DLC ブランク・ベースメント・シークレット
本編開始の少し前、地下室に迷い込んだ記憶喪失の青年による没になったマスコットからの逃亡劇を描く。ゲームシステムはfnafsbに近く、昼の部をベースとした探索型アクションになっている。当然ながらマスコットに捕まれば濡れ場の後セーブポイントに戻される。
また、このモード限定のお土産として剣のおもちゃ「グランド・ソード」が存在し未発見状態のマスコットに使うとケツに挿して一定時間絶頂させ行動不能にする事ができる。DLCクリア後は本編でも使用可能になる。
Mr.ブロント
トイズの没マスコットのブロントサウルス。マスコットの中では比較的大型の部類。
中に2人のアクターが入って操演するタイプであり前足担当に後足担当が中でしがみつく形で活動する四足歩行モードと後足担当が前足担当を中で肩車し前足担当の足を腕代わりにする二足歩行モードを切り替えられる予定だった(この機能は改造後のユニコーンに応用された)。
しかし切り替え時に事故が発生する可能性が高く、またキンダー・ゾーンのテーマが恐竜からおもちゃ滑りしたため没となり着ぐるみは地下空間送りとなった。
しかしどういうわけか地上のマスコット同様に半壊した状態で動いており、首と腹部の穴から2つの顔が覗いている。
電流を流されて気絶し転落、更に首(前足担当の上半身)と後半身(後足担当の下半身)をキャットウォークに打ち付けて断裂し機能を停止したと思われたが…?
中の人:ソル・ツィカーデ&カイ・オットー
二人組の少女だが黒川姉妹と異なり姉妹ではない。しかしただならない関係ではあるようで2人でひとつになれた事を喜んでいる。
抜群のコンビネーションで四足歩行モード二足歩行モードを切り替え、上の口と下の口の両方でお客様を塞ぎ込む。
ナイト
モンスターズの没マスコットの鎧騎士。ウィリーズ・ワンダーランドとは無関係。
本物の西洋甲冑を参考に作られており他のマスコットに比べてかなりリアル寄りの姿をしていた。
しかしそれ故に熱が籠りやすい点や重量が嵩む点から危険と判断され没滑り。地下空間送りとなった(なお一見似たようなものであるロボは中の人のレフト自身が設計を工夫したためそれらの問題をクリアしていた)。
例によって半壊した状態で動いておりその姿はまさに亡霊騎士。しかも手に持った剣には電気アンマが仕込まれている。
熱が弱点である事を突かれボイラーに落とされそうになるが悪あがきで青年の足にしがみつき道連れにしようとする。しかしその際蹴りを喰らった事で頭部を覆っていた兜が完全に外れると同時に転落。燃え尽きたと思われたが…?
中の人:倉江 亜音(くらえ あね)
冷静沈着な雰囲気の少女。
剣術に長けており剣で障害物を破壊しながら追いかけてくる他、中の人の中では比較的礼儀正しい側面も持ち至極丁寧にお客様に「ご奉仕」してくれる。
鎌鼬
妖怪連合の没マスコットの鎌鼬。
サブモチーフとして隙間女の要素が取り入れられており、着ぐるみを引き締めて体積を小さくする事で遊園地内の隠し通路を蛇のように這って移動する神出鬼没の忍者としてのキャラ付けが想定されていた。
しかし中の人が締め付けられる事による窒息や鬱血の危険性と隠し通路の設置による耐震性の低下などの安全面の問題などから聖なる没キャラと化し地下空間送りとなった。
半壊してはいるがギミックは正常に機能しており、中身が既に生命活動を停止している事でリスクも踏み倒されている。
通気口を這って青年を追跡していたが通気口内の換気扇のスイッチを入れられ、細くなった状態でプロペラに切り刻まれ見るも無惨な姿になる。そのまま動かなくなったと思われたが…?
