(CP妄想につき閲覧注意)甘さに磨きがかかったテス藤SS

(CP妄想につき閲覧注意)甘さに磨きがかかったテス藤SS


本格的に前戯してるんで、閲覧注意です

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ボタンに手をかける。一つづつ、丁寧に、焦らすように外していく。徐々に露になっていく白磁のような肢体は程良く肉付きが良く、柔らかそうだ。


「っ、はぁ……ぁっ、ん」


衣擦れの音にすら感じ入っているのだろう。時折漏れ出る吐息が、艶を帯びていく。薄らと汗ばみ始めた身体は、しっとりとしていて手に馴染む。

薄い寝巻きを剥ぎ取れば、大河はいよいよ下着だけの姿になった。彼女の印象からは想像できないほど大人びた黒のレースが、テスカトリポカの視界に飛び込んでくる。飾り気のないシンプルなデザインは世間的には興奮させるものではないはずなのだが、大河が身に着けているというただその事実だけで男を煽るものへと変化した。


「綺麗だ、タイガ」

「あっ、ん……」


一瞬だけ恥じらうような素振りを見せた大河だったが、褒められると嬉しかったのだろう。すぐにふにゃりと表情を和らげ、甘えた声を出しながらすり寄ってきた。


「テスカトリポカさん……」


彼女の声がテスカトリポカを呼ぶ。応えるように視線を合わせ、優しく髪を撫でてやると、大河は幸せそうに目を細めた。とろけてしまいそうな笑みが、テスカトリポカの心を満たしていく。

もっと喜ばせてやりたい。気持ちよくさせてやりたい。そんな思いが溢れ出し、自然と撫でる手が大胆なものへと変わっていった。


「はふ……っ、ぁ……」


耳の裏をなぞり、首筋を伝い、鎖骨の窪みを掠める。そして、柔らかな双丘の麓に触れると、大河は切なげに身を捩った。

布越しでも分かる膨らみの感触を楽しむように、指先でそっと押し込む。柔い弾力が跳ね返ってきて、心地良い。大河の口からは熱っぽい吐息が零れた。


「ふ、ぅ……っ、う……」

「痛くないか?」

「だい、じょぶ……きもちぃ、から」


縋るように大河の指先がテスカトリポカの服を掴む。それがもっとと強請っているように見えたのは、果たして彼の願望なのか、それとも彼女の本心なのか。

どちらにせよ、テスカトリポカの行動に躊躇はなかった。


「ぁんっ!ふ、ぁ、あ、あ……」


爪の先を僅かに食い込ませる。ぐにゅりと形を変える乳房はマシュマロのように柔らかく、少し力を込めると簡単に沈み込んだ。

あられもない声を上げる大河だったが、痛みを感じている様子はない。むしろ快楽を得ているように見える。

ならばと今度は掌全体で包み込み、全体を揉んでいく。大河の身体が小さく跳ね上がった。


「ひぅ……ぅ、ん……!」

「どうだ、気持いいか?」

「ん、ぅん……ぅん……ッ」


こくこくと何度も首を縦に振る。彼女の顔は真っ赤に染まっていて、瞳は涙の膜で覆われていた。それでも尚、彼女は快感を訴え続ける。


「きも、ち……ぁ、ぁ、もっ、とぉ……」

「ああ、いくらでもしてやるよ」

「ぁ、……うれし……っ」


大河の頬が紅潮する。口元が締まりなく緩んでいき、だらしない笑顔を浮かべた。普段の彼女からは考えられないような淫靡な姿に、テスカトリポカも興奮を隠しきれない。


「……脱がせるが、いいよな?」


乳房を掴んでいた手を離し、音を立てるようにホックを弄る。カリ、カリ、と引っ掻けば、その音に反応して大河の身体が震えた。

一瞬だけ瞼が伏せられ、再び開く。そこにはもう羞恥の色は残っておらず、あるのは情欲に濡れた女の顔だけだった。


「ぅ、ん……ぬがせて……わたしのこと、いっぱいさわって……?」

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