>>92 婚約者
子供の頃の別れる前に強くなったら結婚してあげるって約束した世界だから「結婚はしねぇ(もう相手はいるから)」だし、再会のハグでそのままチューするし、さらに「じゃあ結婚するか」ってなるキノコは食べてても食べてなくてもいいけど、食べてたら「お父シャンは許しませ…「____くっそ〜!!おれも連れてってくれよ!!!!」
「勝手に忍び込みやがるとは…」
「ウタ!!なんでシャンクスの船に隠れてるのバラしたんだよ!!」
「シャンクスがダメって言うからルフィが船に乗るのは駄目なの…」
「こんのお〜!!!!」
「はぁ〜…あんたが一番自信があるのは何?」
「おれは強いぞ!!」
「だったらもっと強くなるの!!強くなったら____」
「私が結婚してあげるから…そうすればシャンクスの船にも乗れるからね」
「そっか!!だったらおれもっと強くなるよ!!」
「ま…あと十年は掛かりそうだけどね!」
「なに!?」
「ぷふ〜♪ 行こうシャンクス♪」
「ああ…(何勝手に言ってんだうちの娘は!?)」
以降ルフィはひたすら強さを求めたのだった
婚約者に見合う男になるために____
____________
ONEPIECE FILM RED
「みんな!!今日は来てくれてありがとう!!ウタだよ!!!!」
「____ししし!!!!」
「おいルフィ!!なにして____」
「あー!!やっぱりそうだ!!ウタ…お前ウタだろ!!」
____麦わら帽子…!!
「もしかして…ルフィ!?」
「久しぶりだなウタ!!」
「ルフィ〜!!!!」
ちゅっ♡
「____は?ウタちゃん?」
「……え?ルフィがキス……?」
「だってこいつ おれの婚約者だもん!!」
「____ええー!!!!!!」
「……はぁ♡キスしただけで分かったよ…ルフィ強く____」
「ウタ…今すぐこの世界を閉じろ……」
「……えっ…」
「お前が抱えているものも…お前を持ち上げるファンの奴らの苦しみも…おれが海賊王になって全部解決してみせるから……だからこんなこと今すぐやめろ…ウタ……」
「…………だめ…今も苦しんでいる人が居るんだよ……一日も待てないよ」
「……おれはウタに死んで欲しくない…そのために強くなったのに…こんなの…ねェよ……」
「ごめんねルフィ…」
「____結婚して……お前と子供作って仲良く暮らしたかった」
「!!」
「ルフィ…現実で赤ちゃん産みたい…ファンのみんなには悪いけど計画やめる」
「そっか!!じゃあこの世界閉じてくれよ!!」
「それは無理♡現実で起きてる時に閉じる練習してない♡」
「____じゃあこっちの世界のウタが気絶したら閉じるか試してみるか!!」
「え?ルフィ?」
「ウタのファンのお前ら!!ウタが熱っぽいから楽屋に連れて行くぞ!!だからライブは一時中断だ!!」
「報告しないでいいから早く行こ♡」
「あっ♡しゅごっ♡ルフィつよい♡つよしゅぎいぃぃぃぃ♡……へ?マイクはいってりゅ?どうでもいい♡もっと♡気絶させるんでしょ♡もっと強くゴリゴリして♡♡」
「____はっ!!シャンクス……」
「ウタ……あっちで何やってんだ?」
「____ルフィとの結婚♡」
「お前にはまだ早い…ルフィはまだまだ強くなる…だからもっと後でも……」
「やだやだやだ!!今すぐ結婚するの!!!!」
「____それと解毒薬ちょうだい」
「……ほら 口を開けろ」
「……シャンクス……眠くなったから子守唄歌って……」
「…もう必要ないだろ」
「私には必要なくても私とルフィの子には必要だから…だから覚えておきたいの」
「____お〜やすみあ〜かちゃん し〜ずかにね〜♪」
赤髪海賊団幹部による大合唱が始まった
「____すっ……」
「よし!お前ら ルフィが起きる前に今すぐウタを船に運んで二人を引き離すぞ!!そうすれば結婚は____」
ガン!!!!
「__ウタのやつ…寝ながらでも戦えるようになってたのか……これで懲りたか?お頭」
「…ベック…おれは諦めない」
「おれは二人の結婚を妨害するのを諦めないぞ!!!!」
ベックマン海賊団の活躍により、見事ルフィとウタは現実で結婚式をあげることが出来た
そして程なくしてルフィが海賊王になったためウタが救いたかった人たちを全て救うことが出来たのだった
「お…おれは認めねェ!!!!でもあいつらの子供は見てェ!!」
END