NTRビデオレターを撮ろう

NTRビデオレターを撮ろう

純愛快楽落ち14より ※無断転載NG


男たちはソファーテーブルに置かれた手帳の前で顔を突き出しあって、それぞれの準備を進める。


「おい、あの吾妻をどうやって誘ったんだよ?」


テーブルの上に開かれたその手帳には、隠し撮りらしきには清楚な雰囲気を纏ったロングヘアの美女の写真と交際履歴や、在籍する大学での行動が細かく記載されていた。


吾妻 千生

2年生

社会学科

サイズ:92/64/90

彼氏:あり※詳細不明

イベント参加率:中程度

備考:ミスコン推薦枠第一位も参加は辞退


「それがさ、こないだ撮った子が顔見知りらしくて、ツテでお願いしたら一緒に来るってさ」

「で、協力するから動画は消してくれって?」

「ま、考えといてやるって言ったわ」

「くぅーっ、鬼畜だねぇ……」


男達は軽薄な笑みを浮かべながらも手元忙しなく動き、準備には余念がない。


吾妻千生はキャンパスでの有名な美人だった。


明るく勝ち気な性格だが、清楚で整った顔立ち。

グラドル顔負けのスタイル。

そして何より、Gカップは固いというその巨乳。

夏の海に一緒に行った連中曰く

“余裕で拝見料を取れる”とまで言わしめるほどの美貌。

しかもガードが固く、大人数のイベント以外では滅多に誘いには乗らない

希少価値がすこぶる高い、上物中の上物。

吾妻千生は、そんな女だった。


「で、段取りはどうすんの?」

「いつもどーりだよ。ガンガン飲ませてべろべろにした後、お楽しみタイムだ」

「で、撮影って感じ?」

「そゆこと」


三脚、カメラ、編集用のPC……

飲ませて、玩んで、撮るだけ撮って、編集して、ネットに流すと強請れば、サークル特製極上のお人形の完成だ。

後は彼氏がいようがなんだろうが、堕として楽しんで、飽きたらどっかに引き取って貰えばいい。

彼等は今までもそうして来たし、これからも飽きるまでそうするだろう。


「それで、誘ってくれた女の子はどーすんの?」

「そりゃお前。ヤらなきゃ失礼だろ? 吾妻程じゃねぇがカワイイし、向こうも期待してるだろうしよ……」

「やべ、想像したらもうおったって来た。ちょっとトイレ……」

「俺……一番最初に吾妻に……」

「そらお前、部長に言えよ。絶対ダメだって言われるけどな」

「くっそー、部長ぜってー吾妻を離さないぜ?」

「今日で部長も引退かもな?吾妻持ち帰りで」


そんな下品な話題で盛り上がる雰囲気の中、

部屋のインターホンが鳴る。


「お? もうきたのか? いらっしゃーい……」


その音に男たちが湧き立ち、大慌てでテーブルの片付けを始める。

その期待に部屋の雰囲気が……下劣な獣欲の熱量が否応なしに高まっていく。


慌ただしく機材を別室に移しながら、

最寄りの男がドアを開けて……


それは始まった。



◇NTRビデオレターを撮ろう◇



携帯の画面に浮かぶ再生ボタンを押す。

そこに現れたのは長く綺麗な黒髪の美女

ホテルの一室で焦茶色のレザーソファーに座った彼女は、居心地悪そうにその視線を動かしている。

美しさとあどけなさが入り混じる、少女と女性の中間両方のいいとこ取りのその風貌。

少し勝気な雰囲気だが、その大きく綺麗な目は少しだけ動揺に震えていた。



……俺は、その女性を知っていた。



「はい、まずは自己紹介から」


画面越しの撮影者が、軽薄そうな声色で尋ねる。

そいつは明らかにこの状況を楽しんでいた。


「吾妻……千生……です」

「千生ちゃんっていうの?」


カワイイ名前だねぇ………

心のこもっていないその言葉に、思わずカメラのその先を睨みつけるが、すぐに少し戸惑う様に視線を外す。

不安そうな自分を守る様に、その身に纏う白いシンプルなブラウスと黒のスリットの入ったロングスカートの裾をぎゅっと握っている。

彼女はこの異常な空間に気圧され、怯えていた。


……じゃあ、何から聞こうかなぁ……


「千生ちゃん……今までの経験人数は?」


ほら、カメラ見て?

