凪は何度も執拗に口付けながら膝を玲王の足の間に割り込ませ、玲王の太腿に自身を擦り付けるようにして腰を動かしていく
玲王「(マジで犬かよ、もう…)」
凪「(あーやっば…気持ちイイ…)」
凪「レオ大好き…」
凪がギュッと玲王を抱きしめる
玲王「んっ、ハイハイ、わかったから」
凪は玲王を再びベッドに横たえると、手を伸ばして玲王のスラックスのベルトを外し、ジッパーを下げてそのまま下着ごと足から引き抜いた
玲王「ちょッ…!?(は!?)」
凪の眼前に玲王の下半身が晒される
凪「(うわ…めちゃくちゃ綺麗)」
玲王「なぁ、(何してんの??)…意味わかんねえ、こんなとこ見んなって」
室内の灯りは落ちたまま、レースを引いた窓からはパークのライトアップの明かりが差し込んでいるだけとはいえ、玲王は自身を晒す恥ずかしさから身を捩らせて膝を立て、凪の視線から隠してしまった
凪「え、なんで?スッゲェ綺麗なのに」
凪は玲王の膝の裏に手を入れて足を開かせ、まずはその膝へとキスを落とす
そしてそのまま唇を下に滑らせていき、玲王の太腿に舌を這わせて軽く歯を立て、咬みつきながらそこに吸いついた
玲王「ッ、なぁ、跡ばっかつけんなよ…」
凪「いいでしょ?ここなら誰にも見られないから」
玲王「…ダメ、俺が良くねえの」
凪は自分が付けたその跡にチュッと名残惜しそうにリップ音を立てながら、玲王を見る
凪「なんで?」
玲王「だって、思い出すじゃん。今、してるの…」
玲王は行為をしている凪を見るのも恥ずかしいのか、枕を顔の前に抱えてしまっていた
凪「…(はぁ、もういちいち可愛すぎ。暴発しそう)じゃあ、レオの目にもつかないくらいもっとギリギリのとこに付けよっか?」
調子に乗った凪が玲王の太腿の付け根にまで唇を寄せようとするのに気付いた玲王が、慌ててその頭を押さえる
玲王「〜ッ!バカ!どこに付けようとしてんだよ!変態ッ!」
玲王は羞恥から顔を赤くして泣き出しそうになってしまう
凪「ごめん…」
玲王に頭を押さえられながらも、ふと顔を上げた凪の眼下には、ほぼ脱げかけている玲王のブラウスから覗く胸元があった
凪「(こーいうのって全部脱がすよりも、ちょっと着てる方がエロいんだよね…)」
肩からブラウスを下げ、腕から全てを引き抜くことはせずそのままにして、顕になった胸の尖りを顔の前に引き寄せ、ピンク色の玲王の小さなそれを口にふくむ
玲王「は!?(うわ、やだやだ、どうしよう)」
玲王「なぁッ、何でこんなコトすんの?」
凪「んー、したいから」
凪はその尖りを舌で弾いては優しく包むようにして唇で咥えてみる
凪「レオ、どう?気持ちいい?」
玲王「ッ…」
舌先でグリグリと突くようにして刺激を与えるが、玲王はよく分からないのか黙って嫌々と首を横に振るだけだった
凪「(んー、胸はあんま良くないのかな)」
凪「ねぇ、」
凪が寝ている玲王を抱え起こし、バックハグをするようにしてあぐらをかいた自分の上に座らせてしまう
凪「じゃあさ、どこが好きなの?」
凪は玲王の耳元でナイショ話をするようにそう囁き、そのまま舌を這わせて耳の外側をなぞっていった
玲王「ぁっ」
凪「こーいうのとかは?好き?」
凪が遠慮がちに玲王の耳の中に舌を差し込み、そこで音を立てる
玲王「んっ、ちょっ…!」
凪が耳の中を舐める水音が玲王の鼓膜に響き、くすぐったさから肩をすくめるが、耳が敏感な玲王は次第に快感を拾ってしまい、腰はずくりと重たくなっていった
玲王「あっ、も…や、だぁ」
凪はそのまま嫌がる玲王の動きを封じてしまうようにして体重をかけながら上に乗りあげ、自身の昂ぶりと熱を持ち始めた玲王のそれを擦り合わせようとする