PoP EDif

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注意書き

寄生生物フレバンスチョウバチシリーズの小ネタです

映画コンテ風(脚本未満)かつエンドロール後だけです

作中何がどうしてこうなったかはお好きに想像してください

特段の描写はありませんがルウタがデキてます


あらすじ

プリンスオブパニック(B級コメディホラー)がホワイト・モンスター本編と合流してシリアス展開した時空

ハクバはキャベンディッシュを強化するため命を使い切ったが…



エンドロール後


どこかの家の中、ソワソワとうろつくルフィ、それを見守るアルビダやナミの近くで壁にもたれるキャベンディッシュ


「次ハ、正真正銘の人間トシテ生まれ変わッテやる、から……オレを、見つけてみセロ」

と今際の際に笑ったハクバを思い返して苦笑するキャベンディッシュのアップ


「あーーーーーーーーーっ!!!!」

よく響く女(ウタ)の悲鳴、ソワソワがオロオロに変わるルフィ、顔をあげるキャベンディッシュ

カメラが奥の部屋を映すとそこから赤ん坊の鳴き声が響いてくる

ドアに飛び付こうとしてナミにはたかれるルフィ


一同が息を詰めてドアを見つめていると、ドアが開いて赤ん坊の鳴き声が大きくなる

「安心しろ麦わら屋、母子ともに異常はない。入っていいぞ。元気な……元気すぎるほどの男の子だ」

疲れを浮かべつつもどこか柔らかい表情のローが、一同を部屋に招き入れる


ベッドの上にロー以上に疲労困憊の様子ながらも柔らかく微笑んで赤ん坊を抱くウタ

労いの言葉をかけたり赤ん坊を見たりする面々を一歩引いたところから眺めるキャベンディッシュ


ふと何かに気付いて集団に近付く


「……!!!!」

赤ん坊と目が合って、その小さな手が自分に差し出された瞬間崩れ落ちるキャベンディッシュ

どうしたんだ、キャベツ赤ん坊が怖ェのか?、などアドリブガヤ

涙を浮かべた顔を上げて赤ん坊に「おかえり」と小さく囁くキャベンディッシュ

返事をするようにひときわ大きく鳴き声を上げる赤ん坊

まっさらな小さい手のカット

END


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コメディルート


キャベンディッシュが近付くと赤ん坊はキョロッ、と目を回してキャベンディッシュを見る

そして自分の手を見つめたかと思うと不意に口を開く

「よっしゃ人間!!」

流暢に喋った赤ん坊に驚いて取り落としそうになるウタ、唖然とする一同

すわらない首を動かして自分を抱くウタを見た赤ん坊が

「……人間……だよな?」

とポツリと呟いて

END

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