みんな知りたがってるから。


男のその言葉に、美女……吾妻千生はっとした表情になり顔を真っ赤にして俯くが、撮影者の男はそんな初心な反応を面白がる様に煽る。


「千生ちゃん、……経験人数は?」

「ひ、ひとり……です」


震え、絞り出す様な声。

勝気そうな印象の美女が眉を八の字に垂れ下げる姿が、画面越しでも嗜虐心を無理矢理にでも昂らせる。


「それは、彼氏だけってこと?」

「はい……」

「……こんな可愛いのに……マジかぁ……」


どこかワザとらしい驚きの後、

撮影者の男の手が伸び、ブラウスの胸元を触る。

画面越しの千生の身体がびくんと震える。

やめて……と小さく呟くが、そんな拒絶にもねちっこいその手に動きが止まる気配はない。


「じゃあこういうのも、彼氏しか知らないんだ……」

「あっ、ちょ、ちょっとぉ……っ、んっ!」


素早くボタンを外され、その隙間に手を滑り込まれる。

ブラウス越しに男の手のシルエットが浮かび上がり、指先が何かに潜り込むのがわかる。


「もう硬くしてる?」

「……んっ……ふぅ……ッ……し、しらない……ッ」


唇を噛み締め、快感に耐える千生。

だがその正直な身体は男の指がリズム良くとんとんと蠢くたびにびくびくと背筋が震えている。

だが千生がその快感に耐える隙に、男にブラウスのボタンをほぐす様に外されてしまい、そのままあっという間にブラウスが肩までずり下げられると、白く、清楚なデザインのブラジャーが現れる。

その中には健康的な白さの大きな双丘がたっぷりと詰まっていた。


「くっ……」

「こんなおっきくて可愛いおっぱい好き放題できちゃうなんて、彼氏に嫉妬しちゃうなぁ……」


彼氏君見てる〜?と、

羞恥の中に悔しさを見せる千生をカメラの男は挑発する。

じゃあ、ブラも脱ごうっか?

