RABBIT Quest1

RABBIT Quest1


アビドス砂祭り事件・・・アポピスの消滅から数ヶ月、その事件のゲーム化を手伝うために、私はミレニアムに来ていた。


アリス「ミヤコが仲間に加わってくれてアリスは嬉しいです!」

ミヤコ「問題ありません。ちょうどこれからどうしようかと思案していたものですから。私などの意見が役に立ってくれるのなら」

アリス「いえ!アリスはユキノからミヤコは重要な情報を知っている貴重なキャラだと聞きました!」

ミヤコ「ユキノ先輩から・・・(ということはある程度は話しても大丈夫ということですか)」

アリス「そして可愛いマスコットも連れています!お名前はなんですか?」

ミヤコ「あっ、『ぴょんこ』と言います」

アリス「ぴょんこですか!アリスは名前を記録しました!今日はぴょんこ以外は誰もいないんですか?」

ミヤコ「えっと…喧嘩して私がぴょんこと家出中と言いますか…」

アリス「あっ、聞いてはいけませんでしたか!すみません」

ミヤコ「いえ、気にしないでください!気持ちに折り合いがついていないだけですので…」

アリス「わかりました。いつか仲直りできることをアリスは祈りますね。あっ着きました!」

ミヤコ「この部屋ですか?」

アリス「はい!ユウカからゲームの開発中、この部屋を使うことが許可されました!モモイ、ミドリ、ユズいますか?」ドンドンドン

ミヤコ「・・・誰も出てきませんね」

アリス「睡眠の状態異常にかかっているんでしょうか?開けますよー?」

ウィーン!ミッチリ…

ミヤコ、アリス「「・・・え?」」

ギッチリ…

ミヤコ「これは…」

アリス「部屋の中が紙でギチギチに埋まってます!これでは中に入ることができません!」

ミヤコ「…アリスさんと最後にあった時、この部屋に3人ともいましたよね?」

アリス「はい!アリスがスカウトに行ってる間、コンピューターの計算したルートをひとまず見れるだけ見ると言って…」

ミヤコ「・・・もしかしたら3人ともこの紙の海に埋まっている可能性が」

アリス「うわーん!3人とも無事でいてください!アリスは今から救助クエストに乗り出します!」

ミヤコ「待ってください!下手に紙を抜くと!」

アリス「はい?」スポッ

ゴゴゴゴゴゴゴ、ドパーン!

アリス「うわーん!まるで紙の大洪水ですー!」

ミヤコ「どれだけ紙が詰まってたんですかー!?」


その後、部屋の中からモモイ達が発見された。

あの紙はすべて、コンピューターが書き出した。バッドエンドだという…

私は、判断を早まったかもしれない。


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