【TEST】ナンちゅう体験!?
買うんだい>>56【概要】これは「ウォーッ!買うんだい!」の>>56でダイスを振ったら
よりによって「ナンジャモ×チリ」という神の出目が出てしまったため、
さあどう書こうか勘案してたら健全な物より先に危ない物が書けてしまったので、
ここに前半部だけ書き置くことにしたものです。
【注】言わずもがなCP注意です。またR-18です。
また本編中でも絡みが皆無なんで呼称等は想像です。
違ってても勘弁してください。
―――
これは チリちゃんがあの日体験した ものごっつアブない話
まあ適当に聴いてってや……
先週の火曜日の話やねんけど チリちゃん 仕事終わらせて
一息ついててんな あれが全ての始まりやった
チリ「ふぅー 今日も一仕事終わりましたな、と……」
チリ「たまには息抜きもせえへんとな これでも観るか
おすすめは~~ っと……」
『おはこんハロチャオ~~!!』
ジムリーダーのナンジャモがやっとる 『ドンナモンジャTV』
ホンマ適当に 下の方にスィーッとスクロールしてったら
おすすめの所に出てきたさかい 何の気なしに再生してみてんな
チリ「おお、ナンジャモのやん 久しぶりに観るなー」
チリ「ナハハ! なんやこれ ごっつおもろい」
ナンジャモ…… アイツ 何年も前から動画配信やってて
スパチャ投げるファンも そこそこおって ホンマすごいわ~
とは 思っててんけどな
素でも あんなノリやから ちょっとやりにくいねんな
こう 画面がやかましなるというか 袖がグワッなって
チリちゃんの顔が見えんくなるというか
まあ 悪い奴やあらへんから ちょっとカワイイなーとか
思うことはあるんよな……
チリ「…… 今度の休み ハッコウでも 行ってみよかな……
アイツに差し入れの一つでも 持ってったろ」
次のオフの日 先週の木曜やったな ハッコウシティに行ったら
案の定ナンジャモが公開収録やっててな ちょうどジムテストに
挑みに来たコがおってん
人だかりがあったから スグわかったわ…… アイツの人気は
えげつないで ホンマ
チリ「おっ やっとるやっとる……」
ナンジャモ「!! あ あれは……!!」
ナンジャモ(ビリビリビリっと インスピレーションっ!
ジェントルさんで行く予定だったけど、作戦変更~~!)
ナンジャモ「んじゃも~~ ここでCM~~♪ ナンジャモスタンプの
お知らせで~~す! よかったら 買ってくださいませませ!」
ヒロユキ「あれ スタンプCMか ホイ 一旦CM」
ナンジャモ「OK! ヒロユキ氏! そこ歩いてる 緑の髪の
イケてるレディを こっちに誘って!」
一瞬で気付きおった アレか? あのコイルに 何かしかけとんのか
はたまた 野生の感覚で ピーンときてもうたか……
撮影チームやろうか 怪獣マニアのカッコのあんちゃんが 寄ってきおってな
ヒロユキ「あい! あっすいません ちょっといいですか
我々こういうモンなんですけど」
チリ「お? なんや?」
ヒロユキ「今から企画に出て欲しいんです」
チリ「ええで! ちょうどよかったわ それでココ通ったんや」
ヒロユキ「ええ~~ マジですか! じゃあ!!」
ナンジャモ「え゛!? マジ!? フヒヒ……これは大バズり間違いなし!
同接5万は カタいかも~~☆」
ナンジャモのやつ チリちゃんと目ぇ合うた瞬間 めっちゃニヤニヤしおったわ
まあアイツ いっつもニヤケてるような顔しとるけどな……
チリ「ほな そこに行ったらええんやな?」
ナンジャモ(これ あっためてたんだよね~~
チリさんが通りかかったときのために…… ニッシッシ☆)
チリ「まいど! チリちゃんやで おつかれさ~ん!」
ナンジャモ「わ~~ チリさんっ おはこんハロチャオ~~!!
どうしたんですか~~!?」
チリ「差し入れしに来たんやけど なんや 動画出てほしいって?」
ナンジャモ「ニッシッシ~~ そうなんです~~♪」
チリ「全然ええで! 何するん?」
ナンジャモ「かくれんぼ! 今ジムテスト企画やってて!」
チリ「よっしゃ! まかしとき」
ナンジャモ「んじゃもっ 再開まで 5、4、3……」
『かくれんぼ』やて なんや アカデミーの校長がやらされたとかも
噂で聞いたな…… チリちゃん わりかしフツーの人オーラ出すの
うまいから メガネかけて バシッと隠れるで!
ナンジャモ「皆の者と挑戦者氏! おまたせ~~♪」
ナンジャモ「今回のジムテストは~~、『街角イケジョさんを探せ』!!
隠れてもらうのは、このイケジョさん!」
チリ「まいど! チリちゃんやで!」
ナンジャモ「四天王をつとめてる チリさんで~~す!!