カメラが触れ、床に置かれたのが判る。

きゃっという小さな悲鳴と共に、男がソファに覆い被さった瞬間、映像が途切れる。


プツンという音と共にカットが変わる。


千生はブラジャーを脱がされ、ロングスカートをずり下ろされていた。

その身を守るのは、ブラジャーと同じデザインの可愛らしいショーツだけだ。

少し乱れた髪と、溢れそうな乳房を二の腕で隠し、

唇と口の端に涎の跡がてらてらと光っている。

おそらく強引に唇を奪われながら、剥ぎ取られたのだろう。

涙目になった千生が、カメラを睨んでいた。


カメラが迫り、千生の顔が大きく映る。

その直前、臍から下に手が滑るのが見えた。

小さく、ぬちゅ……という音と共に、千生の顔が羞恥と快感で歪む。


「ひっ……みゅうぅ……ッ……」

「千生ちゃんの初体験は?」


衣擦れと、くちゃくちゃという下品な水音をBGMに淫靡なインタビューが再開される。

はっ、ひっ、というはしたない喘ぎ声と共に、

千生は瞳が溶けかけながら、必死で言葉を紡ごうとしている。


「……じゅう……ななの……っ、とき……」

「どこでしたの?」

「かれの……いえでっ、ん……っ、告白……して……っ、そ、その……そのままぁ……っ!! 」


男の興奮した吐息と共に、ぐちゅぐちゅという音のペースが上がる。千生の顔が完全に溶け、口元がだらんと開き舌が出かけている。

はひはひと犬の様に呼吸を荒げながら、言葉を絞り出そうと悶えていた。


「……じゃあその彼氏くんに……気持ちと処女、同時に捧げちゃったんだ」

「……そ……、そうです……っ、ファーストキスもっ、……しょっ、しょじょもぉ……っ、一緒に……い、いっしょにぃ……っ、さ、ささげましたぁっ!」


記憶が快感を呼び寄せたのか、あられも無い声と共に、千生がのけ反りながら肩を大きくびくつかせる。びくん、びくんと断続的に震え、絶頂に導かれたのが嫌でもわかった。

……初体験思い出して、いっちゃったのかな?

そう呟く男が引き抜いた指に、白くどろついた愛液が絡みつき、それが指の間で糸を引いている。

それは千生が、雌として完全に出来上がってしまった証拠だった。


「……千生ちゃんって大学じゃ美人で身持ちが固いって有名なのに、ほんとは体だけじゃなくて中身もエッチなんだね?」

「は……っ……はひ……っ……ち……ちがっ……あいつだけ……だいだけなのぉ……っ♡♡」


涙目で首を横に振る千生。

彼以外の愛撫でこうなる事はありえない、とでも言いたいのだろうか?必死でこの状況を否定しようとしている様な素振りが、健気だった。


「じゃあそんな正直な千生ちゃんのびしょびしょのこれ、脱がしまーす」

「や……だぁ……っ!」


カメラが引くと、クロッチが透け、茂みが張り付いたショーツをずり下ろされる。

か細く抵抗しようにも、先ほどの強い絶頂に脱力した彼女はされるがままだ。

そうなればもう守るものは無い。


男はカメラを固定すると、

怯える様な千生の生足をがっと掴み、開く。

美しく整ったその顔が真っ赤に染まり、羞恥に歪む。


「やっ……やら……もうやらぁ……だいっ、やだよぉ……だいぃ……っ」

「うわ……どろどろじゃん……」


こんなにヒクヒクしちゃってさぁと、秘裂を指で乱雑に弄る。愛の感じられない振る舞いだが、それでも入念に溶かされた千生の桃色のそこは敏感に反応する。


「いやぁ……ひろげちゃ……だ、だめぇ……」

「じゃあ千生ちゃんのここ……」


いやいやと首を振る千生の股座に男の腰が迫り、ぐいと下半身を擦り付ける様な動きの瞬間、千生の白い肢体が一際大きく跳ねた。

男メインディッシュとしてその蜜壺を貪られる千生は、背筋をしならせ、大きく目を見開いた。


「ひ……っ、あ、ああ……っ」

「うわ……どろどろで……締め付けやばっ……」


男の腰の動きで、ソファに強く押し込められているのが判る。固定カメラの先で千生はきゅっと目を瞑り、快感に耐えようとしていたが、その顔が男の後頭部に重なる。

無理矢理にキスをされているのだろう。

微かな水音とソファーの軋み、そしてくぐもった吐息だけがしばらく部屋の中で響き渡る。


「……次は……そうだな、千生ちゃんが一番興奮したシチュエーションは?」


舌を引き抜いた男は腰をねっとりと動かしつつ、再びインタビューが始まる。その腰が奥深くまで届くたびに身体がぴくんと可愛らしく反応し、白磁の人形の様なつま先が跳ね上がる。

