ftnrぐだ魚拓_2

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私がカルデアに再び呼び出された寒い吹雪に見舞われ続ける第一異聞帯。

ここではカルデアは、施設を放棄して逃走。

現在はストームボーダーという、元々を思えば小さな車のみを拠点としており。

元々電力で私達の魔力を賄っていた為に、宝具を撃てない事も多かった。

そんな日々の中、最終決戦を手前にして私は。

小さくなったダ・ヴィンチに呼び出された。

「やあ、君がアルテラだね。私とちゃんと話すのは初めてかな?」

「ああ。小さくなっていてとても驚いた。」

「アルテラ、今日呼び出したのは他でも無い。」

すう、と呼吸して私に問いかける。

「ねえアルテラ。立香ちゃんと魔力パスを繋いでくれないかな?」

ダ・ヴィンチと別れ、シャドウボーダーの中を歩く。

立香には事情を話しているそうだ。

彼女も了承し、今は自室で私を待っているらしい。

「こ、これで……か……。」

ダ・ヴィンチに渡された小瓶を握りながらぽつりとこぼす。

彼女曰く、これは俗に言う媚薬らしい。

性行為の本番までもは求めないが、精液を補給する必要があるらしく。

立香を興奮する為にこれを飲ませてから行為を行えば良いと言われた。

「いや、だな。」

薬を投与してから精液を吐き出させるなんて。

立香をなんだと思っているんだ。あくまでも、立香は人間だ。

私じゃなく、こんな形じゃなく。

好きな人とそういう事をすべきだと私は思う。

……けど、そうするのが最適なのは理解している。

持ちうる手段は全て使うべきだし、マシュが不調である以上カルデアの最大戦力である私に、

宝具の発動を可能にするため、立香との契約パスを最大限有用活用させるべきなのは理解している。

全手段を講じず、敗北した時に一番悲しむのが立香だという事も理解している。

けど、だけど……。

考えながら立香の部屋の前について。

こんこん、とノックをした。

「…………ぁ、アルテラ。」

立香は下半身にタオルケットをかけ、両手抑えつけるように隠していた。

当然だ。今から行う事は本来は恋人同士でやる事だ。

きっといつか立香も幸せな時がやってきて、そうすれば恋人ができる。

その時には、きっと今からする事を忘れたくって仕方がなくなるはずだ。

……なんだか、心がずきずきする。

もやもやを打ち払って、立香に声をかける。

「立香。その……これを、ダ・ヴィンチに貰って来た。無理があれば使って、無理矢理に大きくしてほしい。」

そう言って小瓶をすっと差し出す。

立香はそれを受け取るために手を伸ば――――

「――――――は?」

その自分でも間抜けすぎる声に自分でも驚いた。

でも、それ以上に驚いたのは。

立香の陰茎のサイズだった。

私は生前に大王として君臨した。

アッティラ・ザ・フンとも呼ばれる事もあった。

当然、相応の人生経験をしてきたし。

自分に陰茎を作ったり、他者の陰茎を見て来た経験もあるし。

どこかで見たような見てないような、とおいとおい記憶の中に古代人の裸体だって頭に残っている。

でも、それら全てなんて、まるで赤子のようで。

「………………あ♡」

思わずごくん、と生唾を飲み込んでしまった。

立香の陰茎は張り上げて、お腹の上にまで到達するほどの巨根。

タオルケットの上からでも分かる、かわいらしい少女に似使わない雄の象徴。

それが興奮してびくんびくんと天に向かって勃ち上がっていて。

小刻みに震える陰茎は、先端に染みを作っていた。

あの短いスカートでどう隠しているのかも分からないから、きっと凄まじい勃起率を持っているのだろう。

…………じゃあ、つまり。私で勃起しているのか。

それに気付いた時、身体の奥底できゅん、と熱を持つのが分かった。

待て、私は立香の恋人でないのに。

立香は、私に興奮できる……。

そう想うとどんどん熱くなっていく身体の熱を止められない。

そこで立香は私の手に触れて、小瓶を奪い取る。