とってもつよ~~いクールビューティ!」
チリ「今からメガネかけて隠れるさかい きばって探しや~~!!」
ナンジャモ「さあ挑戦者氏! 街頭カメラで3回 イケジョさんを
探し出せ~~!! 準備はいいかな?」
チリちゃんは シッカリ かくれんぼを遂行!
ジムバトルの方も バッチリ チェックさしてもろたで!
で バトルも終わって バトルコートの袖……
改めてナンジャモと 話をしたんやけど……
ナンジャモ「チリさん! ナイスかくれんぼでした~☆」
チリ「かまへんかまへん ナンジャモもだいぶ頑張ってるからな」
ナンジャモ「おかげさまで大バズリ♡ 同接60万♡
スパチャもいっぱい飛んできたし…… フヒ……」
チリ(…… あれ ナンジャモ?)
ナンジャモ「……フ フフッヒ……♡」
なんか様子がおかしかってん コイルの眼ぇがイッてもうとるがな!
めっちゃ息 荒くなっとるし……
ナンジャモ「ニッシッシッシ……♡ ねえ チリさん……」
チリ「な なんや!? どないした」
ナンジャモ「この後 ご予定は……?」
チリ「……今日ここ終わったら 完全オフやねんけど……」
ナンジャモ「ちょっと 教えてもらいたいことが あるんですケド……♡」
チリ「はぁ~~……? んー 大スターの自分が そんなん聞かれたら
ちとマズいんちゃうんか…… せや」
チリ「……1時間後に『ココ』で落ち合おか そこで話聴いたるさかい
あれやったら ひとっ風呂浴びてきい」
ナンジャモ「かーしこまりっ!」
持ってた紙に『本部』とだけ書いて ナンジャモに掴ませたった
曲がりなりにも 有名人やしな…… 多分 タクシードライバーの
マサトシさんあたりが うまいこと運んでくれるやろ……
で 1時間後 約束通り ナンジャモはタクシーに乗ってやってきたんやけど
あの ごっつ目立つ黄色い一張羅で フツーにやって来おってん……
笑けるやろ? アイツ 怖いモン ないんやろうか?
チリ「…… ま 今日はもう誰も来おへんからいいとして
変装も無しに…… なんでやねん」
ナンジャモ「ハッコウなら港まで行けば わりとバレないしぃ……
運転手氏が パパラッチ氏を寄せ付けないルートで飛んでくれたから
助かっちゃいました~~」
チリ「マサトシさんはその辺ウマいからな…… ほな 中入ろか」
まあ 建物の中入ってから キョロキョロするんは カワいげがあって
おもろいんやけどなあ……
ナンジャモ「…… ひっさびさに来たー 中 こんなに広かったっけー」
チリ「せやろなあ トップもあんまり呼び出したりはせえへんしな
リーダー任されて以来ちゃう?」
ナンジャモ「それ以来ですぅ」
チリ「まあ座ってえな 本題に入りや 教えてもらいたいっていうのは?」
ま チリちゃんが椅子に座った瞬間やな ナンジャモときたら
いきなりお馴染みの黄色い服 ブワーッと脱ぎ始めてもうてん
こんなん止められへんやん 中からテッカテカの インナー出てきてな
チリ「ちょっ なんや!? 自分 何脱いどんねん」
ナンジャモ「チリさんが あんまりにも カッコよすぎるからさ~~……
ビリビリ~~っと来ちゃって……♡」
チリ「自分 酒呑んできたん!? 酔っぱらっとんのちゃうか!?」
ホンマに酒呑んできたかと思った そのくらい顔赤うなっとってん
しかも アイツ いっつもフラッフラ ユラッユラしてるから
ホンマにわからへん……
んで チリちゃん 思わず椅子から立ち上がって 後ずさりするしかなくなってな
それでも ナンジャモはグイグイ寄ってきて もう後ろカベよ
もう二つの意味で ヒヤッヒヤしてんけど そこ以外逃げ場なくなってん
ほしたら ナンジャモ おもっきり壁に手を……
ドンッ
ナンジャモ「ねえ。」
チリ「な!?」
いきなり「ねえ」やで アイツ軽いから ちょいちょいタメ口出るんやけど
そんなんもう気にしてられへんやった 完全に主導権握られてもうてん……
いや チリちゃんも 女やで? けど そんなもんお構いなしや……
ナンジャモ「そのカッコよさで カンッカンにアツくなった ボクのコ・コ……
どうにかできる方法? 教えてくれないかな~~なんて……♡」
あかんて 胸が当たる…… ナンジャモ意外とムネごっついねん
それでいて腕細いし そんな表情(かお)できるんか…… っちゅうくらい
色っぽい表情しててん……
こんなんさ オチてまうやん……?