快感を継ぎ足す様に男に双丘の頂点を咥えられると甘く鳴き喚く。

ちせは完全に弄ばれていた。


「ふっ……ひ……っ、ひあ……っ、ああ……っ、が、学園祭のさいごの日にぃ……き、きょうしつで……め、メイドさんのカッコで……彼にっ、だいにぃ……」


めっ、めちゃくちゃに……されちゃった……ときです……♡


絶頂を重ねられたせいか、そんな甘ったるい告白をする千生の視線はどこかぼやけている。

おそらくその当時の幸せな思い出を反芻しているのだろう。男を恋人に見立てているのか、頬を擦り寄せ、恋人の名を呼んで、一際大きく、そして甘く震える。


「うん……だいだけ……本当にすきなのは……だいだけだからね……」

「……うわー、マジで彼氏に嫉妬するわこんなん……」


そんな健気な美女に情がうつったのか、男は一瞬だけ労る様な手つきになりかけたあと、それをかき消すように一層に腰つきを強める。

ひぎぃ……っ、という搾り出す様な声と共に千生の身体が大きく揺れて、ぱちゅんという水音が部屋中に響く。


「ひっ♡ はげしっ、はげしいっ、と、とめてよぉ!」

「いったばっかで苦しい?」

「く、くるしい……とめてぇ……」

「でも可愛い顔しながら奥、きゅんきゅんさせて、めっちゃ出してほしいみたいだよ?」

「それはっ、……それはぁ……っ♡」


千生の言葉を遮る様に男が千生の唇を奪う。

キスをされながらも千生はいやいや首をふりつつも、足は男の腰に絡み、爪を男の背中に食い込ませる。

心より先に身体が完全に受精の体制に移行していた。


うわやばい……これ、めっちゃ込み上げてくるわ……


唇を離した男の呟きと共に腰の動きがヒートアップし、画面がブレ始める。その補正が最大になっても揺れが収まらない。

獣じみた呼吸と共に、やがてそのままカメラが近づき、

ふぇ?と惚けた千生の顔がアップになる。


「はーい、今から中出しされちゃう瞬間の、千生ちゃんのトロ顔でーす」

「ひ……っ、いやぁっ、とっちゃやだっ!!やだぁっ、だいっ、だいいいいいぃっ!!♡♡♡♡」


慌てたような美女の顔が艶っぽく歪むと、カメラが引き、千生の白い身体全体が映る。絶叫の直後、羞恥に震え、肘膝を曲げたあられもない姿の美女の身体が跳ね、その白い臍下がびくびくと痙攣する。

その姿と、撮影する男の激しい吐息で、その中にたっぷりと注がれたのが嫌でも判ってしまう。


男は暫くその感覚を堪能する様に腰をねっとりとかき混ぜる様に動かし、やがてゆっくりとそれを引き抜く。


どろりと白い何がこびりついたものがずるりと引き抜かれた後、数秒の後にその蜜穴からごぷんと白濁液が溢れて……

それがソファーを汚しながら、床まで滴り落ちた。


うわ……むちゃくちゃ出たわ……


肉壷から溢れる白濁液を指で絡め取り、

その哀れな生贄の前に掲げる。

千生の正体をなくした目がそれをとろんと見つめ、やがて疲れ果てた様に……その瞼を閉じた。


「千生ちゃん、めっちゃ気持ちよかったよ……」


またね?という男の声と共に

くったりとした千生の顔が映った瞬間

ぶつりと動画が切れ、画面が真っ黒に染まる。



……それでおしまいだった。



これは、

なんというか、すごい映像だ。



傍に寝そべる女性、吾妻千生……ちせは顔を真っ赤にして俺を見つめる。

「だいってさ、むちゃくちゃゲスな役が似合ってるね」

「……ああ、自分でも驚いてる……」


隣で寝転ぶ彼女のなんとも言えない視線に、俺はそんなアホみたいな回答しか返せなかった。

俺たちは今、後始末を兼ねたシャワーを浴びた後、裸のままシーツにくるまって、並んでこの動画を見ている。

これは俺たちの、先程まで燃えに燃え上がったNTRビデオレターごっこの映像だ。


勿論、先程の動画は俺が撮影したものだ。


まぁ、所謂バカップルがやりたがるなんちゃら撮り……みたいなものだ。

俺としてはカメラはフリで十分だったのだが、ちせの奴が折角なら撮影して見たいと言うもんだから、ちょっと本気になってしまった。

この日のために日サロで身体を焼き、髪を染めて別人に仕上げてきた俺を、誰か褒めて欲しい。

まぁ、ちせ以外の誰にも、こんな事の為に慣れない日焼けを頑張ったなどとは口が裂けても言えない訳だが……


頭の悪そうなチンピラ役になりきる俺に、ちせは最初の方は爆笑していたが、途中からは割と本気で戸惑い、嫌がっていた。

合意の上のお遊びとはいえ、俺の心にちょっとヘビーな物を残してしまったので、その罪悪感を消す意味を兼ねて、その後の仲直りエッチは俺の大好きなちせに入念に、時間をかけて、とろとろの甘々にさせていただいた。


