DGP独自設定:サポートデバッガー
・前提
:DGPでプロデューサーが徴用できる、運営補助ユニット。具体的には外部からの防衛機構及びGM級ライダーの部下・助手に相当する。
元々徴用は出来るようになっていたが、現代人に任命する形でしか徴用出来ないため未来人の価値観的に「利用して使い捨てるにしても古代人(現代人)をDGPの運営側に引き入れるなどあってはならない(「見世物小屋の動物」に等しい古代人を運営やオーディエンス等未来人の階級まで引き上げることは許してはならない)」として、サブサポーター徴用やサポーターによるDGPへの越権行為が目立ち出したニラムの代までは使われることは一度として無かった。
・スペック
:基本サブサポーターと同じく、異様な防御力と皆無な攻撃力、攻撃目的の自分からの格闘を阻む障壁等、直接戦闘はほぼ出来ないようになっている。 ただし、弱体化・無力化に特化したサポートモードとGM権限が付与されたフィニッシュモード(サブサポーターに当てると生身に一切傷をつけず、確実に換装解除に持っていけるデバッグコマンド扱い)といった性能面での下駄や、グレアのそれと似た小型のドローン『サヴェイランスレイ』(流石に頭にかぶせて洗脳する機能はない)を従えてグレア・ゲイザー同様に使いつつ支配領域をつくる機能等、サブサポーターと違い戦闘が出来ない訳でもない。
ジャマト相手なら銃撃とサヴェイランスレイの射撃で大抵の個体は撃破でき、プレイヤー級ライダー相手なら余程の手練れでない限りは捕縛、もしくは変身解除に持っていくことが出来る。
サポーター級ライダー相手の場合流石に足止め程度にしかならないが、運営が対処するまでの足止めや時間稼ぎが出来れば充分なので問題にはなっていない。
(逆にサポーター級ライダーを無力化できるレベルまでスペックを与えると、万が一運営に牙を剥いた際に御すのに手間取る可能性があるためそこまでは与えられない。)
また、戦闘力の大半はサヴェイランスレイに依存している上その制御権限を与えているのはプロデューサーであるため、権限的にサポートデバッガーはプロデューサーに逆らえない。
・使用ガジェット、及び操作
:ガジェットやその操作は基本的にサブサポーターと同じ。
ただし、使用するライザーカードだけはサポートデバッガー専用の色違いプロビデンスカード(中央の円が銀色になっている)を用いる。
・疑似変身の形
:サブサポーターと同じく、勝負服を纏った自分のアバターに換装する。
エフェクトは少々特殊で、光線と共に撃ち出したカード型エフェクトが使用者の周りを回って実体をスキャンし、カードから現れたサヴェイランスレイが放つ糸型のエネルギーを纏ってアバターを形成。
最後にカード型エフェクトが収縮し、何らかの頭部アクセサリーとして装着されると同時にサヴェイランスレイが両肩と両膝(こちら四つは元の華奢なシルエットを壊さない程度にさらにスマートな小型)、腰の両側面(多少スマートに絞られているがグレアのドローンに近いサイズ)に装着されて換装が完了する。
・用途
:基本的にはサポーター及びその駒であるサブサポーター相手の抑止力。(古代人相手の制限、管理が徹底されているため、DGPを揺るがせる存在はサポーター、そしてサポーターが支配、支援している存在のみであるため)
フィールドを監視し、不穏な動きをしているサポーター、サブサポーター、ついでにプレイヤーを見つけ次第プロデューサーに報告し、プロデューサーの判断に基づいて捕縛や足止めを行う。
(あくまでプロデューサーの助手・部下でありゲームマスターの部下ではないのでゲームマスターは口出しできないが、サポートデバッガーがゲームマスターに命令できる権限もないのでプロデューサーの指示がない限り互いに不可侵になる。)
・その他
:・このサポートデバッガーにもID(サポートデバッガーとしての名)が存在する。
(例)ドゥラメンテ:クロウシアorレイヴン(由来は鷹の目ならぬ鴉の目)
(これはあくまで作者の案)
・この換装時のみ音声が変化するらしい…?
(例)「Crowshea log-in. laser on. Aerial Observation, Crowshea.」