ドラゴン使い(兼怪獣マニア)
名前:マドカ
年齢 / 性別 / 職業:?歳 / ? / アーティスト(絵・歌・一部楽器)
せいかく・こせい:ようき・かけっこがすき
趣味:スケッチ、探検、面白そうな物集め
特技:食べられる野草かどうか見分けられる
好きなもの・こと:怪獣、旅、噂話、紅茶、即興演奏、運動
苦手なもの・こと:雨、コーヒー、じっとしていること
現在の手持ち:リザードン、ガブリアス、クリムガン、ガチゴラス、エンニュート
バトルは得意か:得意であり好き。インスピレーションのために戦いを挑むことも
バトルスタイル:相手の動きを観察しつつ、力強く攻め立てる
- - - -
あちこちを旅して回る流浪のアーティスト。
出身は非公開、性別不詳、年齢は「お酒が飲める歳」……と謎まみれ。
ドラゴン使いの一族に生まれたが、厳格な家風に嫌気が差して出奔したらしい。
しかしドラゴンたちのことは今でも好きで、
彼らとの出会いをくれたことに関しては家に感謝している。
またそうは名乗らないが怪獣マニアでもあり、
作品にはドラゴン以外にも怪獣をモチーフにした物も多い。
その他お伽噺や噂話なども好きで、旅人の歩みを訊いたり、
時には取材と称してバトルを挑むことも。
それがマドカにとって有意義な時間であれば、
自身の作品をプレゼントしたりすることもあるという。
元はドラゴン使いの一族としての教育を受けたためか、
トレーナーとしての実力は高め。
幾つも作品を制作する中で磨かれた観察眼で相手を見定めながら、
機を逃さず苛烈に攻める戦い方を主とする。
ドラゴンの力を頼みにゴリ押すこともあるが、
それも「そこに勝機がある」と判ずるがゆえ。
アーティストとしてはどうかと言えば、
こちらも生来のセンスで一定の評価を受けている。
野性味や荒々しさに溢れた絵画、明るい中にどこか愁いを帯びた演奏、
どちらにも少数ながらファンがいるとか。
一方でこちらは独学や我流の部分が大きく、
そうした点を評価する層からのウケは悪い。
外向的かつ能動的、気さくで楽天的な性格。
何でも楽しもうとするタチで、平坦な道を行くときも、真剣勝負の最中でも、
鼻歌交じりに笑みを浮かべている。
(本人にそのつもりは無いが)相手を侮っているようにも見え得るその様は、
どこか竜の高慢さにも似ている。
積極性が高いがやや強引なところがあり、
また色々な物事に興味を示すが少々飽きっぽいフシがある。
いつでも元気に動き回るマドカの姿を、
良くも悪くも「怪獣のよう」と表現する者もいるらしい。
唯一雨の日だけは大人しく、
心なしか跳ねの弱い髪を弄りながら、荷物の整理や楽器の調整などをしている。
一族を捨てたマドカにとって、手持ちのポケモンたちだけが家族と呼べる存在。
僅かな荷物だけで飛び出した時、
路銀も尽きて雨の中を彷徨った時、
道に迷い空腹にあえいだ時。
バトルに勝った時、
作品が高く評価された時、
聴衆から喝采を浴びた時。
そして、何でもない時。
どんな時でもずっと一緒のポケモンたちへマドカが向ける信頼は並ではなく、
手持ちたちも同様にトレーナーであるマドカを深く信頼している。
人の心に触れる機会の多いとある人物に曰く、
「表面的にはそう見えないが、やや厭世的で人間嫌いの気がある」。
他者の歩みを聞きたがる割に自身の過去を語りたがらないのは、
そこに何かがあるからなのかもしれない。
- - - -
リザードン(♀ / むじゃき / イタズラがすき / サンパワー)
マドカが一族の元を離れた時からずっと一緒に旅をしている、
相棒と呼べるポケモン。
手持ちの中で最も子供っぽい性格をしており、