キス好きのちせに浴びるほどのキスをし、したいことを全部してやり、たっぷりと甘やかす。


“やっぱりいつものだいが、いっちばん好きだよ”


溶け切ったまま足を絡めて“お口直し”を満喫するちせの笑顔を見ると、ようやくに俺も安心できたのだった。


そう。ぶっちゃけ俺も、あんな怯え、戸惑うちせはあんまり好きじゃない。

俺たちはやっぱり甘ったるく、全部で愛を感じながら身体を重ねるのが、一番良いのだ。

若かりし時の経験としては、これで十分だろう。


「ねぇ、だい?」


だが、そんな染料を落とし、ただの日焼けした俺に戻った俺だが、動画を堪能したちせのくっついく体温が、さっきより熱くなっているのが判る。

うずうずと切なく内股を擦らせているちせはお口直しの後でも、まだまだ遊び足りない様だった。


「……ちせ、まだちょっと興奮してる?」

「うん、まだちょっとエッチな気分になってる」


自分が犯されるハードな動画を見たちせのえっちな女の子タイムは、まだ終了していない様だ。

それともお口直しの際に、いつもの”好きだ”とか“愛してる”だけじゃ無くて、“結婚しよう”とか“孕ませたい”とか囁きまくったせいだろうか?

火照った笑顔がじりじりとにじりより、へへへと笑いながら俺にぴったりくっつこうとする。

可愛いが……圧が凄い。


「キス……したいよぉ……」


唇をつんと立てたちせは、ちょっと強引にに俺のそれと重ねて、そのままの流れでその細く可愛い舌が俺の前歯をノックする。

首に手を回され、俺を逃がさない様にして、たっぷりと舌を絡めてくる。そんな発情したちせの甘い誘惑に俺はすぐに屈してしまう。


「……ちせ……次はなにしたい?」

「だいさ、……始める前、あたしにこてんぱんに負けたじゃん?」

「……あー」


さっきこの部屋の大画面テレビでやった格闘ゲームのやつか。

一応、ちせに気持ちよく過ごしてもらえる様に頑張ったつもりなのだが……確かにあれも勝負といえば勝負だ。


「だったらあたしの言う事……聞けるよね?」

「まぁ、そうだな?」


……しょうがない。今はちせに花を持たせよう。




◇NTR(ない)ビデオレターを撮ろう◇



ちせが手に構えた携帯の録画ボタンを押す。

ノリノリな彼女はベッドの上に横たわる俺の腰に跨り、ゆっくりと腰を揺らして心地よさそうな顔で自撮りを始める。

正直恥ずかしい事この上ないが、どろどろにとけたちせの中は、熱くて柔くて、とにかく気持ちがいい。


「ふぅっ……こっ、この間……自分の方が彼氏よりあたしを好きで、絶対幸せにできるって言ってたひとに、送ります………」


いつの間にそんな事言って俺のちせを口説く奴が現れたのか……

ちょっとだけ嫉妬心に駆られた俺はそのグラビアアイドル顔負けにくびれた腰を掴むと、ちせの好きなところを重点的に攻める。

どこまで耐えられるかな?ちせ。

びくりとちせが震え、少し経つと中がじんわりと甘く蕩け始める。

そんなねちっこい水音が響く中でも、ちせは快感と興奮で見るからに狂いかけの表情の中、頑張って撮影を続ける。


「あたしの彼氏……だいには……っ、あたしが初めてをあげてから……もういろんなこと……許しちゃってるんだ」


……だからあたしの身体、

完全にだいのものになっちゃってます♡


あー、こいつバラしやがった。

そんなすけべなお姫様にはお仕置きが必要だ。

臍の下、ちょうど俺のが飲み込まれているそのあたりを、くりくりと強めに触れる。


「だいは、優しくて、いつだってあたしの事、だいじにしてくれて……ふぁ……ッ、あっ♡ いりぐちダメっ……もうっ、だいぃ、だめだってぇばぁ……っ♡」


臍の下がきゅーっと窄みつつも揶揄う様な、咎める様なちせの甘い声。女の本能が俺のを絞り出そうとするが、なんとか我慢する。

ここで耐えねば……ちせを完全に乱すことはできない。


「……へへっ……いまもっ、こおして……あたしをいじめてます……♡ かたくて、おっきくて……だいのでおくとんとん、ぐりぐりされると……あたしも、ダメになっちゃうの♡」


嬉しそうにはにかむちせは、無茶苦茶に可愛い。

思わず腰をがっつりと掴み、強めに腰を揺らす。

俺の強気の姿勢を感じたせいか、ちせの余裕が、見るからに無くなっていく。


「あ……ッ、こ、こしっ……掴まれてっ、に……にげられないまま……かっ、彼女だって……お、お嫁さんなんだって、あたしは……だいの子を孕むんだって……奥にっ、しきゅうにわからせられて……っ、うああッ!!♡♡」


ちせの泣きべそじみた声。

そんな彼女の良いところをさらに激しく、執拗に責めると、その身体と心が限界を迎えた。


だめっ、もうだめだよぉ!

きもちいいよぉっ!!

こんなの……撮ってらんないよぉっ!!


