>>159-2

>>159-2


───この程度か。

ぽつりと、しかし彼の耳にはハッキリと聞こえたその失望の声が、彼の道を踏み外すきっかけとなった……───


あらすじ

束さんと一緒に向かった中学の体験入学にて、体験入部した剣道部のエース(三年)を一蹴してしまったら後日囲まれてお礼参りされちゃったよ!というお話


────────

「くっ、離せ!離れろ!このぉ……っ!ぐ……っ!」

体験入学から数日後、束の卑猥な動画をダシに人気のない体育館裏に連れ込まれた千冬は、五人の男達に囲まれて腕を拘束されていた。

「また会ったなぁ篠ノ之」

下卑た笑い声を上げる男……この学校の三年生、この剣道部のエースを務めていた男が千冬の前にしゃがみ込んだ。

「……何のつもりだ、お前達は一体……」

千冬が不快そうに睨むと、彼はニヤリと笑みを浮かべた。

「決まってんだろ?こないだのお礼参りだよ。……特にお前には散々な目に遭わされたからな」

「ふざけるな!あんなのはただの逆恨みだろう!?私はただ手合わせを……」

「手合わせだぁ?」

千冬の言葉を遮るように男の拳が千冬の腹へとめり込んだ。

「がっ……!?」

突然の衝撃に千冬は目を見開き、身体をくの字に曲げて咳き込む。

「テメェのおかげで俺のプライドはズタボロなんだよなぁ?マジでやったら絶対負けねえ自信があるが……テメェのクソ生意気な目線が気に食わねえんだよ!」

「ぐっ……げほっ!」

再び腹を殴られ、千冬は苦悶の声を上げる。

「おいおい、まだ一発だぜ?これからもっと楽しいことすんのに大丈夫かよ?」

男が下卑た笑い声を上げながら千冬の髪を掴み上げ、顔を強引に自分の方へ向かせると、そのまま彼女の頬を殴りつける。

「……っ!この……!」

「おぉ怖い怖い」

殴られた衝撃で口を切ったのか、口の端から血が流れる。しかし彼女はそれを拭うこともなく男を睨みつける。

「その虚勢がいつまで持つかな?」

千冬の髪を掴んでいた手を放すと、今度は彼女の胸へと手が伸びていき、体操着越しに胸を鷲掴みにした。

「くひっ……!」

「安心しろよ、ちゃんとブラは外してやっからよ」

そう言って男は千冬のスポーツブラを引きちぎった。

「やめろっ!」

千冬は抵抗しようとするが、後ろ手に拘束されて足も男たちに押さえられてては満足に動けない。

「へっ、色気もそっけもねぇダッセェブラなんぞ着けやがって……へへっ、やっぱデケェな!この胸で生活費稼いでんじゃ……」

「殺すぞ!」

千冬が男に殺意を向けると、彼は面白くなさそうに舌打ちをして胸の先端を指で強く摘み上げた。

「ぃっ……!?」

いきなりの強い刺激に千冬が小さな悲鳴を上げると、男達はニヤニヤと下衆な笑みを浮かべ、乳首を引っ張ってやる。

「相変わらずスゲェ胸だ……普段からずっとこんな胸さらして歩いてる女なんてよ……」

「乳首もビンビンだぜ!感じてんだろ?なぁ、織斑さんよぉ」

乳首を弄ばれながら口々に囃し立てられる羞恥と屈辱に、千冬は顔を真っ赤にして唇を噛み……。

「はぁ……はぁっ……!」

(なんだぁ?コイツもうこんなに感じてんのか?腹殴られた後に?……ははぁ、成る程な?)

男の視線が千冬の下半身へと向かい、口の端が嫌な風につり上がった。

(大したタマじゃねぇか!なら俺も本気出さねぇとな?)

