7回目

聖地から戻ってくる際に事故で悪魔の実の能力に巻き込まれ4歳の姿のまま成長出来なくなってしまったドフラミンゴは、周囲の人間がショタコンになりつつあることを感じ取っていた。6年前から世話係として近くにいるモブや最高幹部であるトレーボルとピーカには裏切られていることを理解しながらも、おねしょやおもらしをしてしまうような体ではどうすることも出来ず、周囲にバレていると知らないまま粗相の処理を自らする日々を送っていた。

そこへ世界政府がかつて世話係のモブが作っていた薬を使い『ドフラミンゴが父上を撃った』ということだけを忘れたロシナンテ(♀)が現れる。ドフラミンゴが4歳の姿であることを知らずにいたロシナンテだが最高幹部達からドフラミンゴを裏切りたいという話を持ちかけられ、内部崩壊させられるのならと話に乗った。

しかし本来は24歳であるとはいえ幼児の姿であるドフラミンゴが巻き込まれることは気が引けたロシナンテはドフラミンゴを拘束し、隠してから手始めにトレーボルを戦闘不能とした。

『本物のショタじゃなきゃ満足が出来ない』という狂った理由からドフラミンゴを裏切る者達のリーダーであるピーカは真っ先にドフラミンゴを見付け出し、拘束されたまま連れ出した。それを見たモブはピーカが裏切ったのだと勘違いするが誤解を解き、2人は行動を共にする。

ピーカはまずトレーボルと合流しようとして戦闘不能となっている姿を目撃し、ピーカはヴェルゴを、モブはドフラミンゴを裏切ってないディアマンテを疑う。どちらも根拠のない主張ではあるもののまずはヴェルゴを探すかという話でまとまりそうな時、世話係であるモブへ必死に訴えていたものの無視されていたドフラミンゴが耐えられずに漏らしてしまう。

その場で全てを出し切ってしまったドフラミンゴは羞恥で真っ赤になるがそこへロシナンテが現れ、非常に申し訳なさそうにしながらピーカからドフラミンゴを預かる。

非常に居た堪れない状況の中ヴェルゴまでもがそこへ現れ、トレーボルが倒れている状況から自分以外の3人が裏切ったのだと勘違いをする。

ピーカの提案でトレーボルを連れて場所を移動した後にヴェルゴは3人を問い詰めるがむしろピーカから疑われてしまい、一触即発の空気となったところでドフラミンゴを探していたディアマンテが現れた。そのタイミングでずっと濡れたままだったドフラミンゴは再び漏らしてしまい、誰でもいいからどうにかしろと助けを求める。それに応じたロシナンテは拘束を少しだけ解いて服を着替えさせたが、拘束をさらに解くために別室へ行きたいのだと伝える。ドフラミンゴを拘束したのはロシナンテだと思っているヴェルゴとロシナンテは味方であると思っているピーカが同行しようとするがロシナンテはヴェルゴの同行だけを許した。

拘束をどうにかしようとしてどうにもならなかったロシナンテに対し、ヴェルゴはドフラミンゴの拘束の件を聞き出そうとしたがそれ以前に味方に引き入れるべきかと悩んでいた。そうしている間にも再び催してしまったドフラミンゴはトイレに行きたいのだと伝え、3人はトイレへ行くことにした。

その一方で残されたピーカはディアマンテを味方にしようとヴェルゴを共通の敵扱いすべく話をしたがあまり信用されず、むしろドフラミンゴを拘束したと思われるロシナンテが怪しいのではないかと思っていた。言葉には出さないものの信用していないらしいディアマンテの様子にピーカとモブは邪魔にならないのならば構わないと判断を下した。

トイレで無事に排泄したドフラミンゴだったが2人に見られている状況では全て出せず、出て行ってほしいと言っても心配だからと食い下がる2人に根気強く説得をしてロシナンテは追い出すことに成功した。

追い出されたロシナンテはセンゴクと連絡を取り、自身の無事とドフラミンゴの現状、そして内部分裂中であることと組織がショタコン集団と化していることまで伝えると、センゴクはドフラミンゴを連れて即刻帰還するように指示を出した。

トイレに残ったヴェルゴは排泄が出来ないままのドフラミンゴを連れ出して隠し、欲望をぶつける。ヴェルゴの裏切りには気付いていなかったドフラミンゴはショックを受け中途半端にしか排泄出来ていなかったため漏らしてしまうが、それは興奮を助長させるものでしかなくドフラミンゴは酷く汚されてしまった。

連絡を終えピーカ達の元に戻ったロシナンテはヴェルゴとドフラミンゴがいないことに気付き部屋を出ようとしたが、モブに裏切り者ではないかと確認をされ動揺を露わにし、拘束されてしまう。しかしピーカがヴェルゴに利用されているのではと勘違いしたことで解放され、粗相の跡に気を取られているディアマンテを残して3人はドフラミンゴを探しに行った。

途中でピーカを振り切り物音がする近くまで来たロシナンテだったがモブに捕まってしまい、その気配を感じ取ったドフラミンゴが慌てて口内に溜まる液体を飲み下した様子からヴェルゴが気付き、ドフラミンゴを置いて部屋を出た。ヴェルゴの様子から『ナニカ』をしていたらしいことに気付いた2人は若干の恐怖を抱いていたが、ドフラミンゴの声に気付いて部屋へ押し入った。

そこにはトレーボルに繋がったままの電伝虫を握り締めたドフラミンゴがぐちゃぐちゃでどろどろなまま放置されており、ロシナンテは酷い光景に立ち尽くしてしまう。モブはその状況に興奮しており、誰もまともではないと判断したロシナンテはドフラミンゴを抱えてその場から逃げ出した。

無我夢中で逃げたことで終われることはなかったが迷ってしまい、ロシナンテはセンゴクへ脱出が出来たことのみを報告してドフラミンゴを多少綺麗にする。

そうしている間に海賊船が通りかかり、海軍として見過ごせないロシナンテは戦闘を挑んだ。6割ほど倒したロシナンテに目的は何かと海賊が問い、迷ったのだと答え呆れられる。そこへ海軍が現れ、海賊の数人がそちらへ向かったところでロシナンテは海賊を不意打ちで倒し、残り1人になった海賊は船ごと自爆した。

自爆に巻き込まれたロシナンテは海に落ちたもののすぐに海軍に助け出され、ドフラミンゴもようやく拘束を解かれて体を綺麗にされた。

そこへ再び海賊船が通りかかり、海軍は2人から離れてほぼ全壊させた後に海兵5人を特攻させ、彼らを犠牲にして海賊を倒すことに成功した。

その後通りかかった海軍船と共に海軍支部へと辿り着き、ロシナンテはドンキホーテファミリーを壊滅させずに帰還したことを疎まれながらも本部で生活し、1年後にはドフラミンゴが父上を撃ったことを思い出してしまう。

ロシナンテが記憶を取り戻した10年後にはドフラミンゴは実年齢の体に戻り、この体であればおかしなことはされないはずだと判断して海賊として海へ戻った。