We Hit Step Step

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「石田が...やられた?」

「そうじゃな どうやらそうらしいのう」

現世の一軒家の中でダルヴァとマツィヤが茶を啜りながらつぶやく

マツィヤが立ち上がり外へとでる支度をしようとしているとダルヴァが制止した

「見舞いは構わぬ 井上織姫も向かっておるしそもそも医者が最善を尽くしておる 儂らの出番はないからのう」

「もう一度狙われる可能性はねえのかよ ダルヴァ」

「無い 次に狙われるとしたら他の者じゃろう...その下手人に関しては護衛として周りを見るのではなく下手人を探し出すようにしようと思うておるのじゃ」

ダルヴァは空になった湯呑を置き和服に袖を通す 同胞が傷つけられたのだ 報復は当然の処置である

「さて...これから下手人探しにはゆくが 黒崎一護はどうなっておる?儂としてはこの事件にはあまり関わらせはたくはないし出来れば守ってやりたいところじゃがのう」

「オレンジウニかあ...学校だとなあ」

ホワンホワン...

「大義名分得たり!!待ちなさいマツィヤちゃん!!不純異性交遊はダメでも不純同性なら全然OKよ 主に私なら!!」

「なんてもん嗾(けしか)けてんだオレンジウニ!今日 俺がやったの精々ちょっとケツ撫でたくらいだろうが!」

「同類同士で潰し合っててくれ」

一護のケツ撫でたりちょっと一護のズボンのポケットに手を入れながら口説いたりしたら大体千鶴をけしかけられて有耶無耶にされるんだよなあ あのざぁこちょっとくらい味見させてくれても良いだろうにな

ホワンホワン...

記憶の中を整理しながら喋っていたマツィヤはダルヴァにチョークスリーパーを掛けられていた

「儂は放任主義であるがそれは度が過ぎとる!教育が必要じゃ!!」

「あっやめろ!?ダルヴァ...マジ締まってるから!!」

「大丈夫じゃ殺さぬギリギリなどいくらでも調節できるからのう!なんだったら一度殺して蘇生してやるぞ!!」

...この後反省したマツィヤと草を毟りながら調査をしたダルヴァは結構確信に近い所まで調査を進めたのだった



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