男は立ち上がると千冬を見下ろすような姿勢になり、ズボンを下ろし始めた。

そして……。

「なっ……!」

ボロンと飛び出てきた男のソレを見て、思わず千冬は言葉を失った。

(何を……)

それを目にしてすぐに何をされるか気付いたのだろう。目を見開いて男を凝視したが、やがて彼女は小さく身震いした。

「ま、さか……よせ。やめ……」

震える声で拒絶の意を示す千冬だったが、男は聞く耳を持たずに千冬の腰を掴んで引き付け、狙いを定めている。

「やべぇな、織斑の処女膜が破れる瞬間が見れんのか……!」

「ならちゃんとカメラで撮ってやれよ。後で皆で鑑賞会といこうぜ!くくっ」

「やめっ─────」

ズ、ブッ ブチッ

「ぐ……っ!あぁああっ!」

千冬が悲鳴を上げる。初めて受け入れる男のモノは、容赦なく彼女の狭い穴を押し広げてゆく。

「くは……っ!キッツ……!さすが初物だな!?何だこの締め付けは!?」

男は余裕の無い笑みで千冬の耳元で囁……こうと思ったがあまりのきつさに歯を食いしばって呟くように言葉を絞り出すしかできなかった。

実際、千冬の中は非常にきつい締め付けで、油断したらあっという間に果ててしまうであろうことが容易に想像できる程だった。

しかし彼は、それでは面白くないとばかりに一層激しく腰を揺すり始める。

「ぅあ……がっ!いぎ……ぎ……っ!」

周囲の男たちも陰部を露出し、彼女を見下ろしながら自分のモノを扱き始めていた。

「はは……あの織斑が、こんな顔してよがりまくっ……!」

男が容赦なく腰を突き上げると、その動きに合わせて千冬の豊かな胸がぶるん、たぷんと跳ね回る。

「うぐっ……ぁ……!ぐ……っ!」

(痛い……!痛い!痛い痛い痛い痛い痛い!)

千冬は苦悶の声を上げて身体をびくつかせる。その目には涙が浮かんでいたが、男の目には入っていないのか更に激しく責め立てる。

「へへっ、こうなっちまえば只の……雌穴だっ!」

ドチュッ ゴリュッ

「ひぎっ!?ひぁ……!あっ!あぁああっ!んああぁっ!」

一際大きな突き上げを受け、千冬は悲鳴を上げる。身体が跳ね上がり、後ろに倒れそうになるが、男たちに押さえられていて倒れることが出来ない。

「ぅぐっ!んんっ!んぁっ!んぁぁっ!」

何度も男が強く腰を打ち付ける度に子宮口を抉られ、内臓まで犯されているかのような錯覚に陥る。

(苦しいっ!痛い!死、死ぬ!殺され……!)

男の責めに千冬の身体が激しく痙攣し始める。そして……。

「ぁ─────っ♡」

ブシャアアッ!

一瞬、千冬は意識を手放しそうになった。目の前が真っ白になり、頭の中でバチバチと火花が飛び散っているかのような感覚。

「お?コイツ、潮吹い……」

男の言葉が最後まで発せられるよりも早く、千冬の意識が闇に飲まれた。


「あ゛ぁ~~~~……マジ凄ぇ……中、締まるっ」

処女喪失中出し失神潮吹きアクメをブチかまし白目を剝いて気絶しながらも、千冬はガクガクと身体を痙攣させて膣内の肉棒をきゅうきゅうに締め上げた。男はその強烈な締め付けに耐えられるわけもなく……。

「くっ……出るっ!しっかり受けとれよぉ織斑ぁ!」

ドピュルルルッ

「ぅあ……っ!?」

熱い体液を流し込まれて、千冬は意識の無いまま小さく呻きを漏らした。

「うひょお、たまんねぇ…っ!」

「俺たちもブッかけさせてもらうぜ!」

周囲の男達が情けない声を上げて精液を迸らせた。千冬の顔に、艶のいい黒髪に、いやらしく乳首を勃たせた胸元に、むっちりとした太ももに……男達の欲望の汁がかけられ、白い肌を汚してゆく。

