>106 わんちゃん

>106 わんちゃん


愛玩というスレがあったのでルフィがウタを犬としてやっているのが見たいです

________________


ぺろ……ぺろっ

「…んぅ……くすぐったい」

麦わら帽子が良く似合う彼は愛犬に顔を舐められて目を覚ました


「……ん…もう朝か おはよう!!」

目が覚めたルフィは舐められた箇所を拭かずに愛犬の顔を両手で優しく包んで朝のあいさつをした

愛犬は飼い主の手のひらでほっぺを優しくこねられると気持ちよくなってしまい満面の笑みを浮かべた

愛犬の"感情を表す後ろ髪"が耳のようにパタパタしている事からも喜んでいることがよく分かるだろう


「お腹すいてるだろ 今からご飯作ってやるからな」

可愛い自慢の愛犬から手を離してルフィはキッチンへと向かう

賢い犬は料理中の飼い主の邪魔をしないためにタンスから着替えを取り出してキッチンに持ち運んであげようと動いた


しかしここで魔の誘惑が…

先程までご主人様が眠っていたベッドが目に付いてしまう

ご主人様が大好きなこの子はそのベッドに上がってご主人様の匂いを嗅ぎながら体を転がしてシーツに染み付いたご主人様の温もりを感じたくなってしまった

少しの葛藤があったが可愛い犬は服を抱えたままベッドに横になってしまう

賢さも本能の前では無力のようだ

なんとも嬉しそうな顔で犬はベッドの上で体を転ばせた


「ご飯できたぞ〜!!」

下の階から聞こえるご主人様の声で正気を取り戻したからには、服を離さずに一目散でご主人様のいるキッチンへ向かう


到着したからにはご主人様の前に立ち、抱えていた服を床に置く

そうすると飼い主であるルフィは犬の働きを労うために頭を少し強くなでなでしてあげた

「よしよし いい子だな〜」

すっかり嬉しくなってしまった犬は舌を出して息遣いも少し荒くなる

それも仕方ない

この子はご主人様大好きっ子なのだから


気の済むまで愛犬を撫でてしまうと会社に遅れてしまう

ルフィは愛犬から手を離してその場で服を着替えようとする

「……あっそうだった "まて"」

待ての命令をしていなければルフィは興奮した愛犬に襲われていただろう

愛犬は忠実に待ての命令に従い四本足を床から離さなかった

しかしその顔は悲しさと苦しさが混じっている


「……もういいぞ よく待てたな!」

指示に従ってくれた愛犬を褒めてルフィは一糸まとわぬこの子を抱き上げて一緒に食べるためにイスに座らせる

愛犬を家族同然に思っているルフィは一緒のテーブルで食べることを基本としているからだ

「ほら 今日の朝飯だぞ」

ルフィは用意していた料理が乗った皿を愛犬の前に出して隣に座った

ルフィの皿にはベーコンやサラダ

愛犬のお皿には柔らかくて食べやすい卵料理が乗っている

ルフィも愛犬も仲良くムシャムシャと犬のように食べ尽くした


「おいしかったか?」

飼い主の呼び掛けに愛犬は空のお皿を見せて"ワン"とひと鳴きして答える

笑顔で後ろ髪を揺らしていることから、ご主人様が用意した料理がたいそう気に入ったのだろう

「良かった!……そろそろ出かけないとな今日もいい子で留守番できるか?」

愛犬はご主人様と離れてしまうことから悲しそうに俯いてしまった

「……大丈夫 "ここなら"怖いことは無いから それに必ず戻ってくるから…な?」

ルフィは何度も愛犬を説得して、時には優しく抱き寄せる

そして額にキスをすることでようやく愛犬は機嫌を直して飼い主を笑顔で見送る準備が出来た

「じゃあ行ってくる!いい子にしてるんだぞ!!」

愛犬は玄関で何度も笑顔で鳴いてご主人様をお見送りする

扉が閉まり錠がなされるまで



________________


「ただいま!!帰ったぞ〜……ん?」

