>>95 抑えの効かないモノ

>>95 抑えの効かないモノ


全てが終わり仲睦まじく結婚したルフィとウタだったが、どれだけ経とうとも二人の間に子供は生まれなかった。元々の性への希薄さ、グレイターミナルで見た性の売り買いに対する嫌悪感、ウタを傷つけたくない優しさ、それらが綯い交ぜになりルフィが勃起不全どころか性衝動の一切を失っていたからだ。事態の深刻さを理解した麦わらの一味や赤髪海賊団は方々手を尽くし様々な面からアプローチをかけるが、何一つ好転せず徒に日々が過ぎていく。そしてある時、シーザーの「愛情がそのまま攻撃性へと変換される薬」の存在を知り藁にも縋る想いでルフィ夫妻はこの薬を手に入れ服用する。勃起不全も治り無事ルフィの悩みは解決されたかに見えた。しかしルフィが本来持つウタへの過剰な愛は想定を遥かに超えウタへの性暴力へと発展していく。底知れない歪んだ快楽と襲い来る後悔から薬を手放そうとするルフィだが、元来の身体より精神の気質と明確化されたルフィからの愛情、そしてルフィから与えられる未知の刺激の虜になったウタは歪んだ瞳でルフィを諭し……。






"全て"が終わった平和な世界


「ルフィ!!これで平和で自由な世界が出来たね!!」

「ああ!!だからこれからは____」


「「ずっと一緒だ(よ)!!」」


誰もが幸せな世界の小さな島で

新時代を担ったふたりは

大きな幸せを手に入れた


________________


それから程なく一味が解散して数年……


新時代を創った夫婦が住む家


「ルフィ!ウタ!世界海図が完成したから持ってきたよ!!」

「ナミ〜!!とうとう完成したんだね!おめでとう!!」


「それで あんたたちの子供はどこ?」

「あっ…やっぱり気になるよね……」

「え?もしかしてまだ出来てなかったの?てっきりあんたたちのことだからもう産まれてるかと思ってた」

「…実はね____ルフィ…私と子作りしてくれないんだ」

「むかし故郷のゴミ山で見た姓の売り買い…その悪印象が今も脳裏に焼き付いているみたいで、好き同士でもそういう行為をしたくないんだって……」

「他にもそういうことをして私の体と心が傷付くんじゃないかって…私は大丈夫だよ!って言ってもしてくれなくて……」


「…あいつは性に興味無いと知ってはいたけれどウタにだけは向けると思ってた…けどまさかあんたにも向けないとはね…」

「…驚いたでしょ?それに一回だけ夜這いしたんだけど……刺激を与えても勃たなかったんだよね…あいつのちん〇」

「……交渉してもダメ…強行してもダメ……だから私はいつからか諦めたんだ…ルフィとの赤ちゃん…」

「…もっと辛かったのはそれから数日ルフィがそのことについて謝り続けてきたことかな……"おれのせいで赤ん坊作れなくてごめん"って」

「____それを聞くとルフィも子供が欲しいようね…」

「欲しいんだと思う…欲しいんだろうけど……あいつの心がそれを許さないの」


「あいつは優しいから……」

「____なら私たちに任せて!!」

「え?」

「私たちがルフィの性嫌悪を解消してみせるわ!!」

「何かいい手があるの!?」

「まあね!…まずは____」



「作戦会議よ!!!!」

場面は移り変わりひとつの大きな建物

そこには麦わらの一味と赤髪海賊団の面々そしてウタが集まっていた

「…ルフィは連れてこなかったのか?」

「ルフィは…私が連れてきたくなかったんだ…責められるかもしれないから」

「誰もあいつを責めようとしないさ…ルフィにも正当な理由があるからな…」

「シャンクス……」

「だからこの場ではウタが出来ることを皆で考えるんだ…今まではどんなことをしてきたんだ?」

「えーーっと____」


「"抱いて"って迫ったり、夜這いをしたり…裸で前に現れたり…」

「それでも勃たなかったのか!?」

「……うぅ…うん……」

「……おいホンゴウ!!今すぐありとあらゆる精力剤を調合するぞ!!材料が足らないならどんな島にでも向かうぞ!!!!」



「…赤髪海賊団が全員行っちゃった……これで私たちだけになったわね…」

「肉の匂いを体に染み込ませればいいんじゃないかしら?」

「それもやったんだけど舐めることすらしてくれなかったよ……」

(( してたのか…… ))






夜になっても良い策が上がらなかったため赤髪海賊団の精力剤に期待してウタは帰宅した


「ウタお帰り!!」

「ただいま……ごめんねメモに書いた時間より遅くなって…」

「そんなのいいって!!サンジに習った料理作ってあるから今日はゆっくり休んでいいぞ!!」

(ああ…私が疲れてるの分かってるんだ)

