前にある浴室の鏡に手をつく玲王に後ろから覆い被さる体勢となった凪が、玲王の乳輪を両側から人差し指でゆっくりと円を描くように撫でていく
玲王「あっ、もぉ…そこ、ダメっ…」
凪「何がダメなの?腰、こんな揺れてんじゃん」
後ろにいる凪が玲王の背中に自身の胸元をピタリと隙間なく密着させたことで、脈打つ凪の熱い陰茎が玲王の陰嚢に触れ、そのまま凪は腰を動かして玲王自身を刺激してくる
玲王「(何…これ、)やだっ…」
下からの刺激により前屈みになる玲王の背中に口付けていた凪の唇が、次は肩へと辿っていく
そして、シャワーで濡れて玲王の首筋に張り付いていた紫色の髪を凪の手が掻き上げ、そのうなじを露出させた
凪「キスマ、鎖骨に付けるのがダメなんだっけ…?じゃあ、そこ以外玲王の身体全部に付けちゃおっかな」
玲王「ぁ…ッ」
相変わらず冗談なのか本気なのか分からないような口調のまま、凪が玲王のうなじに歯を立てると、玲王は恐怖から身体を反らせ、前にある凪の手にさらに胸を押し付けるような形になってしまう
凪は「…もっと、おっぱい触って欲しい?」
先程までの優しい触り方とは反対に、親指と人差し指で玲王の乳首を抓るように凪がギュッときつく摘むと、玲王は肩で息をするように呼吸が荒くなる
玲王「あっ…はっ…(何、これ…痛くされてんのに、腰が勝手に、動く)」
痛みを感じ、後ろから覆われて逃げられないように追い込まれているのに、玲王は興奮から涙目になって腰を揺らして、凪の腰の動きに合わせて彼の陰茎に自身のそれを擦り付けてしまう
玲王「…ぁッ、もっ…はぁっ…(気持ち、いい…)」
凪「ッ…(やっば…)」
学園の王子様が自分の愛撫によって正体をなくして、腰を振りながら自分のモノに性器を擦り付け嬌声をあげる様は絶景だった
凪「玲王」
玲王「…?」
凪に乳首を弄られたまま腰を揺らす玲王が、自分の横に顔を寄せる凪を涙目で見遣る
凪「自分で俺のに擦り付けてくんの、マジでエロいね…やっぱエッチなこと好きなんだ?」
玲王「え…」
凪「さっきも、もっと乳首舐めてって俺の顔に自分のおっぱい押し付けて来たもんね」
玲王「…違う」
あれは、顔を見られたくなかっただけだ、と玲王が腕で自身の顔を覆い隠した
凪「何で?違わないでしょ?今も人のちんこ使ってオナニーしてるもんね」
ワザと耳元でそう言うと、腕から覗く玲王の耳はさらに赤くなっていった