WANT WAIT WADDING WAVE

WANT WAIT WADDING WAVE

稲生・紅衣・メメ・虎屋のスレ主

真っ先に降り立ったカワキ

周りを見渡せば街のように見えるものがあり上にも下にも時折空に街が浮かんでいる

「いい眺めだRo 感じる風情を持っているは知らないけどSa」

咄嗟に魂を切り裂くもの(ゼーレシュナイダー)で応戦しようとするが剣と固めたソレを二枚屋王悦の鞘伏はいとも容易く斬り進む

「ちゃんボクの刀は一振一殺...と言いたかったけど そう簡単にはいかないNe」

「"世界調和"(ザ バランス)」

間に立ったハッシュヴァルトが傷を負いながらカワキを助けその負った"不幸"を王悦へと分け与えた

その後ぺルニダ ジェラルドがこの場に降り立ち戦闘態勢を取り始めたが

「あらら 思っていたよりバラけっちゃったのね!」

曳舟桐生の『産褥』により彼らは全員囚われ戦わざるを得なくなった

「ハッシュヴァルト!こちらはこちらで戦う 共に行くぞぺルニダ!」

「・・・・・~~~~」

親衛隊二人は曳舟桐生の方へと出向く

「カワキ 私が前を行く...後ろからサポートしろ」

「...わかった そうさせてもらうよ」

ハッシュヴァルトは盾と剣をカワキは銃を持ち二枚屋王悦に相対した


「ふぅ~どうにか生き残ったぜ なんで爆発するのを最初に言わないんだ...」

先ほどもらった弁当を食べつつアスキン・ナックルヴァールは悪態をつく

「どうやらこの近くに降り立ったのは僕ら二人だけらしい」

周りを見に回っていたリジェ・バロが戻って来た

「やることが無いなら陛下の元へといくか?弁当食べてから」

「安心しろコラ やる事は全部ここで終わらせてやるよ」

リーゼントをなびかせて麒麟寺天示郎が行く手を阻んだ

「彼を倒して弁当を食べてから向かっても十分時間はありそうだ」

「いや この弁当美味しいけど結構味がクドイからな...お茶が欲しくなる どっかでお茶も探してからだな」

弁当の食いガラを置きアスキン・ナックルヴァ―ルもリジェに習い戦闘態勢を取った


「孤軍で妾の元へ来るとは 運が無いのう」

バルバロッサは修多羅千手丸の元へ一人で降り立った

「そうでもないよ 能力からして時には孤軍で戦った方がいい場合もある」

 そう修多羅千手丸が居ない方向を向き直しバルバロッサは言う

「凝ってるね ソレ...だけど これでも罠の方面では一家言あるつもりだ」

「仕組みばかりで芸術には目の向いてない批評じゃな」

布が取り除かれ多数の神兵達と共に修多羅千手丸が現れる

「二級神兵 『霊王の盾』よ 此奴を止めよ」

図体のデカい神兵が降って来たが直ぐに胸を抑え首を掻きむしりだした

「ドイツもコイツも自分の都合ばっかりだね...『第六感』がアタシらに無理言うのも仕方ないよ」

我流滅却師らの初代の能力で動きを封じ 四代目の能力でやたらと触手を生やし触手の塊にした後脳天を刺し殺す 最後に二代目の能力で『死体』を『イヌ』にする

「バルバロッサに千手丸だっけ?アタシらはどっちの味方でもない...時間稼ぎに暴れさせてもらうよ」

美しい反物 凶悪な罠 醜悪な化け物 人 戦場にはそれらが溢れかえり始めた


─虎屋翼視点─

「危なかったですわ...黒色のおっさんのマントが無ければ即死でしたわ」

爆発からとりあえず我先にと出ていった黒いマントを掴み難を逃れた私ですが...結局この人誰なんでしょう

「虎屋翼か まずお前に言わねばならぬことがある

志島分家の滅却師を聖別により殺そうとしていたのは『私』だ」

少ない人生の中で最も俊敏に動けた気がするほどに速くドスを抜き黒色のおっさんに斬りかかった

だが黒のおっさんは滅却師の静血装を使わず手で受け止め 静かにこちらを見ていた

「真偽を確かめたいのなら能力でも『第六感』でも使うと良い そしてこれを与えよう 互いに必要になるからな」

手から流れ刀を伝い私の手の傷に触れた血から力を感じた

『The Think(熟考)』『周辺にいる人物の考えを外へと晒す能力』

『第六感』からその力の内容と使い方を教わり出来る範囲で直ぐ発動した

「これを使えば私の考えはわかるだろう」

黒のオッサン...いやユーハバッハの心の内には妹であるマグダレーナという人物に対しての「助けたい」...「共に在りたい」という感情が渦巻きその大半を占めていた

「...ここにいるのは勝手な人ばかりですわ れーおー...いえ『第六感』が私みたいな弱者に縋るように願ったのも無理もないですわね 『ただせめてあの子に選択の機会を与えたい』なんて願いを私たちに託さざるを得ないとは」

吐き捨てるように私はほざく ユーハバッハの妹を思い他を犠牲にしてでも助けたいという気持ちは自身にも覚えがある...

「『第六感』によると彼女は祠?とやらに囚われているみたいですわ...しかし『鍵』は破壊されて今は無い ただ方法は無くは無い」

虎屋家には『第六感』により魂魄を永続的に捧げることで無理やり『知識』を得る事が出来る...例え死しても消えぬ傷を魂魄に刻まれる代わりに得た知識を使えば材料を用意すれば容易に『鍵』を作ることも出来なくはない

だがそれは矮小な私の魂魄では零番隊の作る『鍵』を刻んだの四分の一も書き終わらぬうちに死ぬだろう

「...私がお前に『魂魄』を与える」

「正気ですの?これから戦うというのに自らの血肉を捨てると」

「息子と娘達そしてそれらを支える我が半身がいる...仮にここで果てたとして悔いはあれど残す者は居る」

仮に死んだら心に巣食う悔いクソデカそうだなと心の内を覗きつつ私は『魂魄』を受け取った

「なぜお前は私の妹のためにその傷を負う覚悟を決めた」

「貴方の為でも妹さんの為でもありませんわ ただ友である『第六感』を手助けしたいから...今日初めて本名も知りましたけど生まれた時から助けてくれた人ですし」


虎屋翼がその場を離れ数秒した後ヨルダとリリーが陛下の元へと降り立った

「その傷 そして霊圧の弱まり...何があったのですか陛下」

リリーが心配して声を掛ける ヨルダもこの場に何かあるのかと警戒して周りを見る

「ヨルダよ リリーよ...仮に私が死したのなら お前たちが滅却師を導け」

「へ...陛下 何を言って...」

余りにも似合わないセリフに驚愕を隠せない両名だったがそれも破壊される建物の音にかき消された

「随分としおらしいのお おんしも潮時をわきまえる年になったのかのう」

兵主部一兵衛が巨大な手を使い周りの一切を埃を払うように薙ぎ払った

「潮時をわきまえるのは貴様だ 兵主部一兵衛」

「あんまり名を口にすると喉が潰れても知らんぞ 悪戯小僧なのは変わらんのう」

兵主部一兵衛は三人を見渡し口にする

「蟻に蠅に蝶といったところじゃのう 踏みつぶし叩き落とし羽をもぎ取ってやろう」

「私は蝶と愛でられる気はありませんので」

「蠅か...僕が君を蛆のたかる死体にでも変えれば意趣返しになるかな」

余りに大きな霊圧がぶつかりただでさえ破壊された足場は今にも崩れ去ろうとしていた

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