「こんなの、いらないよ。」

そして枕元にそっと置いた。

媚薬を必要ないとまで言ってくれて。

私の理性は必死で暴れ狂う煩悩を抑え込む

「り、立香。その、だ。あくまでも、私はお前のサーヴァントだ。」

「きっとお前には素敵な恋人が、いつかできる。」

「だからその、今日はな、手で、その、するだけにしておこう。」

圧倒的な欲望を振り切り、立香にそう告げる。

「…………う、うん。そうだよね!」

あはは、と立香は笑って答えてくれる。

そうだ、これで、これで良いんだと思いながら、そっとタオルケットを取る。

「………………ぅゎ♡」

小さな声で思わず呟く。

シルエットだけでも猛々しさを主張していた立香の陰茎だが、実際に見てみるとさらにその雄々しさが分かる。

つやつやと光る亀頭は先端からびゅくびゅくと薄い液を漏らし。

亀頭冠……ええと、カリはとても、引っかかって雌に快楽を与え、精液を逃さない形をしており。

裏筋は張り、陰茎は太く、陰嚢は大きく。

全てが、雄として120点満点。

もし相手が生の人間であれば、一発で孕んでしまうだろう。

そう確信させるほどの巨根だった。

どうしてこれがあのミニスカートに収まっているのだろう。もっと丈を伸ばすか、いっそズボンにするだとか。

だって、この凶器がふと洩れ出てしまえば、女の子はみんな……♡

少し、冷静になった。

私は手で、と言いながら、口でしてあげるつもりだった。

どうせするのであれば、立香にも気持ちよくなって欲しいから。

でも、駄目だ、これは。

「じゃ、じゃあ、手で触れる、ぞ。」

「おね、お願い。」

あまりにも大きな立香の陰茎に触れて、さらにその確信を強める。

ああ、こんなものを咥えてしまうと、私は、きっとただの雌に落ちてしまう。

「ど、どうだろう、か。」

どきどきとしながら、手淫を始めた。

どきどきして手が上手く動かない。

自分に生えていた頃は自分で触れていた事もあるのに、勝手が違いすぎる。

熱した鉄の棒を握っているように熱い。

ぎこちなく、生娘のように触れる。

立香に快楽を与えなくてはいけないのに、この巨根にとっくに魅了されてしまって。

カリ首だとか裏筋だとか、海綿体の上側だとか陰嚢だとか。

気持ちよくなれないような場所をつい、手でまさぐってしまっていた。

ふーっ、ふーっ。

立香が息を荒げながら、私に言った。

「ごめんっ!アルテラぁ♡」

そういった瞬間に立香は私の手を上から握る。

その瞬間に、びくっ、として驚いてしまい、その間に立香は、私の手を使って、しごき始める。

「あっ、あ♡あ、あはっ、ぁ、んっ♡」

だんだんと快楽に歪めていく立香の顔と、びくびくと痙攣を始めた立香の陰茎に夢中になり。

私は惚けて、無意識のままに、口を無防備にぱか、と開けていた。

「あっ、ごめ、射精するねっ♡受け取って♡」

びゅくくくっ、どぷぷっ、どぷっ、びゅるるるっ、どりゅっ…………。

精液はおおよそ5秒に渡り吐き出されて。

どろどろの、ゼリーのような濃い精子は私の口腔内に入り込み、勢いよく出て顔を塗り潰す。

口の中の精液をあむあむと咀嚼する。

特濃で、立香を煮詰めたような味に脳がまるで掻き回されたような感覚に陥る。

「…………美味、だな♡」

こくっ、と口の中の精液を惜しみながら飲み込んで。

まだ残りの精液がある喜びを感じながら顔に付着した精液を、口元へ近付けてちゅるっ、と啜る。

何故飲んだら無くなってしまうのだろう。

最上の美味を失った事に悲しむも、心地よい安堵感に包まれて。

はっ、と、目の前の少女に目をやる。

膝をついてはーっ、はーっ、と荒く息をする立香。

立香は私の手を使って、自分で動かしていた。

という事は、私は立香を気持ちよくは出来ていなかったのだ。

その事を申し訳なく思い、次は必ず、私の手で絶頂に導きたいと思って。

「立香、その、まだ、元気だろう。」

「もう一度だけ、もう一度だけして、今度はお前をきちんと気持ちよくする。」

