COMEDY SKETCH

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苛烈な戦いがあった 『ユーハバッハ』と総隊長である山本重國による戦闘の余波をどうにか掻い潜りながら近づいた翼はその戦闘の終了と同時に総隊長に駆け寄った

「...おぬしは 何をしにここに来た」

「帰る気はありませんわ 『ユーハバッハ』を殺しに決ましたので」

「何を...いや__?」

総隊長の脳裏に今まで積まれていた矛盾や違和感が頭を擡げる そうでなくとも今 翼の霊圧は死神の要素を歪な形で魂魄に含んでいる...何かやろうとしているのは分かる

「『ままごと』に付き合ってもらいますわ でなければ貴方もユーハバッハ諸共に死んでもらいます それと恐らく『卍解』はしない方が良いかと」

「忠告は聞くとしよう まったく 卯の花め...童をあまり危険な場へ向かわせるでないわ」

「それと『第六感』は今使えませんし...あちらにいらっしゃる方々は私と貴方では救えませんわ」

一番隊隊舎が爆散する 爆発の残響が終わる前に『本物のユーハバッハ』がこちらに来た


『ショートコント』

馬鹿なネーミングだがその本質は『名づけ』 人物に本来の名の上に更に"役職"という名をつけ縛る...その名から逸れた行動は霊王直々に罰が下る

合図はただ一言 「ショートコント__」次の言葉は役職を与えられ次第分かる

「貴様今迄一体何をしておった」

「藍染惣右介に会ってきた」

悠々と喋り出したユーハバッハに指摘をする

「ユーハバッハ 貴方は本屋の店主でしょう?なぜ罪人である藍染に会えるのです?ZAP→ユーハバッハ

「...なに ッグゥ⁉」

この『ショートコント』のルールはユーハバッハも役職同時に知ることになる ただ霊王の力由来であるがゆえにそれを認識し考えを巡らせることが遅れてしまったのだ

「なるほどのう...」

苦しむユーハバッハの様子を見てようやく『ままごと』の真意を掴む総隊長 与えられた役職『孫に本を買いに来た爺』を全うしようと行動を開始する

「ウィーン… 何やってますの?店員なら挨拶をしたらどうですの?ZAP→ユーハバッハ

「ウッ...理解したぞ 『いらっしゃいませ』 これは霊王の...!こうまでして私を拒むか霊王!」

頭を抱え魂魄を焼かれた痛みに耐えるユーハバッハ

「霊王の意思なんてありませんわ この死神代行の姿になってからは完全なる私の意思のみの行動!復讐の為だけの力!」

その行動に一片の他の意志など無い ただ自身全てを持ってユーハバッハを殺す...その点において山本重國と虎屋翼は共通していた


だがその拮抗もユーハバッハの策で消える

「私は私に『罪人』の名を与える 認めてやろう お前は私に汚名すら着せた!」

ユーハバッハは『罪人』となり暴力行為が結果として使用可能となる 先んじて汚名を被るがその役職は出来ることが多い

「その"能力"は一定範囲内でなければ意味がないのだろう?翼の無い体に翼の代わりを与えてやろう」

ユーハバッハは翼に向けて矢を放つ だが傷つけるのではなく襟を狙いただ遠くに飛ばす事だけを見据えた攻撃

範囲外になれば憂い無くユーハバッハは翼を殺すことが出来る

『流刃若火』!

「山本重國 今のお前がそれを使うのは分不相応だと分からぬか ZAP→山本元柳斎重國

ユーハバッハは次の矢を射るのは止めて山本重國の刀を避ける 今まさに魂魄を焼かれている山本重國を斬る__だが

"卍の鍔を持つ卍解"がユーハバッハ前に立ちふさがった






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