マドカのすぐ傍で甘えていることが多い。
旅の中で得た様々な経験は、
平時の悪戯だけでなくバトルの際の巧みな動きにも活かされる。
ガブリアス(♀ / ようき / あばれることがすき / さめはだ)
マドカが一族の元を離れた際、こっそり持ち出したタマゴから生まれたポケモン。
手持ちの中で最もマドカに似た性格をしており、食べ物の好みや寝相までほぼ一緒。
バトルの際にもそれは活かされ、
息の合い方は最古参のリザードンに勝るとも劣らないほど。
クリムガン(♂ / ゆうかん / ちょっぴりみえっぱり / ちからずく)
マドカが一族の元を離れてから、最初に手持ちに加えたポケモン。
手持ちの中で最もキッチリした性格をしており、
やや時間にルーズなマドカをよく起こしている。
またかなりの恐れ知らずでもあり、
どんな相手とのバトルでも全く怖気ず向かっていく。
ガチゴラス(♂ / いじっぱり / うたれづよい / いしあたま)
マドカがとある作品を制作し売却した際、
代金と一緒に贈られたタマゴから生まれたポケモン。
手持ちの中で最も負けず嫌いな性格をしており、
マドカと互いに譲らず睨み合うこともしばしば。
しかしそれは強みでもあり、
バトルでは最後の最後まで食いしばり全力で暴れまわる。
エンニュート(♀ / おくびょう / ものおとにびんかん / ふしょく)
マドカがとある場所を訪れた際、
一目で気に入り延々と追いかけてゲットしたポケモン。
手持ちの中で最も怖がりな性格をしており、
絆を深めた今はマドカの陰に隠れるのが常と化している。
バトルにおいてそれは警戒心の強さとして顕れ、
しなやかな身のこなしと合わせて相手を翻弄する。
- - - -
戦闘前:
「やぁ、はじめまして! ワタシはマドカ。マドカお兄さんでもマドカお姉さんでも、好きに呼んでね」
「キミはドラゴン、好き? ワタシは大好き! あの力強さと美しさ、どれだけ作品にしても飽きない!」
「旅をしながら、絵を描いたり、歌ったり、奏でたりするんだ。色んな物を見て、聞いて、感じて……ね」
「……ふふふ。そうだね。キミとキミのポケモンのことも、教えてほしいな……バトル、受けてくれる?」
戦闘中:
・二匹目を出したとき
「戦い方だけじゃない。トレーナーの表情、ポケモンの動き……キミが歩んできた道筋、伝わってくるよ」
・弱点を突かれたとき
「おっと、弱点を突いてきたか! ふふふ。良いね、そうこなくっちゃ! これは楽しい勝負になるね!」
・急所に当たったとき
「急所に当たったね、これはラッキー! けれど、油断はしないよ。まだまだバトルはここからだから!」
・最後の一匹!
「"やっと"か、"もう"か……最後の一匹。素敵な一時の締めくくり、とびっきり派手に行くとしようか!」
戦闘終了:
・マドカ敗北時
「やるね、なら……おっと、出せる子がもういないな。これはワタシの負け……ということになるかな?」
「敗北は悔しいが、それよりも楽しかった! 素晴らしいバトルをありがとう……それと、おめでとう!」
・マドカ勝利時
「よし、それじゃ……ん? もうお終いかい? これはワタシの勝ち! ……ということでいいのかな?」
「勝ったこと以上に、キミのことをよく知れたことが嬉しい! ありがとう、よければまた勝負しよう!」
戦闘後:
「暮れない日も、明けない夜も無い。止まない雨も、陰らない日も無い。世界は、そういうものだから」
「楽しいときの一時間は一瞬なのに、退屈なときの一時間は永遠みたい。時間は、そういうものだから」
「……何が言いたいのかって? 簡単だよ。どうせ生きるなら、最高に楽しんで生きようってことさ!」