>>67様より
あの人もまた、一流だったわ。
ええ、この一流のウマ娘キングヘイローに相応しい、一流のトレーナー。そして私にとって、何者にも代えられない最高にして最愛の人。
……正直なところ、最初は頼りなかったのよ? でも担当になってから、目に見えて成長していった。
そして私は確信した。
あの人とならどこへでも、どこまでも行ける!
あの人と一緒なら、どんな困難も超えられる!
何度泥に塗れても、どれだけ折れそうになっても、それでもそばにいて支えてくれた、あの人とずっと一緒に!!
……そんな素敵な人が、殺されたのよ?
ただ他人を羨むだけで、自己研鑽の欠片もない、無いものねだりするばっかりの、凡人の身勝手な嫉妬でね!
そしてこれは、その報い。
キング直々に、与えなければならなかった罰。
……さぞかし光栄だったでしょうね、うふふっ♪