2週目エジルちゃんと2週目莫邪に虐められる龍淵
『承影…承影…』
『コスモクロア殿…』
何故……
『愛しています…今はコスモクロアと…』
『よいのだな……コスモクロア…』
何故儂は…
「こっちを見て、おじさま」
承影のこんな声を聞きながらこんな、
「見なさい」
小娘に自由を奪われ辱められているのだ…!?
おかしい、と思ったのはつい先日のことだ。
「おじさま」
「次代の女王……、なのか……?」
儂の知っているその娘は、泣き虫で羸弱な氷水であった。
「この間はシャボン玉吹きをくださって、ありがとうございました」
一瞬成りすましや乗っ取りを疑うほどの変化。以前の怯えが見える目は影も形も無く、その瞳には怒りと、憎悪と、憐憫と、ナニか得体の知れない感情が宿っていた。
当然、そんな感情を向けられる心当たりなどない。狼狽え、返答する機を逃した儂に、娘は再び口を開く。
「気紛れに遊んでくれるやさしいおじさま。また、私と遊んでくださりますか?」
「い、今は…多忙でな」
「そうですよね。来る危機に備え、軍備増強に情報収集、戦略再考と勉強会。軍師様はお忙しいことでしょう。…では来週の星期天の曜日はどうでしょうか?」
―――何故儂の数少ない休日を…、莫邪か? いや、あやつはそのようなことを漏らす弟子では…
「おじさまは、私にあまり興味がおありではないのかもしれません。でも、私はおじさまのことをよく知っています」
「待て。さっきから一体…」
「莫邪さんの剣の秘密。そしておじさまの承影様への想い。おじさまのふたつの想い」
「なっ」
「来週の星期天の日。コスモクロア様のお部屋の隣、私の部屋でお待ちしています。くれぐれもお気をつけて…見つからないようにいらしてくださいね?」
―――承影様に知られたら……、大変ですもんね?
そう言って去る娘の小さな背を、あの日の儂はただ呆然と見つめていた。
今思えば、まだ余裕があったのだろう。
あの娘は―――少なくとも儂の知っていた娘は―――泣き虫で、シャボン玉吹きひとつで泣き止むような、まだまだ幼い童なのだ。
いくらでも丸め込める。力の差もある。
素直にしたがってやればよい。
相剣の軍師たる儂には、取るに足らぬ娘なのだと―――
―――そう思っていた。
「よく来てくださいました」
儂を待っていたのは、今度こそ儂の知らない娘だった。
その娘の、面影は確かにある。
しかし確実に数日前とは違う。背も髪も伸び、身体は幼い子供から少女のそれになっていて、
「―――ぐっ……………!?」
何より、パワーが違う。念の為持ち歩いていた護身用の装備は弾き飛ばされ、一瞬にして部屋中に発生した氷に封じ込められた。―――儂の手足、尾ごと。
「なんの…マネだ。まさかお前、いや貴様は」
「違いますよ。デスピアとは一切関係ありません」
デスピア。何故その名を知っている。これは相剣と氷水のトップのみで共有している情報の筈。
儂は無様にも仰向けに倒れ、大の字になっていた。ひたひたと歩み寄ってきた氷水の娘はその氷のような瞳で見下ろしてくる。そして儂の腰の横に跪いた。
「莫邪」
「ここに」
冷たい声で呼んだ名。そしてそれに返した声は、間違いなく儂の弟子のもの。
見るといつの間にやら、氷水の娘とは儂を挟んで反対側に莫邪が平然と立っていた。
「莫邪!これは一体どういうことだ……、!?」
叫ぶ儂の口に、ひやりとしたものが当てられた。莫邪が人差し指を当ててきたのだ。
「隣の部屋の声が聞こえますか、師父。そこには今、コスモクロア様と…承影様がいらっしゃいます」
「!?」
「いいんですよ、おじさま。………声をあげても」
そういうと氷水の娘は…あろうことか、儂の服を引き裂いた。
躊躇などない。儂は為す術もなく、少女ふたりの前で自身を曝け出された。
「お、お前たち…!それが嫁入り前の、年頃の娘のすることか!」
コスモクロアの教育はどうなっているのだという言葉も虚しく、ふたりは儂のモノに触れてくる。
「んちゅ、レロ……、おおきい…まるで龍……」
「これが…師父の………ん…………、」
「っ、…………!」
氷水の娘の小さな舌で、曝け出された莫邪の舌で舐め上げられる。
チロチロと擽るように舐めていた二本の舌の片方はやがて儂の一物から離れ、腰、腹を伝って乳首を舐り始めた。
もう片方の持ち主―――氷水の娘は小ぶりな口を大きく開き、儂を呑み込んでくる。
「や……、やめ………」
「じゅぽっ……、じゅぽっ……、ずず……っ」
こんな…、こんな幼子の口で、儂のモノが勃ち上っている…!?