夜になり勢いよく扉を開けて帰ったぞルフィは途端に不安になる

いつもなら出迎えてくれる愛犬が居ないのだ

眠っている…という可能性もあるがルフィは不安が先に出た

愛犬の部屋、自分の部屋…あらゆる部屋を探し回りキッチンで彼は身体を震わせる愛犬を見つける

「おいどうしたんだよ!!おい!!」

必死に肩を揺らすと蹲っていた愛犬は顔を上げた

愛犬の顔は涙でくしゃくしゃ……その顔はいつもの顔とは似ても似つかないほどであった

「……何があったんだ?」

飼い主が胸に愛犬の頭を寄せて頭を撫でて優しく聞くと落ち着いた愛犬はある方向を見つめた

そこには割れたお皿の破片が散らばっている

どうやらお皿を落として割ってしまったことでご主人様に嫌われてしまうと思ってしまっていたようだ


「……怪我してないか?」

優しい飼い主は愛犬が怪我していないか体の隅々まで調べ尽くした

当然犬なので服など来ていない

そんな状態でガラスに触れてしまえば怪我をしてしまう

ルフィは愛犬が傷ついた様子などもう二度と見たくなかったのだ

だからこそルフィは真剣な眼差しで犬の体を何度でも何度でも舐めまわすように確認した

「……怪我はないな 良かった……」

怪我がないことを確認するとルフィはもう一度愛犬を優しく抱き寄せる

そこでようやく愛犬の涙が止まった


袋を用意して皿の処理をする中、ルフィは愛犬に何が起きたのかを聞く

「皿を落とすなんて珍しいな 何があったんだ?」

賢い愛犬は引き出しから紙とペンを取り出して飼い主に留守番の間に何があったかを絵で描いて見せる

犬が描いた可愛らしい絵を見てルフィは絵を褒めると同時にその時の状況を理解した


どうやら来訪者が家のチャイムを鳴らしたことで愛犬が怖がってしまい、気が動転してしまい洗い物をしている時に皿を落としてしまったようだ

「……そっか 怖い思いをさせたな」

「もうこんな思いをさせないようにするから……」

皿を片付け終えたルフィは愛犬の頭を撫でてから自分の部屋へと向かった

愛犬が後を追うと飼い主は紙とペンで何かを書いている

「ほら これ見ろ!これならもうお前が怖がらなくて済むぞ!!」

紙には"犬が怖がるからチャイムを鳴らさないで!!"と書いてあった

愛犬はご主人様の優しさで嬉し涙を流して座っている彼の膝に寄りかかる

「よしよし 可愛いな」

仕事で疲れたにもかかわらず飼い主は愛犬の為にやるべき事をやりのけた

だがそのせいか…ルフィも犬も夕食も食べずにその場で眠ってしまう



目を覚ました一人と一匹は仲良くご飯を作り一緒のテーブルでご飯を食べ、一緒にお風呂に入ることで一日を終えた

「いい夢見るんだぞ」

飼い主は寝る前に愛犬の乾いた髪が乱れるまで撫で続け、愛犬は大好きなご主人様に抱きついて笑みを浮かべたまま眠ってしまう


________________


次の日

休日ということで今日は一日中ルフィは家で愛犬と一緒の時間過ごすようだ

愛犬に顔を舐められて目を覚ましたルフィは朝ごはんを作る気になれずに眠っている間も抱いていた愛犬をより強く抱き寄せた

体がぷにぷにしている愛犬はご主人様の抱き寄せに苦痛を訴えることなく、むしろ力が強ければ強いほど笑みを浮かべて飼い主を舐め回す

「こらこらくすぐったいぞ!お返しだ!!」

飼い主もやられてばかりではない

愛犬の首を何度もキスして赤い跡を残す

ルフィが愛を示す度に犬は押えた声で喘ぎ、首元にその跡は増え続ける

「すっかり首が真っ赤になったな」

首とは違う別の場所にキスをしたくなった彼はぷにぷにのほっぺたを優しく撫でてある一点を見つめる

それはピンク色をした愛犬の唇

愛犬もそれを察したからか口を開けて舌を出して喜ぶのをやめ、ご主人様と口付けを交わすために口を閉じる