優しいな……


ルフィの優しさで孕めればいいのに…


「うん…先にお風呂に入ってくる」


____ルフィ…今日はお風呂にも入ってこない…私が疲れてるからゆっくり入れるように気遣ってくれてるんだろうけど……その気遣いが私をまた苦しめる



「……おまたせ…」

「ん?まだ着替え終わってねェな…風邪ひくぞ」

「____幸せパンチ♡」

「……ごめんな…やっぱりおれには子供は作れねェよ…部屋に戻る」

「あ!まってルフィ!!____」



後日 頼みの精力剤が届いたがどれもルフィには効果がなかった

……中でも最悪だったのは…


「ごめんな…こんだけやって貰ってもやる気になれなくて…ごめんな…」

ルフィを泣かせてしまったこと



プルプルプル

「……電伝虫?」


「ウタ!いい噂が耳に入ったぞ!!」

「シャンクス…何?」

「服用者の愛情が攻撃性に変わる精力剤がお前たちのいる島の近くで売られているようだぞ!!それならルフィもお前に手を出すはずだ!!」

「そうなの!?その島の名前を教えて!!____うん…うん分かった!ありがとう!!」

ガチャ…


「明日行くか?」

「うん!…えっルフィ……」

「それを飲めばおれはウタの望みを叶えることが出来るのか?」

「…多分……もうこれしか…ないの」

「なら行こう!!絶対手に入れておれたちの子供を作ろう!!」

「…うん!!」





「これだね…クラウン社の精力剤?作ったのはあなたじゃないんだ」

「ええ…作られたのは所在地不明の工場です」

「…怪しい……でも……」

「おっちゃん!この精力剤ある分だけ全部くれ!!!」

「まいど!ありがとね!!」


「ルフィ…良かったの?もしかしたら毒かも」

「別に大丈夫だって!!これしか方法は無いんだし毒ならおれ効かねェから!!」




____ベッドの上


「ルフィ…私は準備が出来たからあとはあんたが飲むだけだよ…」

「ゴクゴクゴク……にがいな」


「…ん?……ハァ…ハァ…///」

「うわぁ!?ルフィ!!あんたのちん〇勃起してるよ!!」

「ハァ…ハァ…///変な気分だ……」

うわぁ♡勃起しただけで皮むけてる

「効果はあったみたいね!良かっ…」

「んぐっ!?」


私の口にルフィのが____ッ!!

濃い味…舐めてる私の方がイきそう♡


「…ぷはぁ♡…ルフィなんでやめたの」

「…フゥ…フゥ…」


私の濡れた下の口にルフィはちん〇を探りつけていた


「いいよ入れて♡奥までグイッと入れていいからね」

私は二本指で入口を広げて見せた

「…フゥ…」

「んぎぃ!!しゅごっ!!処女膜敗れたのに全然痛くない♡聞いてた話と全然違うぅ♡」



ぱんぱん♡ぱんぱん♡


「あへ♡もっと♡もっと締め付けりゅから♡出して♡」


「ルフィの赤ちゃん汁だして!!!!」


「きたぁぁぁあぁ♡♡」

びゅるるるるるる♡♡♡


あついぃ♡射精の勢いすごいぃ♡


びゅるるるるるる♡♡♡


しゃせーってこんなにながいの? 勢い全然落ちないよぉ♡


びゅるるるるるる♡♡♡


まっれ♡おかしい♡もう三分はしゃせーしてるよ♡


びゅるるるるるる♡♡♡


お腹痛い…ボコボコ膨らんできたぁ♡


びゅるるっ♡___


はー♡やっと終わっ…


びゅるるるるるる♡♡♡


「なんでぇぇ♡なんでまたでてりゅのぉ♡♡」



ルフィの人生初であろう射精は十分にも及び私のお腹は出産前の妊婦のそれと変わらないほど膨らんでいた


「…ルフィ……しゅご♡」

こんなに気持ちいいの初めてだよォ♡


「…ハァ…ハァ…____!!ウタ!?なんだよこれ!?」


「____おれがやったのか……」


「…うん♡」


「ごめんなウタ!!おれこんなつもりじゃ…お前を傷つけるつもりじゃなかったんだ!!……この薬は危険だ 今すぐ捨てて……」


……捨てる? もうこの快楽を味わえないの?


「待って!!」

逃げようとするルフィを私は押し倒した


「ウタ…?」

「ルフィ…私のお腹見てよ…これ全部があんたの愛なんだよ…性欲に変えられた私への愛なんだよ…だから私は嬉しいよ…ルフィがこんなにも私を愛してくれてるって分かるから……だからさ」


「____もっと愛を証明して♡」


「…おれは____分かった 中から湧き上がる気持ちに従う」


「___ルフィ ありが…」

「んあぁぁぁ♡」


いつの間に背後にぃ!?

ルフィの愛で膨らんだお腹♡後ろから無理やり押されてる♡股から精液吹き出てりゅ♡


「はああぁぁぁぁ♡ルフィのが吹き出てるぅ♡なんで♡なんで押すの……げぇぇぷ♡」


一度も口に出されてないのにゲップに精液混じってた♡

こんなのしたらもう歌姫失格だよぉ♡


「床がルフィのでびしょびしょ♡もう…無理♡意識持たな____」


ルフィの愛を無理やり押し出されて

私のお腹は元の大きさに戻った

けど即座にお腹に熱い液体が注がれて…






数日後


「ウタ!ルフィ!!精力剤の効果はどうだった____え?」


「…シャン…クス」

「見てぇ♡ルフィの愛でお腹パンパン♡これでもう三回目なの♡」



「____ルフィは…」


父である赤髪の男が横に目をやると右手で左手を強く抑えた男が倒れていた

彼女の姿を見て"やりすぎた"と思い自分を収めるためにできる限りの行動をした結果だろう



「孫たちが産まれるのを楽しみにしててね…シャンクスおじいちゃん!」




「育児頑張ろうね…パパ♡」




END

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