ミワッ⑥

ミワッ⑥


ミワッ


「えぇ…スクワットですか?ここで?」


三輪はおずおずとスクワットのポーズを取る。


「…足をもう少し広げて?スクワットって言うかスプレッドスタンスですよねコレ?」


「全くもう…やりますけど!やりますけどね!?こんなの見せるのアナタだけなんですからね!?」


文句を言いつつ三輪はゆっくりとスクワットを始める。

初めは余裕綽々、といった様子で恥ずかしそうにしていた三輪だったが、5分、10分と経つに連れて徐々に息が荒くなってくる。


「んっ…はぁっ…はぁっ…」


息が荒くなっている理由は大半が疲れだが、吐息の中に少しずつ違うモノが混ざり始めている事を男は聞き逃さなかった。


雄の前で裸になり、全てを晒しながら腰を振るこの状況に本能が反応しているのか、三輪は惚けた顔で腰を動かし続ける。

腰を動かす度に汗や溢れた愛液がぱたぱたと床に落ちる。

三輪の準備万端といった様子を確認した男が静止すると三輪はハァハァと肩で息をしながらそのままの姿勢で男と目を合わせる。


「はぁ…♡はぁ…♡どうします…?」


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