飼い主は愛犬の顎を掴んで…

愛犬は飼い主のほっぺたを掴んで…

互いに自分の唇に相手を抱き寄せ、三分にも及ぶ熱い口付けを交わした


「…ぷはぁ……なぁ昨日"運動"出来なかったから」

「今からやるか!!」

ご主人様のその言葉で雌犬は後ろ髪を耳のようにパタパタと激しく上下に動く

……この犬は訳ありで外に出ることは出来ない

なので運動はいつも家の中で行っている

そしてその内容は……


「こらこら そう焦るなって」

"運動"が大好きな雌犬はご主人様に覆いかぶさり服を脱がし始めた

いつもの自分と同じく彼が一糸まとわぬ姿となれば即座に雌犬はご主人様のモノをパクンと口にくわれる

「…んっ……いきなり…だなっ」

ご主人様のソーセージが大好きな雌犬は噛まずに舌で舐め回してその味を味わう

この動作になれている雌犬は舌を動かしながら頭を前後に動かしてご主人様のモノ全体に刺激を与えることだってできるのだ

「もう出るっ……出すぞ!!」

ルフィは雄のミルクを出したくなると雌犬の頭を掴んで溢れ出るミルクを犬に飲ませた

愛犬も大好物のミルクを飲めて嬉しいようだ

雌犬はミルクを飲み終えると綺麗になった口をご主人様に見せつける

そうすればご主人様に胸やお尻を撫でてもらえるからだ

性感帯であるそこを撫でられると雌犬はより盛ってしまう

呼吸はより荒くなり視界がくっきりと見えなくなる

今すぐにでもご主人様と重なりたいがご主人様からの愛撫の最中に襲いかかるのは失礼だと"教えられた"ため待てをしている時と同じように無抵抗でされるがままご主人様に身を委ねた

「…息が上がってきたな 辛いんだろ? これからはお前の好きにしていいぞ」

我慢から開放された雌犬はすぐさま再びご主人様を押し倒してソーセージを自身の桃色の花園に入れ込んだ

雌犬がこの"一番激しい運動"をやる時はいつもこの体制だ

わんちゃんも飼い主も互いの顔が見える体位でないと気を落としてしまう

特にわんちゃんの方はご主人様の顔が見えないと悦楽ではなく悲しみの涙を流してしまうのだ

「……なんだか楽しくなってきたな!!」

一切動かずに腰を上下に振り続ける愛犬を見ていたルフィだったが愛犬の快楽を感じて喘いでいる姿を見ると、愛犬と繋がったまま愛犬の太ももを掴んで立ち上がり腰を前後に激しく動かす

動く必要が無くなった雌犬は力が抜けて一突きされる度に顔より大きい雌乳を揺らしより大きな声で喘ぐ

「…んっ……そうだ"上体起こし"だ 体を起こしてキス出来るか?」

ご褒美のキスをするために雌犬は上半身を起こすために体に力を入れようとするが、快楽に蝕まれてしまった今の状態では雌の嬌声を上げることしかできない

何度頑張っても頑張っても敵わない

その愛犬の可愛らしさが飼い主の心を刺激してしまいルフィの腰の動きがより早くなった

「…しょうがないな」

愛犬が快楽に我慢できずに果てそうになるのが分かると、ルフィは犬を押し倒し自分の胸と愛犬の胸を合わせる

「ほら口開けろ」

愛犬に優しいルフィは笑顔で命令をした

それを受けて雌犬は嬉し涙を流してご主人様に口を開けてみせる

口と口をくっ付けて舌を絡めるディープ・キスで気持ちが頂点まで高まった一人と一匹は力を込めたハグをして理性が飛ぶほどの"イキ"を体験した


「お"っ……」

ベッドの反対側でルフィは愛犬を押し倒したまま余韻に浸っていた

一方雌犬は悦楽とご主人様の匂いで脳が焼ききれていた


「…………ウタ」

意識が遠のく中、ルフィは離さないように抱いている 瞳孔を小さくしていやらしく舌をさらけ出している愛犬の名前を呼んだ



まともに思考ができなくなると、飼い主ルフィと愛犬ウタは"繋がったまま"気絶するように朝から眠ってしまった

Report Page