9日目のぐだ子

9日目のぐだ子


「んおっ♡お゛ああっ♡や゛あああああっ♡♡」

 藤丸立香は自慰に耽っていた。それも自室の姿見の前でガニ股で局部を晒し、それをぐちゃぐちゃとかき回すというあまりにも卑猥な方法で。

 片手で膣を、もう片方の手で肛門を、躊躇いも容赦もなくかき回していく。おまけのように陰核も余った指で捏ね回し、爪先立ちの指先はガクガク震えていまにも崩れ落ちそうだった。

 何度も絶頂し、半ば白目を剥きながらも藤丸立香は、己を責め立てる手を止めない。否、止められない。

 現在藤丸立香の身体を動かしているのは、彼女に取り憑いたゴーストだった。立香は身体の主導権を奪われ、快楽漬けにされてオホ声を上げながら無様なガニ股オナニーを続けるしかない。

「お゛ッ♡お゛ッ♡ほぉお゛ッッ♡イグッ♡けぢゅあなほじくってイグぅ~~~ッ♡♡♡」

「あ゛ーッ♡クリぎもぢいひっ♡クリイグッ♡イッ♡あ゛ッ♡♡あ゛あああ~~~~ッッ♡♡♡」

「おまんこ♡おまんこイグぅうう♡♡腰ヘコヘコぉ♡とまんにゃひいいいい♡♡」

 耳を塞ぎたくなるような淫語も、ゴーストが立香を操って言わせている。立て続けに快楽を浴びせて、まるで身体に教え込むように卑猥な言葉を口にさせる。

「乳首いいいッ♡♡ごめんにゃざッ♡ごめんにゃさいいい♡抵抗しませんッ♡♡だからゆるじでっ♡♡乳首のばじゃないでええええ♡♡♡」

 立香が抵抗しようとすると、ゴーストは彼女の乳首を引き伸ばす。それでもなおも抵抗するとダブルクリップで乳首を挟まれて、紐で連結されて容赦なく引き伸ばされてしまった。何度もうっかり抵抗してしまって、立香の乳首は既に少し伸びてしまっている。

 ゴーストは吸引バイブを取り出すと、立香に見せつけるように姿見の前で乳首に、そして陰核にもそれをとりつけた。にんまりと笑う自分の顔は、まるで悪魔のよう。

「ひっ、お゛ッほぉおおおッ♡♡♡ぢぐびッ、ちくびのびりゅうううう♡♡♡♡」

「あ゛ーッ♡あ゛ーッ♡♡ちくびとクリのびりゅうう♡♡吸いだしゃれて、ばかににゃる゛ううう♡♡♡」

「ちんぽッ♡ちくび、ちんぽににゃるぅ♡♡ひんッ♡クリちんぽになっぢゃあ゛あああ♡♡♡♡♡」

 ゴーストに感度を操作された局部は、もはやどんな刺激でも快楽として受け止めてしまう。陰核への吸引バイブは致命的で、絶頂の波が全く引かない。

 立香は姿見の中の自分の姿をずっと直視させられている。絶頂のたびに潮を噴き、美味そうに指を咥え込み、蕩けた顔で快楽に浸る己を見つめさせられている。

 やがてゴーストは立香をベッドに移動すると、次の工程に移る。

 膣にはみっしりと中を埋めるサイズのバイブを、肛門には結腸の奥までほじくり回すロングバイブを、それぞれ挿入する。2本の異物に体内を埋められ、立香が呻いている。けれどゴーストの操る立香の手は止まらない。

 尿道に冷たい金属が触れる。尿道用のバイブである。それも初心者用ではない、太く長いタイプのものだ。それを自分の手が尿道に突き刺そうとしているのを悟り、立香は少しも自由にならない身体の中で泣き叫んだ。

「ぅ、ぐ……ん、んや………ひろが、ちゃ……」

 それで止められるわけもなく、ズブズブとバイブが尿道を拡張して埋められていく。入りにくくなると引き戻してはまた埋められ、ゴーストに感度を弄られた身体が尿道で快感を得るのはあっという間だった。ずぶん、と奥まで埋められてしまう。

「ぁ、あ……おしっこの、穴ぁ……私のおしっこ穴、おまんこになったぁ…♡♡」

(やだ、やめて、そんなこと言わせないで!)

 ゴーストがざわりと頷いたような気配がした。立香の手が何かを掴み、――口の中へと突き入れる。

(――…ッ!!!)

 いわゆるペニスギャグ、というものである。喉奥までシリコンに埋められて、けれどえづいて吐き出そうとする動作もゴーストに制御された。

 どこもかしこも塞がれてしまった立香を、ゴーストは金縛りで縛る。同時に、すべてのバイブのスイッチが入る。


 地獄のような快楽責めが始まった。



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