SS
※エロSSです!いきなり本番あります!
このお話のビビは『女』『母』としての面が強いです
とある街の宿にて・・・
過去に七武海であった男と砂漠の国の王女が激しく絡み合っていた。
「あっ・・・!んんっ・・・!」
胸を吸われ、ビビは体を大きく仰け反らせる。
「吸っても吸っても溢れてくるな・・・」
「当たり前でしょう?あの子を産んだんだから・・・」
当然ながら娘を産んで母となって以来、ビビの体からは母乳が出るようになった。
胸が張って娘に吸ってもらうだけでは追い付かず、痛みに苦しんだ夜もあったが、
『拉致』されて以降は情事の中で『彼』に処理してもらっている。
(尤も、処理をしてもらう→相手がその気になってそのまま情事に・・・と順番が逆になることも多々あったが)
最初こそ羞恥心と抵抗があったが夜毎に激しく抱かれるうちに、かつて燻ぶっていた恋心や身体に刻み込まれた官能の熱が再発。そのせいで理性は徐々に蕩かされ、今では恥ずかしげもなく自分から求めるようになっていた。
途中、何を思ったのかクロコダイルがはたと行為を止めたので、不思議に思ったビビは尋ねる。
「・・・どうしたの?」
「いや・・・初めて会った時からあのチビ・・・思いの外可愛げがあったなって・・・素直で無垢で、見ていて飽きねェんだ・・・」
予想外の言葉にビビは驚きつつも仄かな幸せを覚えた。
「・・・お前と違ってな」
「!!・・・一言多いのよ!」
付け足された皮肉によって幸せ気分をぶち壊され、王女はムキになって返す。
「なあ・・・ビビ」
「・・・・・・!!?」
不意に相手から名前を呼ばれたので、思わずビクッとなる。
「な、なに・・・?」
「・・・このまま二人目作るか?」
「!!??」
「あのチビみたいなガキが産まれてくるのなら・・・俺は歓迎するぜ」
「バカ・・・!!・・・変なコト・・・言わないで・・・!!!」
ビビは顔を真っ赤にして小声で叫んだ。
そんな彼女を無視して、クロコダイルはおもむろに情事を再開する。
「まあ、こればっかりは運だから仕方がねェが・・・回数を重ねれば確率は上がるだろう」
「ちょ、ちょっと・・・!!」
このまま二人目が出来てしまったら・・・ビビは狼狽するものの、相手はお構いなしにこちらの内部に『自身』を押し進めてくる。
「ああっ・・・!!」
内部を強く突かれると全身に快感が流れ、ビビは甲高い嬌声をあげる。そして矢継ぎ早に自分から逞しい体躯に抱きついた。
「・・・おねがい・・・もっと・・・して・・・クロコダイル・・・」
拒絶しきれないどころか能動的に彼を欲している自分がいることもまた否定出来ない事実だった。ビビの可愛らしい懇願を聞くと、クロコダイルは満足そうにニヤリと笑う。
「前言撤回するぞ・・・今のお前は昔と比べ物にならないほど、可愛げのある女になった・・・」
ビビは衝動的に何か言いたくなったが、その濡れた唇は彼によって塞がれた。
海賊と王女の長い夜はまだ始まったばかりだった・・・
隣室では無表情のダズ・ボーネスが、ボスそっくりの赤ん坊を抱っこしながらあやしていた。