>144 充電
甘々バカップルの日常
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〇〇高校 一年〇組教室
「ルフィ!!」
「ウタ!! "またか"?しょうがないやつだな……いいぞ来い!!」
「えへへ〜ぎゅう〜」
「"充電"できたか?」
「まーだ♡もっとしてくれないとあと五限も耐えられないの!!」
「そっか……しょうがねェな!」
「そろそろ教室に戻らないと……ルフィこの後の時限って移動教室ある?」
「今日は何も無ェぞ」
「そっか!!私も無いからまた会いに来るから! またね!!」
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「ルフィ〜二時限目も疲れた〜……」
「はいはい…充電しような」
「___相変わらず周りがうるさいね」
「ただ抱き合ってるだけなのに、なんでだろうな?」
「……充電完了!! ルフィまた後でね!!」
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「……うぅ…疲れたぁ〜」
「相変わらず燃費わりぃな ほら早くこっち来いよ」
「……うん」
「んぅ〜 もっと強く〜!!」
「……これ以上強くしたらお前変な声出すだろ 周りに聞かせたくねェからこれで我慢してくれ」
「もういい!!また一時限後に!!」
「おう またな!!」
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「うぅ……ルフィ さっきは怒鳴ってごめんね」
「いつもの事だから気にしてねェって!!力加減はこれで我慢してくれよな」
「うん!うん!ルフィが抱きついてくれるならそれでいいよ!!」
「____この後は昼休みだな 屋上で待ってるから」
「うん待ってて! すぐに行くから」
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「えへへ♡ぎゅう〜♡」
「やっぱり力入れたら変な声出したじゃねェか」
「えへへ♡変かな〜?」
「変だぞ 聞いてるとおれの心も変になるからな……だから他のやつに聞かせなくねェ」
「そっか〜 ならしょうがないよね」
「_お腹空いたしそろそろ食べよっか!! 今日もルフィの好物を作ってきたよ!!」
「うおぉ〜!!うまそ〜だな〜!!」
「はい あ〜ん!!」
「あ〜……むっ!!」
「私の手料理は美味しかった?」
「うん!! また明日も作ってくれるか?」
「任せてよ!!ルフィの好物は全部知ってるから必ず満足させてあげるよ!!」
「やった〜!……むしゃむしゃ…」
「もう……そんなに急いで食べるから口元が汚れてるよ……」ふきふき
「しっしっし!!ありがとう!!」
「どういたしまして!!」
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「ルフィ〜!!もう疲れたぁ〜!!」
「次の時間で帰れるんだからもう少し頑張れよ……な?」
「……ぎゅ〜…」
「はいはい……ぎゅ〜だ!!」
「……だめ 充電が足りない」
「そうか ならどうして欲しいんだ?」
「二階の私の教室まで"お姫様だっこ"で連れてって!!」
「え〜……いいぞ」
「えへへ♡みんなに見られてるね」
「そうだな さっさと階段降りるか」
「……ルフィ 私の顔を見ながら降りてよそっちの方が好き!」
「……それはまたふたりだけの時にな」
「ほら 着いたぞ!!」
「送ってくれてありがとう!!……それと放課後はいつもの場所で待ってるね」
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「……まだかな〜……」
「お〜い!!ウタ〜!!」
「ルフィ!!!!」
「今日はこれから何する?カフェ?ゲーセン?あっカラオケなんてどう?」
「全部だ!!今から全部行くぞ!!」
「うん!!これからはもっともっと楽しんじゃおう!!」
____校内で一番の注目の的のバカップルはクラスの友達や先輩後輩に見守られつつ、今日もふたりの世界を裸足で楽しそうにかけていた
END