「じゅぼ、じゅるるるるる!じゅ………っ、ぷはっ、はーっ、はぁっ、は……」
儂の先走りの汁を啜って妖しく笑う幼い娘。背筋に走るゾクリとした感覚は、快感よりも恐怖が勝っていた。
「おじさまの……。当たり前ですけど、シャボン玉吹きとは全然、違うんですね、ふふ」
「……っ、な、なにを…して……、ひっ!?」
身体が跳ねる。ぶちゅうぅ、と音を出して、莫邪が儂の乳首に思い切り吸い付いたのだ。
「は…ぁ…、んっ… おじさま、男の人なのに…、そんなところで感じるんですか? ふふっ、私達……、似た者同士なのですね……ン………っ」
見えますか?と、氷水の娘は自らの乳首を弄くりながら……女子であれば最も秘すべき場所であるソコを拡げて見せつけてきた。
氷水。その次期女王。清らかな存在である筈の娘からは、本来ありえない性蜜の匂いが漂う。ぐちゅ、くぱ……と大きく拡げられたソコは捕食者の口のように蠕き……、儂の陰茎を呑み込み始めた。
「よせ!よ……、せ……っ、ぐぅ…………!!」
「う、うぅぅ……、…、 はっ…… おおき………!」
流石に苦悶の表情を浮かべる娘。当然だ、成長しているとはいてまだその身体は少女のもの。しかし止まらない。透き通った破瓜の血を流し、呻きながら儂を取り込んでいく。
「は………、アハハッ、入っちゃいましたぁ、おじさま♡ 見えますか?エジルのナカに貴方が………♡」
(なんということだ……、なんということだ……!)
氷水の娘は下腹部をさすり、恍惚の表情でそれを……、自らの中に収まったそれを見つめている。儂にもはっきりと見えてしまう。娘に突き刺さっているのは紛れもなく儂の……
悪夢だ、と思った。直後、儂は更なる絶望に突き落とされる。
「バっ、ばばば莫邪あ!!なにをしておるかあっ!!!」
「何って……、撮っているのですよ」
「氷水の小さな女の子に勃起して、氷水の小さな女の子とセックスしている相剣軍師のおじさまの姿……♡ しっかり記録させていたただきますね♡」
―――エジルのナカのおちんちん、バッチリ映ってますよ♡
目の前が一瞬暗転する。
いっそ本当に気を喪えばよかったのに。悪夢だ。こんなことが、現実であってたまるか―――
「―――ぐぁっ!?」
「ふぅっ………!はぁ……んっ……、」
ずちゅん、と思い切り引き摺り込まれ、儂は我に返った。
狭い膣は雑巾でも絞るようにギュウギュウと締め上げてくる。儂の愚息は意思に反して硬く反応し、娘のナカで玩具のように弄ばれた。
「う……!ぁぐ、ううぅ…………っ!!」
「んぁ、 あっ、 ア、 あ"…………っ♡、 す、 ご…………っ♡♡」
イイっ、 おじしゃ ま、 ♡ イイ……、、♡♡
『いい……っ、承え……い♡、 イイで、す………♡♡』
「…………!!」
盛り上がっているのか、隣の部屋の声が、よく聞こえてしまう。
頼む、黙ってくれ、お願いだ。
『コスモクロア………!コスモクロア………ッ!!』
「おじさま」
喘いでいた氷水の娘が、儂を収めたまま、急に低く冷たいトーンで語りかけてきた。
「おじさま。聞きたくないでしょう?」
『あっ……… あ、ア♡ そこ……!あぁ、承、 影………… っ ♡♡』
「あ……あ……」
承影。
『コスモクロア………愛している、愛している…………ッ』
「おじさま。私を見て」
助けてくれ、承影。
叫びたくなるのを必死で堪える。
絶対に知られるわけにはいかない。何重の意味でも、承影には、絶対に。
「おじさまっ………」
また、激しく絡み付きシゴき上げてくる娘。歯を食いしばり、儂はただ耐えた。
「おじさまっ、 おじしゃま ァ♡ あ、 ぁ 、ああっ………♡、 、みて、エジル を、 っあ、 あ"♡ 」
「エ……ジル………っ」
「お……じ……♡、 う ぅあっ…… ん♡、 、 ぇ"うっ♡♡ 、あ、 ア、あ" ……っ、、 あぁ〜〜〜〜〜〜っっ♡♡♡」
『イクっ、イクぞ……!受け取れ…………ッッ!!』
もう、限界だった。
儂は情けない呻き声を上げてエジルのナカに吐精する。エジルの腹の中に白い精がふきあがるのを、目を逸らすこともできずに見つめた。
視界がぼやける。
儂は小娘に弄ばれて涙目になったようだ。
だが、どうでもよかった。
「呼んでくださった……♡エジルって……♡」と満足そうに言って腹を撫でるエジルがやっと儂の上から退く。
(終わった………漸く…………、色々と………)
少女の部屋の天井を見上げて呆然とする儂に、しかしまたかかる影があった。
「莫邪………?」
「まだ終わっていませんよ、師父」
いつの間にやら、一糸まとわぬ姿になった弟子が、儂に跨ってくる。
「やめろ……やめてくれ………」
儂はお前にそんなことを教えた覚えはない…
お前まで、穢れないでくれ、穢させないでくれ…
そんな懇願も虚しく、莫邪も儂を犯していく。
「ん…………、聞きません、よ……、師父の言う事など………っ」
「な………ぜ………」
何故。
どうしてこんなことに。
『承影………よかった………♡♡』
『コスモクロア………共にいよう、永久に……』
儂の疑問に返ってくる言葉はない。
承影とコスモクロアの仲睦まじい声だけが、儂の耳に届いていた……。