「立香、私のどこに射精したい?」

服を脱ぎ、立香に私の裸体を見せつける。

今この時だけは恋人でなくとも、私の全てを自由に使って良いと。

そう意思を表明する。

「じゃあ……その、まるで星みたいに、綺麗な銀の髪を、」

「私の精液で、ぐちゃぐちゃにしたい…………♡」

立香は再び陰茎を怒張させ、私の長髪に目をやった。

立香の陰茎に、私の銀髪を巻き付ける。

巻き付けるという事は、それだけに顔に近付くのだ。

目の前で勇ましいその肉棒を、ただただ髪を介して、快楽を与える為の奉仕を行う。

しゅ、しゅ、しゅ、しゅ。

巻き付けた髪のすれる音だけが、今私の身体に響いて来る。

「ふーっ♡ふーっ♡」

「あっ、んっ、ぁ、ん、んぁっ♡」

喘ぐ立香の声が耳に入らない。

しゅっしゅっという髪を動かすその音は、私の熱をさらに大きくしていくにはあまりにも十分すぎた。

もうただ、目の前の肉棒に私の全神経は向かっていた。

気付いた頃には卑しく媚びるように、舌を突き出して、触れるか触れないかのぎりぎりのところまで近付けて、

舌を上下に動かしていた。

「あっ♡それっ♡えっちすぎぃ♡」

立香もお気に召してくれたようで。

嬉しくなって、私の舌の動きは、さらにさらにと激しさを増していく。

「射精するよおっ♡にかいめぇ♡」

蕩けるような声で叫び、ふるふると震え、吐精の準備をする亀頭を見据える。

その瞬間だった。

思わず、もったいない、と思ってしまって。

ほんの少し、精液をベッドに零す事すら煩わしくなって。

本当に、そんなつもりは無かったのに。

「はむぅっ♡」

「はへぇっ!?♡」

この美味を、誰にも渡さない。

その一心で私は、立香の鈴口の、射精口に吸い付いた。

「ぃあっ♡ああああぁああっ♡♡」

びゅくっ、びゅくくくくっ、びゅるる……どぷっ、どぷぷっ、どっぷ……。

先ほどは顔に漏れてしまった精液が、全て私の口腔を満たす。

精液だけで頬が膨らんでいく。激しい射精は私の口を犯し尽くす。口が幸せだ。

目がとろん、と溶けていく。

頭はぽわん、と飛んでいく。

もう私は完全に。

この目の前の雄に、屈服してしまった。

陰茎を、髪をほどいて、私の口から離す。

「はー……♡すっごい出た♡もー限界♡」

「ありがと、アルテラ♡かんっぜんに、魔力パスも繋がったよ♡」

甘い、やり切った声で私に感謝を述べる。

でも、その声に私は言葉を返さない、いや、返せなかった。

「アルテラ……?」

立香が不思議そうに尋ねる。

その問にも返さず、私は自らの秘所をまさぐり始める。

「んぅ…………っ♡」

その身体は最早雌の情欲を抑えられずにいた。

くちゅくちゅと、左手を背から回し、中指で膣を掻き回す。

右手の指で勃起しきったクリトリスをしごく。

「………………♡」

「………………♡」

とろけきった私と、立香の目が合う。

一言も言葉を交わしていない。

だけれど、立香の陰茎も再び、ふくらみはじめていた。

そのふくらみに興奮し、私の両手は激しさを増す。

私は開いていた脚を揃えて座り、蹲踞の姿勢を取って、腰を浮かせる。

そのまま、カクカクと腰を動かし始める。

「ぉ…………♡」

私の情けない声に反応して、立香の陰茎は完全に元通りに勃起する。

「だめだよっ……それ反則っ♡」

私の痴態を見て、立香は自分のものを掻き始める。

それを見て、私は上半身を後ろに傾ける。

ぐちゅぐちゅと掻き回す女性器を、立香に突き付けながら言う。

腰を上下左右に。立香を誘惑する為に振る。

今の私は立香に媚びる為に存在する専属の娼婦だ。

立香に興奮して貰って、射精してもらう事が何よりも喜ばしい。

「挿入れなかったらぁっ♡セックスじゃないぞ♡」

くぱぁ、と糸を引く膣の入り口を見せつける。

凶悪な陰茎を、膣口の直前にまで突き付けた。

「ふーっ♡ふーっ♡ふーっ♡」

カクカクと、私と同じく腰を動かしながら陰茎を上下にしごく。

もしも、ほんの少しタイミングがずれてしまったら。

陰茎は私の中に侵入するだろう。