「ふぃ~~……出した出した……」

一通り千冬の中に射精すると、男は満足気な息を吐いて肉棒を引き抜いた。

ブピッという音と共に入り切らなかった精液が溢れ出し、千冬の股間から床へと滴り落ちる。

「お……!?この女、また潮吹きやがった!」

男が愉快そうに笑うと、周囲の男達も馬鹿笑いを返した。

「いつまで寝てんだよ!次が詰まってんだ起きねえか!先輩命令だぞ!」

そう言って次に使う男は、力強く千冬の尻を叩い。

「ふぁっ!……え?……なん……ぅあっ!?」

千冬はビクンと身体を震わせると、ゆっくりと意識を取り戻した。

(熱い……尻が、熱い……!)

ぼんやりとした頭で考えていると、いきなり子宮まで届くほど深く突き入れられてしまう。

「んおぉぉおおぉおぉぉっ♡」

(しまっ……たぁ……!)

視界がちかちかと点滅し、電流のような強烈な快感が彼女の全身を貫いた。

「うひひ、目が覚めたかよ……ほら、まだ終わってねぇんだぞ!根性見せろや!」

パシィンッ!

「ひっぎぃ!?♡♡」

再び尻を叩かれ、千冬の身体が大きく跳ねる。同時に膣内のモノがキツく締め付けられ、男は小さく呻いてた。

「ぅお、っ!コイツ尻叩かれて悦んでやがる!とんだ変態だなぁ!」

「ちが……っ!これは……ひぁああっ!んあ゛ぁっ!!」

否定しようとする度に尻を強く叩かれ、千冬の口から甲高い悲鳴が上がり続ける。男はそれを楽しむかのように笑いながら彼女を凌辱し続けた。

(なんで!?こんな男に……っ♡私の身体がぁ……♡)

悔しさに唇を噛み締める千冬だが、彼女の身体は既に堕ちつつあった。

「ふぅーっ♡ふぅーっ♡ふぅー……っ!くぁっ!?あぁああっ!」

(こんな……気持ちいいの……駄目……これ以上は……っ♡)

必死に快楽に耐えようとするも、身体は正直に反応してしまう。男はそれを見てニヤリと笑うと更に腰を激しく振り始めた。

「うぐっ!うっ!♡うぶっ♡んん~っ♡んぁっ♡ぁああぁあ゛あ゛ぁ♡♡♡……!」

子宮を抉られ、内臓すら押し上げられそうな感覚。肺の空気を吐ききってしまう程、大きな喘ぎ声を上げてしまう。

(ああ……ダメだ……もう、イキすぎて……頭が馬鹿に……♡)

頭の中はとっくに真っ白になっており、ただ目の前の男の肉棒が気持ち良くて、その快楽を追い求めるだけの牝豚になり果てている。

千冬は己の中で何か大切なものが崩れてゆく絶望感に涙を流しながら身体を痙攣させ、男に犯される度に絶頂を迎え続けていた。

────────

「ははは、スゲー乱れようだな!そんなに俺のチンポがいいかよ?」

「ぢゅるるるるっ♡ちゅろろっ♡♡じゅっぽ♡じゅっぽじゅっぽ♡♡」

仰向けになっている男の腹の上に跨り、両手で左右の男のイチモツを上下に扱きながら、千冬は嫌々ながらも発情した表情で熱心に口淫奉仕をしていた。

「ふははっ!コイツもう完全に堕ちてやがる!」

「織斑の奴、あんなに嫌そうだったのにな!」

周囲からは侮蔑と嘲笑混じりの笑い声が聞こえてくる。しかし今の彼女にはそれらの声など聞こえていないようだ。

「はぁ……はぁ……んぐぅっ♡じゅる……んむぅっ♡♡」

千冬は一心不乱に手コキしながら、自身の口で必死にしゃぶり、一刻も早く射精させようと懸命に奉仕していた。

その様子こそが彼らを昂らせ、底なしの精力を後押しさせてしまっているのだが……

(早く……早く終わってくれぇ……っ)

