玲王「ここって、何…」
凪「何って、お尻の穴だけど」
臀部を撫でていた凪の指がその場所を教えるように玲王の尻の割れ目の奥の窄まりをつつくと、凪の脚の上に乗っていた玲王の身体が跳ねる
玲王「あっ、や…」
誰にも触れられたことのないような場所を指で押される感触に驚いた玲王は、秘部を触る凪の手を退かそうと横にある腕を掴むが力を込めてもビクともしない
窄まりを弄られる刺激により脚が震えて力が抜けると、玲王は突き立てられた凪の指に体重をかけてしまい、先走りによって滑りやすくなったそれが玲王の中に挿入ってしまいそうになる
玲王「ッ、ぁ!」
凪「えっちな液、お尻の穴まで垂れてきてるね…。ずっとここ触ってたら、このまま俺の指入っちゃいそうなんだけど」
対面座位のように向かい合う玲王の耳元に唇を寄せ、その耳の輪郭を辿るように舌先で舐めながら凪がそう告げた
揺れる玲王の腰の動きに合わせて、凪が孔の周りを解すようにくるくると指でなぞっていく
玲王「…ッ、やめ…」
自分の下にある凪の指にそれ以上体重がかからないよう玲王が凪の肩に爪を立てて、キツい眼差しで目の前の黒い瞳を睨みつけた
玲王「キスマつけたんだからっ、もう…終わりだろ?」
玲王本人は睨んでいるつもりだが、経験したことのない行為による戸惑いと、初めて感じるその感覚により、玲王の声と表情は完全に凪相手に主導権を握られ、まるで懇願するかのようになってしまう
凪「キスマ…?あー…」
凪「(そんなの、もうどーでも良かったんだけど…)」
凪は、玲王の中にまだ残っている理性を断ち切ろうとするかのように、噛み跡のない右胸の乳首に歯を立て、そのままグイッと強く引っ張る
玲王「ァッ!?痛いッ…」
凪「…嘘つき」
凪がそう言ったことで乳首が口から離され、嗤うように吐かれたその息すらも噛まれた乳首に触れて玲王にとって刺激となった
玲王「…ッ…は?」
凪「玲王、こーやって痛くされんの…ほんとは好きでしょ?」
噛んだそこに、凪がそのまま舌を伸ばしてキツく吸い上げる
玲王「はっ…あっ…」
凪「痛くされた時に身体が反応して自分の腰揺れてんの、気付いてないの?」
玲王「反応とか、してないっ」
凪「なんで気持ちいいのに嘘つくの?」
そう言いながら下から身体を揺すられ、玲王のペニスの先端が凪の腹筋と擦れると、その度に玲王の腰に甘い刺激が走った
玲王「嘘なんか、ついてない…っ」
凪を涙目で睨む玲王の、蜜を溢すその敏感な亀頭の先端に、凪の指先がそっと触れる
玲王「ッ…!?」
凪「ウソ。今もずっとお尻の穴撫でられて、乳首噛まれて、俺のお腹に先っぽの気持ちイイとこ擦り付けてるよね…」
玲王「ッ、だって…!(不可抗力だろこんなの…ッ)」
そう声に出したくとも、刺激に弱い亀頭の部分を親指で回すようにグリグリと弄られ、今、口を開けば恥ずかしい声を漏らしそうになっていた
玲王「んぁッ…!」
凪「こんなにエロくてさぁ…引かれてなかった?俺に」