膣に入り来んだ陰茎は子宮口を通過して、あっという間に私の最奥へと到達する。

そうすれば、セックスになってしまう。

私はサーヴァントであるから、あくまでも妊娠はしないのだ。

セックスとは即ち、行為そのものに対する事である。

だから、例え事故が起きてしまっても、それは仕方のない事だ。

だからつまり、これは違うんだ。だから良いのだと言い訳をしながら、腰を動かす。

「ふっ♡ふっ♡ふっ♡」

「はっ♡あっ♡んっ♡」

ぐちゃぐちゃと中を掻き回し、到着を待つ。

何度も絶頂に達しかけても、私は立香を悦ばせるのだから、先に絶頂する事など許されない。

「あ……♡んくぅっ♡い、キそ……♡」

立香の声を聴いて、掻き回す指を止め、両方の人差し指で、膣を開く。

射精……するっ♡今日イチの、出すぅっ♡」

ドピュルルル…………ビュグッ、ビュッ、ドビュルルル……ビュグゥ……。

その精液は3度目とは思えないほど濃くて、3度目とは思えない程の勢いで発射されて。

立香の吐き出した子種は、私の膣に勢い良く潜っていった。

これは事故だな。まさかそんな事になるとは思わなかったからな。

後日思い返した時、私はこう言い訳していた。

――――だけど、今は違う。

「…………ぁは♡さい、こう♡」

自分の中に入ってくる立香の、雄の子種を、射精して膣壁に打ち付けられるたびに絶頂する。

膣に入りきらない精液が零れそうになると、無意識に私は子宮口を開いて精液を子宮へと誘導した。

もう、これで漏らさない……♡

自分のしている事を何一つ不思議に思わず、そこに居た雌は子種を零さなかった事だけを無邪気に喜んでいた。

もし私がサーヴァントでなければ。

きっと私は、この一度の射精で二人は確実に孕んでいるだろう。

特濃の精液を魔力に変換する。

…………ああ、心地いい……。

長い長い立香の射精と、それに伴う私の絶頂を終え、

私は心地よさの中、膣口を締めて精液を漏れ出さないようにして。

中に溜まった精液に身をよじりながら、背中をうねらせてうつ伏せになる。

ベッドに落ちた精液を犬のように顔をくっつけ、舌を這わせながら啜りあげて。

次に立香の陰茎に触れ、射精管に残る精液を求めて、牛の乳しぼりのようにこする。

「ふあ……♡」

立香の声が漏れる。

私は精液が出せないからと、「ちゅっ」っと鈴口を頬張り、ずずずっ、と吸い上げた。

「あ……だめだめもうでないぃ♡」

ぷはぁ、と、吸い込んだ精液と共に口を開いてみせる。

「うそつき♡こーんなに精液が中に残っていたじゃないか♡」

凛々しい彼女のサーヴァントを気取っていた、卑しい娼婦は目の前の少女を嘘つき呼ばわりしながら、

自分の成果であるという風に精液だまりを見せつけた。

「軍神の剣(フォトン・レイ)!!!」

撃ち放った宝具で敵を蹴散らすと、アタランテ[オルタ]に声をかけられる。

「アルテラ。お前は確か宝具を使えないと聞いていたが……絶好調じゃないか。」

「何か特別な事でも?」

そう聞かれて少しためらって、でもそれよりも自慢したい気持ちが勝ってこう告げる。

「ああ……まあ、な……♡」

人差し指と親指で輪を作り、口の前に置き、舌をれろり、と一度動かした。

「へぁっ!?」

アタランテ[オルタ]は顔を真っ赤にして硬直してしまった。

まだ身体の中に少しだけ残している精液を味わいながら、私は立香の元へ戻っていく。

ちらり、と立香のミニスカートを見る。

「(あれが、あんなに収まってしまうのか……♡)」

立香の陰茎を、私が大きくさせた。

それを誇らしく思ってしまう私は、これからずっと彼女に対しては娼婦の様であり続けてしまうのだろうか。

いいや駄目だ。立香には立香の人生があって、立香の恋人が出来るのだ。

これから先出来る、まだ見ぬ立香の恋人に嫉妬しながら、

あの精液と、陰茎と、そして何より立香の愛を受け取れる事を羨んだ。

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