澄んだ黒いロングヘアを振り乱し、

涙と涎で溶けた媚び顔の千生が啼き喚く。

携帯が手元から滑り落ち、床に乾いた音を響かせても、ちせはお構いなしに俺から与えられる気持ちよさを独占しようとする。


「好きっ、大好きだよっ、だいっ、だいぃぃっ……♡」


千生は俺の肩に手置き、蕩けた媚び顔で必死で腰を振り下ろす。

その一番下に降りた瞬間を狙って腰を浮かせると、そのタイミングでちせの身体が震え、おっぱいがぱつんぱつんと前のめりに跳ねる。

ひゃんひゃんと切なく啼くちせの声は、いつだって俺の独占欲を掻き乱す。


だい……やくそくだよ……

あたしを、お嫁さんにしてっ……

子宮(おなか)……いっぱいにしてっ、

ほしいよぉ……っ♡♡


うわごとのように繰り返すちせのダメ押しに、俺も限界を迎え、その中に今日何度目かの精を解き放つ。

ちせは甘美な悲鳴を上げながら俺の上で弓形になり、臍の奥が俺のを強欲にびゅくびゅくと吸い上げる。

のけ反りになるちせに白い腹の奥で、最初の……初めてのセックスの時に俺にマーキングされたちせの子宮が、きゅんきゅんと喜んでいるのが判る。


出るのが……止まらない……


「……は……ふ……っ、あたしはもう、こうされて……いっぱい幸せになっちゃう、だめな女なんだ……」


未だ絶頂の抜けきらない身体で携帯を拾い上げると、肩で息をする彼女に満足そうな笑顔が咲く。


「だから……ごめんね……」


少しだけ申し訳なさそうに微笑むと、

その白い細指で動画の終了ボタンを押した。

そのまま俺の胸元に倒れ込む様にうつ伏せになると、最後のデザートを欲しがる様に俺の胸板の至る所に媚び媚びなキスをする。


「……あたしまた、だいに助けられた?」

「なんのことだかな」

「ふーん、そっかぁ……」



……ちせは、なんとなく勘づいているみたいだ。



今回の飲み会についてのアレコレのきっかけは、ちせが俺に相談して来た、友人との飲み会への参加の件から始まった。

俺は噂によるとそのメンツはヤリサー疑惑があるから、友人の真摯なお願いとはいえ、ホイホイいくべきではないと強めに断る様、伝えただけだった。



……表向きは。



ちせは本当に、いい女だ。

不安な事はきちんと、俺に伝えてくれる。

俺に常に誠実に、真摯でいてくれる。

でもだからこそ、そのアドバイスの裏で俺がこそこそ何をしていたかの真実についてだけは、俺は墓の下まで持っていくつもりだ。


……彼女は少しだけ警戒したが、多少はできる事があるから俺に少し時間をくれと頼むと、友人の彼氏という立場故か、彼女は伝えられる限りの真実を俺に打ち明けてくれた。


それから後はもう、

“なすべき事を成す”

それだけだった。


俺が言えるのは……それくらいだ。


“ありがとう……ございます……”


彼女は、泣きながら恋人の下へ帰って行った。

ちせや恋人に真実を伝えるかどうかは、あの子次第だ。

