5回目
父を撃ち殺しその首を持って聖地へ向かい、戻って来たドフラミンゴは平和な生活を送っていた。
20歳になり、弟が海軍に所属していることを知り海軍支部で海兵となるが、そこのモブ(上官)には洗脳能力を持った者がいた。
その洗脳は力が強い者ほど効きやすく、ドフラミンゴはロシナンテを疎ましく思っているモブに「ロシナンテを見たら死なない程度に怪我をさせる」といった洗脳をされて4年を過ごした。
ドフラミンゴ24歳、ロシナンテが22歳の頃。
とある支部からの報告で支部内の人間の様子を見にロシナンテはドフラミンゴのいる支部を訪れる。
洗脳モブに支部内を案内されたロシナンテは違和感を覚えたが、調査するよりも前にドフラミンゴと出会う。
ロシナンテは少し驚いたものの特に反応はせず、ドフラミンゴは弟にようやく会えたことに喜びつつも死なない程度に怪我を負わせようとしてロシナンテを殺してしまう。
呆然としている間にモブは逃げ出し、洗脳が解けたドフラミンゴは自身の正義を葬るようにコートをロシナンテへかけてモブを追う。
追いつかれ、再び洗脳しようとしたモブを始末したドフラミンゴは海軍に絶望し、海賊となる。
その後、市民を守るべく七武海となったドフラミンゴ。
ドフラミンゴはセンゴクがロシナンテと会わせないようにしていたせいで最悪なタイミングで会ってしまったと勘違いをしているが、それについてセンゴクに言うつもりはなく、海軍本部にあるロシナンテの墓にも行く資格がないと思っていかないため誤解を招く。
さらにはセンゴクに「ロシナンテを殺すように洗脳されていたのか?」と問われるも、洗脳内容が「ロシナンテを見たら死なない程度に攻撃しろ」であり、ドフラミンゴ自身殺す気はなかったけど結果的に殺してしまったために「ロシナンテを殺したのは洗脳されたからじゃねェ」と答え、2人の溝は深まった。
そしてドフラミンゴは4年後の28歳の時に海賊に撲殺され、命を落とす。