Mr.メティ

〈本名〉ミスト・トーマス

〈種族〉人間？

〈所属〉劇団パラノイア44代目団長

〈一人称〉私

〈好きなもの〉推理小説、執筆、劇

〈嫌いなもの〉読書の邪魔をされること

〈怖いもの〉締切

劇団パラノイアのかつての団長の一人で数百年前の人物。

元々は孤児院に住んでいたが、ある日衝合で流れついた推理小説を読んで作家としての才能に目覚める。

そしてその作品を読んだ42代目に誘われて劇団パラノイアに入る。

初めは脚本家だったが、兄弟のように親しかった43代目が病に倒れたことがきっかけで団長になる。

書いた脚本は推理物が多い。

初期の頃はコージー・ミステリーが多かったが、41代目が亡くなってからはメタミステリー、アンチ・ミステリが多い。

数ある脚本の中でも「ハウダニット窃盗事件」、「フーダニット殺人事件」、「ホワイダニット誘拐事件」の三部作からなる「ダニットシリーズ」は名作として有名。

最期は脚本の執筆中に密室の中で死亡。

明らかに他殺と見られる死体だったが犯人は分かっていない。

第一発見者の副団長によると穏やかな顔で亡くなっていたらしい。

享年47歳。

死ぬ間際に書いていた脚本の題名は「倒叙ミステリーのすすめ」

記憶喪失の探偵ロストと、生まれつきテレパシーを使える少女ライのコンビが活躍する推理劇。

「ハウダニット窃盗事件」

怪盗ジャックによってブラッドダイヤモンドが盗まれた。

ロストとライは持ち主に依頼されて調査を行うが……。

どうやってブラッドダイヤモンドは盗まれたのか？

「フーダニット殺人事件」

旅行に行ったライだったが、泊まった洋館の中で殺人事件が起きてしまう。

ロストからスクロール越しに指示を受けつつ聞き込みを行うライだったが、全員アリバイが無く、そして全員に動機があった……。

誰が殺人を行ったのか？

「ホワイダニット誘拐事件」

ロストが目を覚ますと拘束されていて、見知らぬ部屋にいた。

途方に暮れていると部屋に入ってくる人物がいたが、その人物はライにそっくりで……。

なぜロストは誘拐されたのか？

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