だが俺自身としては、俺が垣間見たあの子の悲劇もまた、葬るべきだと思っている。

彼女を苦しめるものは、もう無いはずなのだから。


「……じゃあ、聞かない」

「そうしてくれると助かる」


少し不満げなちせだが、……それでいい。

彼女もなんとなく、何かがあったのかをわかっているのだろう。

だから今はちせをいっぱい大事にしたい。

甘えたい。


俺はちせを優しく、でも力強くしっかりと抱く。

ちせはみんなの人気者だが、

女としてのちせは俺だけのものだ。


俺はちせにとって初めての男で、

そして最後の男でいたい。


ずっと……もし、俺たちの間に新しい命が産まれても、俺が先にこの世から居なくなっても、変わらずそうでありたい。

そんなふうに考えてしまう俺が居るのだ。


「……あたし、重い?」

「ちせの体重くらいで俺が音をあげるかよ?」

「そうじゃなくて…………もういい」


そんな一瞬の間の後、ちせが悪戯を思いついた様ににやりと口角を上げる。


「……これ、ホントに送ってみようかな?」

「怒るぞ?」

「冗談だって」


ちせの冗談本気とも取れない呟き。

正直それはマジでやめてほしいところである。

口説こうとした男が可哀想だし、何よりちせの裸体を他の男に見せるのなんて、死んでもイヤだ。

そいつが悪党だろうと善人だろうと嫌なものは嫌なのだ。


「あたしがもてるの、嫌い?」

「嫌いだけど、モテないよりはまぁ……」

「ふーん、だいも、大概唐変木なんだね?」

「なんだよそれ」

「……教えない」


意味深に頬を膨らませるちせ。

一体なんなんだ?

しかしモテるといえば、この手帳を読んでふと疑問に思ったのだが、千生は何故、ミスコンを辞退したのだろうか?

そんな疑問をぶつけられたちせは、何を今更と呆れた表情を溢す。


「……だってさ、もう少ししたらだいのお嫁さんになるのに、だい以外にモテたってしょうがないじゃん?」


あたしはね、キャンパスで一番の女の子になりたいんじゃないの。

だいの一番の女の子でいたいの……


俺の腰の上に跨りながらも上半身を立たせる様にしてそう宣言する。大きくて形の良いおっぱいを揺らし、頬を染めたちせはふんふんと鼻息荒くドヤ顔で俺を見下ろしていた。


なるほど、そういう事か。


……参りました。

かわいいやつめ。


それなら今日はお姫様扱いを5割増にして可愛がってあげなければならない。それが今の可愛すぎるちせに勝てる、俺が取れる唯一の方法だ。


「へへ、だいはもう、あたしのものだからねー」


再び俺を組み敷くちせの、してやったりの笑顔。

それはあの時と、全く変わらないちせの笑顔。


全く、中坊の俺よ……

なんでお前はこいつと、唯の喧嘩友達でいられたんだ?

ホント不思議だ。


おしまい。

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