中の人:我妻 射矢(あがつま いや)
妖艶な雰囲気の美女。
ギミックを駆使してあらゆる隙間を通ってくる上に忍術にも長けており、襲ってくる方向を判断するのは困難。自身を締め付ける際に嬌声を上げるマゾヒストな面も持っている。
ベヒーモス
正体不明の謎のマスコット。
他のマスコットとは一線を画す、全身継ぎ接ぎだらけの化け物のような姿をしている。隙間らしい隙間が一切見られず濡れ場も体内に取り込むというものになっており、エロ要素がほとんどない純粋なホラー枠と言える。
果たしてその中身は…?
Mr.ブロント(第二段階)
破壊されたMr.ブロントの成れの果て。
なんと分断されたソルの人格が人工知能を介してカイと融合しており、体だけでなく心まで混ざり合ってしまっている。
その姿は異形そのものであり残った上半身が前後逆さまに立ち上がり、下半身が付いていた上部の断面にソルの上半身が入った首がガムテープで貼り付けられている。上下逆さまになって狂った笑みを浮かべるカイの顔と抜け殻になったソルの顔が人生の悲哀を感じますね
ナイト(第二段階)
破壊されたナイトの成れの果て。
ボイラーに放り込まれて鎧が融解し、使い物にならなくなった右足には剣を埋め込んで義足代わりにしている。また兜が外れた事で全マスコットの中で唯一中の人の頭部が完全に露出しているのだがこちらもわずかに焼け爛れている。
熱暴走と頭部のガワの欠損により人格がバグを起こしており、かつての冷静さは微塵も見られず言葉にならない叫びを上げながらお客様を攻め倒す。
鎌鼬(第二段階)
破壊された鎌鼬の成れの果て。
縮小したまま斬り刻まれた事で全身からひどく流血しており、ガワがドス黒く染まっている。それだけでなく自らの体を掻き毟る自傷行為に出るようにもなった。
変色した事でより闇に紛れやすくなっており神出鬼没さが深まっているが体を掻き毟る音を聞き取る事で回避が可能となる。
没マスコット達の中の人の真実
彼女達の正体はりひが女子高生だった頃のクラスメイト(射矢は担任)。
りひが不登校になった事を怪しみ行方を調べるがそれは罠であり、まだ営業していた頃のユータラス・ランドに潜入したところを臥亜に捕まり没マスコットに詰められ本物のマスコットの実験体にされた。
もちろんりひはその事を知らなかったが本改造を受ける前日に臥亜から改造された友人達の事と自身が本物のマスコットのプロトタイプである事、そして自身の家庭事情の事を知らされ他のマスコット達すら上回る絶望を植え付けられてしまう…
ベヒーモス
その正体は人工知能の技術の応用で自らの妻に人格を移した臥亜。
彼の真の目的は辛い現実で腐り果てた体と心を仮面(着ぐるみ)で隠し、男を喰らう事で餓えを満たすマスコットという名の美しい怪物を生み出すという狂気の沙汰の産物だった。
呼び集めた女性達を本物のマスコットに改造した後自らホワイトハント・ゲームのチュートリアル役になり死亡したと思われていたがバックアップを取っていた人格を妻の肉体に移し、自らもマスコットとなっていたのだった…
最終的に没マスコット達に裏切られて破壊され、完全に死亡。
機能停止寸前で生前の意識を取り戻した没マスコット達はりひを救ってくれと青年に言い残し息絶えた。
青年
その正体は本編の主人公、真根 茂分雄その人。
常連客であり自身の大ファンだった茂分雄の事を覚えていたりひは彼を気絶させたあと、ゲーム開始前に仲間達にも内緒で地下に運び込んでいた。全ては自分のせいで改造されてしまった友達を救うために。
りひの本懐を遂げ記憶を取り戻した茂分雄は自らの足で地上へと向かう。
次はりひ自身と、彼女が救おうとした仲間達を救うために。