n二回戦の続き その2
「なつひこ・・・?」
「真希ちゃんが可愛すぎるのが悪い」
真希の腰を掴んで夏彦はぐっと押し込んだ。
「ひぐっ!・・・か、はっ・・・なつっ・・・」
上半身を起こして真希を抱きしめるとそのまま強引に腰を動かし始める。
「真希ちゃん・・・」
「は、げしっ!・・・んああっ!」
腰を動かして真希を突きあげつつ、真希の首筋に口づけながら揺れる乳房に吸い付く。そのたびに真希はのけぞり、悲鳴のような嬌声を上げた。
「なつひこっ、だめ、いしきとぶっ・・・んむぅ?!」
苦情をキスで塞いで、夏彦は真希を抱きしめた。
そのまま正常位に移行するまでの短い時間に真希は片手では収まらない回数絶頂した。
「はーっ・・・はーっ・・・」
正常位に移行する際に、わずかな間だけ真希は休憩を挟んだ。休憩とはいっても獣性に目覚めた夏彦が貪るように真希の体にキスを繰り返していただけだが。
「はぁ・・・ん、む」
短い休憩が終わり、夏彦がまた真希にキスを求めた。唇から舌へ、口内で絡み合う。
もう我慢なんてできようもない、ちかちかと快感がスパークして真希の脳内を幸福感と快感が埋め尽くしていく。
(あ、くる・・・さっきのより、すごいのが・・・)
夏彦のペースが上がり、自然と真希の快感も強まっていく。そして、波のように押し寄せる絶頂が、折り重なって。
「なつひこぉ・・・あ、あああああああっ!」
足を腰に回して、腕を首に回して、がっちりと抱きしめながら真希は意識が途切れるほどの快感を受け止めた。