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大.乱.交.スマッシュブラザーズ(広義)シリーズ第3話です
今回は男子勢プール編、🚢×🐟、●×💣×● となっています
史実要素を含みます!(🐟、●の種牡馬引退、話の便宜上ここではpipecutをもって去勢の代わりとしています)
ラブホテル、金色旅亭。その最上階の部屋にある、スライダー付きのプールにて、水を叩きつける轟音が鳴り響いた。
「おい!このスライダー、最初見たときは小っせーしショボいって思ってたが結構楽しいなこれ!お前らも遊べよー!」
「まあ俺たちも遊びたいかって言われたらもちろん遊びたいよ?だけど今日はちょっと遠慮しときたいな~…」
「わかる…普段なら是非遊ばせてほしいけど今日はちょっとね…これからヘトヘトになるのが分かった上で遊ぶ気にはならないかな~って…」
「主にオメーのせいだからな」
ウォータースライダーがいたくお気に召したのか、何往復もして遊び倒すゴールドシップと対照的に、ディープブリランテ、ジャスタウェイ、フェノーメノはやけに大人しくプールサイドに腰かけていた。それもそのはず、ゴールドシップこそこの集まりにおいては絶対的な攻め手として君臨しているものの、他の3人はゴールドシップに抱かれる立場であり、ジェンティルドンナにさえ抱かれる男たちもいる。さらに今回は男遊びが初めてだというヴィルシーナとストレイトガールが受け手に回ってくれれば有難いが、もし攻め手に回ろうものならさらなる体力の消耗は必至であるため、無駄に体力を消費するイベントはできる限り避けたいのが本音であった。
「はあ~~~~?まあスライダーやらねーのは別にいいけど。せっかくプールにいるんなら水ぐらい入れよ、オラッ!」
「うわっ!?」
「(僕らも巻き込まれる前に退散しない?) 」
「(ブリランテの尊い犠牲に感謝だな)」
プールサイドから一歩も動かない3人についに痺れを切らしたゴールドシップは、唐突にディープブリランテの腕をつかみプールの中に引きずり込んだ。ディープブリランテは可哀想だが、これを好機とみたジャスタウェイとフェノーメノは静かにゴールドシップ達と距離を取れる位置に移動していった。
「ゴールドシップマジでさあ…頭からは濡れたくなかったんだけど?最悪~…」
「どーせジェン子たちだって風呂入ってんだから頭から濡れてんだろ、気にすんなって!」
「見た目の問題じゃなくてさー、じゃあ何?君が手加減して抱いてくれるんだったらいくらでもウォータースライダー回ってあげるけど?無理でしょ?」
「確かにそれは無理なお願いかもな~」
そう言いながらゴールドシップはディープブリランテの腰を抱き寄せる。当然互いの下半身が密着し合う体勢となるわけだが、ここでディープブリランテは気づいてしまった。
「は…!?お前もう…」
「あ、バレた?そりゃもう最初っから準備万端よ」
「ってことはビンビンにおっ勃ててスライダー滑ってたのかよ…キッショ~…」
「普段そのキショイ棒にお世話になってるのはどこの誰~?というわけで、この状況になったブリちゃんがとればいい行動はなんでしょーか♡」
「はいはい、もうこっちは準備してるし、好きに使ったら?」
「マジ?最高じゃん。ゴルシちゃん検定1級をあげようじゃないか、というわけで遠慮なく♪」
「うあっ…おい水!水入ってなんか変な感じすんだけど!!!」
「おい、なんかあっちおっ始まってねえ?」
「噓でしょ?...ホントじゃん…え、なんで?」
「ゴールドシップが最初っからヤル気満々なのは分かるが…ブリランテも乗り気じゃなきゃこうはなってねーよな。だって準備してるか?お前」
「当然まだだよ…結構ブリランテってそういうとこない?なーんか今回もシーナさんとガールさんとよろしくやりたいみたいなこと言ってたのに結局シップと一番乗りなわけだしさ」
「楽しければなんでもいいんだろ…そんでもってアイツの楽しいは俺らとの接点を持つってことに集約されてんだろーな」
「まあ、僕らよりもずっと前に引退して1人の時間が長かったわけだし…今回ガールさんが来てくれたのと同じ感じなんだろうね」
「アイツ、案外ストレイトガールと気が合うかもな」
視界に入る位置で早速行為が行われているにも関わらずいたって平和なやり取りを重ねるフェノーメノとジャスタウェイであった。
「…そういえばさ、フェノーメノもブリランテももう管って切ったんでしょ?切っちゃったら不能になるとかじゃないんだっけ」
「別に。勃ちもするし出るもんも出るぜ。種無しってだけで不能ではねーよ」
「ふーん。ねえそれ、確かめてみてもいい?」
「は?」
「だってほら、何も入ってない精液の色とか質感とか気になっちゃってさ。僕のと比較もしてみたいし」
「知的好奇心の延長で性欲出してくる奴がどこにいんだよ…」
前言撤回。唐突にパイプカット後の下半身事情に興味を示してしまったジャスタウェイによってこちらも行為が始まりそうな様相である。
「うーん、体勢はどうしようかな…上に座ってもいい?よし、これでっ、OKっと…はは、兜合わせなんてするの初めてかも。シップはすぐ後ろの準備が済んだらすぐ突っ込みたいタイプだし、ジェンティルさんには合わせる兜がないもんね」
「そういやお前もジェンティルに突っ込まれてんのか」
「それがさー、僕が入れる方なんだよ。戯れに後ろいじられることはあっても何か入れられたことってないんだよね。まあ結局僕がジェンティルさんをどうこうする余裕なんてないから抱かれてるのと一緒だね」
