TTT技術
Tick-Tack Turn
概要
異界陣を機械に組み込み、小型化を目指す中で生まれた技術。
そのアナログ時計のような外見からこのように命名された。
円盤型の機構を核とし、これを搭載する物に異界陣を刻む。格である文字盤が回転する事で陣の中に刻まれた呪文が変化し、バフの内容を変更できる。
また、異界陣の発動に十分な面積を用意できない場合は多重に陣を刻む事で起動できるが、制作難易度は上昇する。
これの再現には相応の技術力が必要であり、更に内容を変更する度に再発動が必要というデメリットが存在する。
また、その特性上、異界陣本来のバフ/デバフ能力以外を固着させることは不可能。
多くの場合、同時に発動するバフは1つ、3~4種類程度に変更する物が使われる。
が、腕の立つ職人は同時に発動するバフを2つ、3つと増やし、変更できるバフも8や12にまで昇って行く。
制作に求められる技術力の指標
同時発動1つ
数年の修行を積んだ技術者であれば可能 。
同時発動2つ
異界陣と機械を組み合わせる技術を専門とする者の下での長い修行の末に可能。
同時発動3つ
ほとんどの技術者には不可能であり、慢性的に失伝の危機にある。これの制作の難しさから、特別にTriple-Tick-Tack Turn(T-TTT)と呼ばれる。
同時発動4つ
現状の技術力では殆ど不可能とされている