既に限界を超えている彼女からすれば、早く絶頂を迎えてこの凌辱が終わることしか考えられなかったのだ。

そんな千冬の様子に気付いた男は、意地の悪そうな笑みを浮かべて千冬の尻を力一杯平手で叩いた。

「お゛っっっほ♡♡♡!?」

強烈な痛みと衝撃で千冬は目を見開き、喉からは野太い声が飛び出した。同時にプシッと音を立てて尿道から潮を吹き出してしまう。

「おら、何サボってんだ!手も口も止まってんぞ!」

バシンッ!ベチィンッ!

「んぎぃっ♡ふぶっ♡お゛っ♡ご、ごめんなさいぃいっ♡」

叩かれる度に情けない声を上げ……

「ほれ、イクなら俺の上でイッてみ?」

バチュンッと激しい音を立てて奥を突かれると、千冬は目を見開いて身体を仰け反らせ絶頂した。

「ひっ♡ぃいいっ♡イッグぅっ♡♡♡!!」

それと同時にプシッと彼女の股から大量の液体が噴出し、辺りに飛び散り……男の体にも降りかかった。

「へへ、また潮吹いてイキやがった!とんでもねぇなこいつは!」

「ぁっ♡はぁっ♡ぁえっ?んぁああっ!♡」

そして休む暇もなく責め立てられる。子宮口を何度もノックされ、その度に身体を仰け反らせて達し続けてしまう。

(ダメだ……もう、耐えられない……!)

千冬の意識は限界を迎えようとしていた。これ以上責められ続けたら本当におかしくなってしまう。だが男たちはまだ満足していないのか、それとも壊してしまうくらいの勢いで犯す気しか無いのか、責めが止まることは無かった。


────────


「ぜぇ、はぁ………流石にもう出ねえ、打ち止めだ……お前らは?」

「もー無理、こんな出したの初めてだ……疲れた……」

「俺も……流石にもう出ねぇわ」

男達は満足して口々にそう呟くと、ぐったりとしながら肉棒を引き抜いた。引き抜かれる感触にも身を震わせながら千冬がぐったりと倒れ込み……そのまま動かなくなった。

「ぅ……ぅぁ……っ♡」

全身を精液に満たされ、処女だった秘部からは止めどなく精液が愛液と共に流れ落ちて、破瓜の残滓である血痕を洗い流してしまっていた。

「おー、そういやいいもん持ってきてたんだ……どこに開けてやろうかな?」

男たちのうちの一人が鞄の中を弄る。

その手にあったもの、それはピアッサーだった。

「ピアス穴開けようぜ!乳首とかよ!」

「バッカおめー足つきそうな真似やめろって!こういうのは見えやすいところの方がいいだろ!」

「じゃあやっぱ耳かぁ?まぁいいか、適当に」

男たちが楽しげに会話する。千冬の事を完全におもちゃ程度としか見ていない様子だ。

「……ぁ……ぅ……」

「さーて、どんなのが似合うかなぁ?」

男がピアッサーを千冬の耳に当て……

パチンッ。

鈍い音が響き、彼女の耳に新しいピアス穴が開けられた。

「ひぅっ……!」

その痛みに小さく悲鳴を上げるが、男たちが気にする様子はない。

「これで完成……と」

雑にお古のピアスを付けられた千冬。

そんな彼女をガン無視しながらピアッサーを鞄の中に仕舞い、男がまた別の物を手に持つ。それは千冬の処女喪失映像を記録したビデオカメラであった。

「忘れんなよ織斑ァ、テメェの弱みは俺たちがちゃーんと握ってるんだからなぁ…?」

「……ぅ、ぁ……」

千冬は呻き声を漏らすが、それに応える気力すらない。

「んじゃ、とりあえずここから出るか!はーやれやれ、チンコいってえ〜」

そう言うと、男たちはぞろぞろと体育館裏から出て行き始めた。

……一人残された千冬の眼に、もう光は宿っていない。



Report Page