…!ダイナ岩を奪って何しようとしてんの⁈」
「この世界をぶっ飛ばして…もう一度作り直すんだ…新時代の為にな。」
「………!そんなこと仲間はよ
「仲間は死んだ。」
「……へ⁈じゃあその船団は…」
「ん?ロメ男やキャベツのことか?あいつらはおれが止めたのに参加してきたんだ仲間じゃなくてボランティアだな…」
ルフィの濁り切った目とあっさりした喋り方にウタはショックを隠せなかった。あんなに活発だったあいつがどうして…
その動揺を見聞色で感じ取ったのかルフィはウタに言い放つ。
「仲間なんざ…生きてるから失うんだ…デカラッキョの奴が言ってたよ…おれが生きてるから…海賊王になろうとしたからナミたちは死んだんだ…」
ルフィの話振りにウタは何も言えずただ黙っていた…自分よりもよっぽど背も高くなり、強くもなった筈のルフィが何故か物悲しく写る…
「だから……………どけよ、ウタ」
帽子を上げ、目を見開くルフィ、その形相はまさに四皇そのものだった。