ナンジャモ「だめ?♡」
チリ「ああ!! わかったわかった!! ここじゃアレやし、別の所
案内したる……」
もうなす術もあらへんやった しゃーないから チリちゃんが
よう昼寝するのに使うてる 仮眠室になだれこんでまおう 思うてな……
ナンジャモ「チリさんを エレキネットしちゃるぞ……♡」
チリ「もう好きにせえ…… ほれ エレベーター来たで」
……もうとにかく大変やった 酔っぱらってきた訳でもないのに
完全に色にまみれてもうて 手がつけられへんやった
こっちも汗ブワーッなるやん やのに そんなもんお構いなしや
脱ぎ捨ててた 黄色いアウター むりくり丸めて持っといたろ……
ナンジャモ「グフフ…… ねぇ こっちに顔 近づけて……♡」
チリ「なんやねん すぐ着くって んむうっ!?」
ナンジャモ「んん~~♡」
仮眠室は3階や エレベーターでももう一瞬やのに
ずーっと キスで 口塞がれてもうた ほんで……
チリ「んんっ んん~~ んむ……!?♡」
ナンジャモ「んむ~~♡」
仮眠室入るまで ずーっとベロまで入れられて キスしたまんま
お口で二人三脚状態や こんなとこ 誰かに見られたらしまいやったで
ナンジャモ「んむはっ はぁ♡ はぁ……♡」
チリ「はあ…… はあ…… ちょっ ナンジャモ!!
アレは危ないて…… ベロ切ったらどないするんや……」
ナンジャモ「ウェヘヘ…… だいじょぶだって ソコはうまくやるから……」
チリ「そういう問題とちゃうって……」
知っての通り ナンジャモの歯ってギザギザやねん どこでそんな噛み合わせに
なっとんねんってくらい ミラクルに噛み合ってんねんけど
アレで当たり所悪かったら マジでベロ千切れてまうわ……
チリ「…… 待ってーな ちょっと 服……」
ナンジャモ「ウヒヒ…… 脱がしちゃおっ♡」
チリ「ちょおっ 待たんかい! コレ ワリと特殊なツクリしとんねんて」
ナンジャモ「なるへそ物語ー んじゃもー カウントダウンしちゃう!」
チリ「なんやねんソレ……」
ナンジャモ「はーい じゅ~~う きゅ~~う」
チリ「ああもう!! 10秒で脱げるわけ……」
もう何しても チリちゃんにくっついてくるわ…… カウントダウンとか
好き勝手言いおって…… 今度は チリちゃんの目の前にしゃがみこんで
ジロ~~ッと 見つめてきおってん……
ナンジャモ「な~~~な…… ろぉ~~~く……」
チリ「…… 待ってーな……」
ナンジャモ「はぁ…… はぁ……♡」
チリ「…… はい 脱いだで……」
うげぇ~~ めっちゃハズい…… 下着だけになってもうた
チリちゃんは 特に 勝負ナンタラってのは 持ってへんから
ものごっつ ふっつ~~の 下着やねんなあ…… はぁ……
ナンジャモ「よ~~ん さ~~ん……」
チリ「うえっ!? もう 脱いだで!?」
ナンジャモ「…… それも脱いじゃいなよ……? 脱がしちゃるぞ……?」
チリ「うぅ…… なんやねん…… わかったわ」
ナンジャモ「……フ フヒ……♡」
…… まさか コイツ 脱がしたいんとちゃうか……?
ちょっと泳がしてみるか……?
チリ「…… ……プッ ほんなら 脱がしてみ?
チリちゃんは タダじゃ 脱がへんで……」
ナンジャモ「そんなこと言っちゃって いーんだ?」
チリ「げえっ! ちょっ 何をそんな構えて……」
ナンジャモ「脱っがしっちゃえ~~!! え~~い♡」
チリ「うわあ~~っ!!」
もう なんやねんコレ……
ベッドに こんなダイビングする人 今どきおらんやろ……
よりにもよって インフルエンサーとかいう 女の子が やるかぁ……?
チリ「うぇ~~ ケホケホ…… もうっ なんやねんな~~……」
チリちゃん 完全に丸裸に されてもうたわ
ナンジャモも 飛び込む前に すっぽんぽん なっとるし……
もうこうなったらヤケやで 全部受け入れたる…… けど まずは……
チリ「…… 一個だけええか?」
ナンジャモ「なあに……?」
チリ「これ テープまわしたりしてへんよな? ドッキリやないよな?」
ナンジャモ「……あったりまえじゃん こんなの 『皆の者』なんかには
ゼッタイ見せてやんない……」
ナンジャモ「ドッキリなんかじゃないよ 頭のコイルにだって
見せたくない ひとりじめしちゃるんだから……♡」
ナンジャモ「そこでちょっと おとなしく 待っててね……♡」
チリ「あうう……」
ナンジャモが ベッドの脇に置いてたコイルを 仮眠室のドアの隅に
わざわざ置きなおしに行ってん もうソコで これはマジやと思うたね
チリちゃん これっぽっちも 動けへんやった……
いよいよ 相性ひっくり返される 野生のバトルに 巻き込まれるんや……
【つづく!?】