13日目
鳥飼天竜人午前5時41分頃起床。
朝食にスコーンとアップルティーを与える。完食。
父上がD.Dを見たいと言うので初対面。
D.Dは終始不機嫌そうな様子。父上は何故か忌々しいものを見る目をしている。
両者が言葉を交わす事は無かった。
父上は、お前には飼い慣らせやしない、安楽死させろと私に迫る。
何故飼育に一切関わっていない父上にそのような事を言われなければならないのか理解に苦しむ。ペットの幸せを決めるのは私だ。
幸いな事に私はまだ若いのだから、D.Dが命尽きるその日まで大切に世話をしていきたい。
父上が去った後、D.Dはやはり苛立っている。
見世物にされた事が気に食わなかったのだろう。気位の高い種だ。
あの男(父)の目が気に食わないと言う。
あれだけ敵意のこもった目でじっとりと眺められたのだ、さぞ不快であっただろう。
今後はD.Dが望まない限り、私以外の天竜人との接触は避ける事とする。
昼食にピザと炭酸飲料を与える。完食。
おやつにクッキーを与える。2、3枚ほど食す。
新しいレコードの要望あり。
明日選りすぐりの物を渡す事にする。
夕食にビーフシチューを与える。完食。
日課の柔軟を終え、日付が変わる前には就寝。
血液採取の為深夜に檻の中に入る。
即座に反応し、起床。
どうやら眠りは浅そうだ。
また後日チャレンジする事とする。