ftnrマキとチーちゃんの密かな欲望

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「先輩、そのぉ……」

「何?また何かやらかしたって言うの?」

つい刺々しくなってしまうのも仕方ないだろう、ただでさえ忙しい日々な上に新しいトラブルがやってくるなんて御免だ。そんな私の思考を現実は易々と飛び越えていってくれた。



「これは、また……」

「うぅ、どうしよう〜!さっきからずっとこのままだし、これじゃスカートどころかまともに服も着られないの!」

泣きついてきたマキに仮眠スペースへと引っ張られていき、見せられたのはその…男性の、性器で。当たり前だけどマキは女の子で、それなのにこんなモノが生えてきたなんて

「……他の誰かに相談は?」

「出来るわけないよ!チヒロ先輩に言うのだってすっごい恥ずかしかったんだからね!?」

まあ、それもそうか。とは言え私も相談されても困るのだけど……などと考えていたらタイミング良くユウカからの連絡。なんでも男性器を後天的に生やす薬品が紛失したなんて情報が入ってきたようで。

「………はぁ」

面倒だけど仕方ない、何とか収めてみるしかないか。そう決断した私は我ながら甘っちょろいと思わなくもないけれど、それでも目の前で涙目になっているマキを見捨てるなんて選択肢は存在しなかった。



「さて、それじゃ始めようか」

情報交換の結果判明した事実。生えてきた男性器を失くすには数週間そのままでいるか、何度も抜く…要は射精させる必要があった。それも一度に全て出し切る事は出来なくて、勃起してしまう度に繰り返し処理してやる必要があるとか……何故こんなモノ作ったのか、千年難題になんの関係があるのか、そしてマキは何をどうすればこんな代物を口にしてしまうのか。気になる事も言いたいことも山ほどあるけど、今は目先の問題から対処していく必要がある。

「よ、よろしくお願いします……」

いつもの元気さが嘘のようにしおらしいマキ、その姿に内心浮かんだ奇妙な感情を押し殺し普段通りに振る舞う。ただでさえ不安定になってるこの子にこれ以上の負担はかけたくない。

「私も初めてだから、痛かったら言ってね?」

そうして、生えてしまったマキの男性器──かなりの大きさに加えて、でっぷりとした睾丸まで付いている──の性欲処理……まあ、要するにえっちな行為が始まった。




「はぁ…、はぁ…!」

下半身を露出してベッドに座った私の隣に並んで座るチヒロ先輩。いつもは全然気にならないのに何故だか今は気になって、おちんちんは硬くなるし息も荒くなっちゃってる。先っぽからはぬるぬるしたのが出てきてるし……なんなの、おちんちんってこういうもの?

「大丈夫、そういうモノだから安心しな」

優しく言って触ってくれたチヒロ先輩だったけど、その手が触れた瞬間にゾワゾワした感覚が全身に走って思わず叫びそうになっちゃった。

私だってその、オナニーとか知らないわけじゃないし、試してみたこともあるけれど、おちんちんからのビリビリは全然違う。もっと強く鋭くて、声を出さないように我慢するので精一杯。

「無理しないで声出してもいいんだよ?ここは防音もしっかりしてるし、盗聴器もないんだから」

「や、ぁ……」

そう言われても恥ずかしいものは恥ずかしい…!えっちな声なんて聞かれたくないけど、こんなに刺激が強いんじゃ自分でどうにかするのも無理だし……だからチヒロ先輩、そこは気にせず早く終わらせて!

そんな思いが届いたのか、感じる刺激が、快楽が急に強くなる。にちゅにちゅ、ちゅこちゅこってエッチな音が響いてきて、気持ちいいのが我慢できずに思わず声が出てきちゃう

「あっ、あぁーっ」

「気持ちいいみたいだね……ほら、このまま出しちゃいなさい」

指で作った輪っかがおちんちんを擦りあげるとそれだけでビリビリするのが全身を駆け巡って、逃げようとしても力も入らなくて、そのうちに何かが腰の奥から上ってくるような感覚に襲われて……

「出る、出ちゃうっ、何か出ちゃうのぉっ」

「いいよ。……ほら、出しちゃえ」

「イッ、〜〜〜っ!」

声にならない快感。しゃせーって、こんなに気持ちよかったんだ……そんな惚けた事しか考えられないくらいの快楽に思わず病みつきになってしまいそうで…どうしよ、コレを作った子たちの気持ちがちょっとわかっちゃうかも。

「ん…よし、とりあえず収まったね。それでマキ、この先はどうする?自分で処理とか出来そう?」

「ぅ……多分、無理。ビリビリが強すぎて途中で手が止まって、中途半端なところで溜まっちゃう」

まあ自分でなんとか出来ちゃったら四六時中おちんちん弄っちゃいそうだし、こっちの方がまだマシかな?そんなことも付け加えてみると

「ふぅ…仕方ない。我慢出来なくなる前に早めに言いなさいよ?ギリギリになって言われてもこっちにも予定があるんだから困るのよ」

「はーい……」

いつもと変わらない様子で承諾してくれるチヒロ先輩、こんな事態なのに気にしてない様子なのは本当にすごいと思う。

こうして私とチヒロ先輩(あとついでにユウカ)だけが知っている、秘密の関係が始まったんだ。




「…………参ったね」

マキも立ち去り消臭も済ませた仮眠スペースで独り言ちる。マキを扱いていたあの時、私の心には確かに興奮があった。…同性の、後輩を見て感じた性的な興奮が。

「この、手に……」

マキの出した精液が、可愛く鳴いて射精した残滓が残っている。そう思うと我慢出来なくて

「ん…ちゅ、れろぉ……」

片手…マキの射精を主に受け止めた方の手、その隅々まで舐めまわし、空いた方の手は自分の股に突っ込んで自慰行為に夢中になっていた。

ごめんね、マキ。もし次があったなら、今度は優しくしてやれない♡

そんな想いを胸に抱き、私だけの淫靡な時間は過ぎていった………


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