「ほー、珍しいこともあるもんだな。ジェンティルはゴールドシップにしか突っ込ませないと思ってたわ」
「まあ最初のうちは僕に突っ込んでたんだけど、最初に関係持った次の年あたりから逆転しちゃって、理由も教えてくれないままでさ。しかも僕としてるときのジェンティルさん、あんまり楽しそうじゃないし」
「へえ…」
会話の内容はとんでもなく下世話であるが、一応行為中だとは思えないほどに穏やかなやり取りが続いている。が、刹那フェノーメノはジャスタウェイを抱きかかえたまま水の中へと飛び込んだ。
「ちょっとフェノーメノ!?水には入りたくないって話だったじゃん…しかもどっちも同じところに立ったら高さが合わなくなっちゃうし」
「だったらこうすればいいだろ」
フェノーメノはジャスタウェイの腰に腕を回し、お互いのモノが触れ合う高さまで引き上げた。そしてもう片方の手は彼の後孔の方まで伸びる。たまらずジャスタウェイはフェノーメノの首へと腕を回すほかなくなった。
「あっ…いきなり、どうしたのさ…しかも水入ってきて冷たいしっ…」
「いやー、今日はお互い世界を広げるのが目的な訳だろ?だったらいつもゴールドシップとべったりなお前にアイツ以外のモノの感触を教えてやろーと思っただけだよ」
「な、にそれ…そもそも今は僕とシップそこまでべったりじゃないし…フェノーメノの方こそ、長いこと使ってないんだから君が突っ込まれた方がいいんじゃない?」
ジャスタウェイの方も負けじとフェノーメノの後孔へと手を伸ばす。バランスをとるために木に捕まるコアラのようにフェノーメノにしがみついたため、当然彼らの下半身の密着度は上がり、脳内は快感に支配された。
「…」「…」
2人は言葉を交わすことなく見つめ会う。正直最初に状を交わす相手がこうなるとは互いに予想外のことであったが、双方ともそれに対し満足していた。
さらに全身を密着させ、口付けを交わす。互いの衝動を止められるものは今この場には存在し得なかった。
「…んむ…はあっ、これから、ここでお前のこと抱いていいか…? 」
「もちろん。来ていいよ♡
「おい!!!!!!!!!ジャス!フェノーメノ!知らないとこで勝手にイチャついてんじゃねーーーーー!俺様も混ぜろよ!!」」
「あっ…♡バカゴールドシップ、急に暴れんなってぇ…♡」
彼らの秘密の遊戯はついにゴールドシップの知るところとなり、彼の我儘によって遮られる。急に暴れられたことで水中で体勢を乱したデーィプブリランテが大変なことになっているようだが、2人はすっかり興を削がれてしまった。
「…びっくりした…」
「折角イイとこで邪魔しやがって、マジでアイツ余計なことしかしねーよな」
「そうだね~…でも向こうでジェンティルさん達を待たせてることだし、丁度よかったかもね。向こうのカタがついたら合流するんでしょ?」
「それもそうだな。でも向こう、1回で終わんのか?」
「流石に終わってくれないと困っちゃうよ。だけどなあ…シップに迫られたらブリランテ流されちゃいそうじゃない?」
「そうなりゃゴールドシップを殴ってでも止めるしかねーな」
先程まで肉体で語り合おうとしていた2人とは思えないほどに日常的な調子を取り戻した2人であったが、対岸の方ではまさに今互いが果てようとしていた。
「ゴールドシップっ…俺、もうイキそう…っ」
「いいぜっ…、はあっ…俺もそろそろ…、オラッ、イッちゃえ♡」
「ぅぁぁっ~~…♡ぁ…なんで抜くんだよっ…」
「っく…はぁ…あ゛ー、だって今ゴム持ってねーし」
「だからってプールの中に出すのもどうかと思うんだけど…別に中に出してもよかったのに。女の子相手じゃないんだからさ」
「バカ言うなよ。俺達がやってるオアソビで繁殖に影響が出たらおしまいなんだよ、だから女相手にはゼッテー間違いは許されねー。だけど男相手に好き放題やったらジェン子たちに失礼だとは俺は思うね」
「そうだよね…変なこと言ってごめんな。よしっ、そろそろ戻らない?ドンナたちも待ってるでしょ」
「おい、あいつらも済んだみたいだぜ」
「ほんとだ。じゃあそろそろ戻ろうか。結局シップはいいとして僕ら3人もしっかり濡れちゃったよ…ってでも僕のこと水に入れたのはフェノーメノだったよね?一番水に入りたくなかったくせにさ」
「悪かったな…」
「おい、ジャスもまめちんもそんなに俺にほっとかれて寂しかったのかよ~。心配しなくても後ですぐいっぱい可愛がってやるから♡」
「気持ちわりー触り方すんなよ!」
「シップの底無しの絶倫ってもう何かの病気って感じなんだけど…」
「んなこと言って~でも好きだろ?」
「ぅるせー.,,」 「別にさあ、好きとか嫌いとかの話じゃなくない?」
今しがた欲を発散させたばかりにも関わらず早速再び盛りだしたゴールドシップに散々悪態をつく2人だが、好きかどうか問われると途端にしおらしくなってしまうあたり、こちらも欲には抗えないようだ。
ディープブリランテを伴って先に歩を進めるゴールドシップを眺めながら、フェノーメノはジャスタウェイの腰を引き寄せる。
「今は無理だったが…後でなら、いいな?」
「もちろん。待ってるね」
自分たち以外の誰にも聞こえないような声で言葉を交わす。別にこの中の誰とも恋仲ではないというのに、確かな背徳感を覚えながら2人は唇を合わせた。
次回からいよいよ7頭立てスマブラが始まります!これ以降はライブ感を大事に書いていきたいので今の時点でCPが決まっているわけではないですが、おそらく第4話の攻め役は🚢のみとなります