Cosmetics For Makeover

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翼を迎え入れたバンビ抜きバンビーズだったが最初に仲良くしだしたのは扉で応対したミニーニャだった

「壇上で言ってたのは聖別のことだったんだ」

「まあそういう事ですわ 真相を聞いて答えが「そもそも自分の物だから」という理由で じゃあ納得しましたなんてなるはずもないですわよ」

「私たちとしては『そういうもの』って認識もあるし仕方ないかなって思うところもあるの」

「ふーん 端的に言ってクソですわね」

ある程度身の上話を聞いてみれば自身の復讐ではなく共生関係にあった滅却師達の無念を晴らすべくあそこへ乗り込んだと分かった

別に誰に頼まれたわけでもなく行くのも狂っているがそもそも頼まれていたとしても陛下に楯突くなど狂いすぎて一周しているレベルだ

「それで...結局誰が私と戦ってくれますの?」

「うーん...ジジちゃんがいいじゃないかな?似てるとこあるし…」

「そもそもなんでそんなに戦いたがってんだ」

顎に手を置いてジジを推薦するミニーニャの横でリルトットが口を開いた

「一つは争いを嫌うなどと のたまうユーハバッハへの当てつけ

あともう一つはやはり訓練は殴り合って半殺しにし合うのが一番だからですわ...虎屋家は基本こうですわよ」

「一族単位で狂ってるな」


ミニーニャに推されたジジだったがまずジジが言い放ったのは

「化粧品どこのブランド使ってるー?」

「業務用スーパーの割引済みメンズ用品ですわ」

「持ってたらちょっと貸して欲しいな~ そうでもなかったらやる気でないな~」

翼は袖の中からゴソゴソと身だしなみ用の道具を取り出し渡した

「これでいいんですの?私はホームレス時代から安いものしか使っていませんわよ」

「これでいいよ~♪...というかホームレスまでしてたんだ」

戦う相手が決まって喜ぶ翼 そして男でありながら女と見まがうほどの見た目をしている翼の使用している化粧品のまだ見ぬ効果を夢見て嬉しそうなジジであった

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