>>90 熱演
映画filmREDの撮影現場で恋愛感情を自覚する二人平和なワンピ時空
「____海賊王に!!おれはなるッ!!!!」
「____カット!!!!」
「皆さんお疲れ様でした!!!!」
カントクの声で収録現場の緊張の糸は切れた
「____終わった〜…」
「ルフィお疲れ様。サンジがみんなを呼んで打ち上げバーベキューをするんだけどあなたも当然来る……」
「わりぃロビン!おれちょっと急用があるんだ!!」
「え!?ルフィが肉より用事を優先させた!?」
「……はぁ〜……」
「おかしいな…」
「撮影途中からルフィに会うと毎回毎回ドキドキするようになってたな……」
「今までこんなこと無かったのに…どうしてこうなったんだろう」
「___ウタ!!!!」
「うわっ!?ル…ルフィ!?楽屋を開ける時はノックしてって何度も言って…」
「……」ぎゅーっ
「……ルフィ!?」
「____良かった…ウタは無事だった……」
「…もしかしてあんた撮影で撮ったことと現実が混ざってない?」
「…そんなことしてねェ!!…けど寂しかったんだ…映画の中の話でも…ウタと離れたことが寂しかったんだ…だっておれは____」
「おれはウタがずっと好きだったから」
「……私もずっと同じ気持ちだったよ…ルフィ」
私たちは演技などではない親密なハグを暫し交わして演技の最中には一切しなかった____接物を交した
「__映画ではまた離れ離れになったけど"現実"<ここ>ではずっと一緒だぞ!!」
「プロポーズ?嬉しい!!シャンクスにも結婚の報告に行こうね!!」
「おい飛びすぎだぞ!」
END