21・22スレ目>>1まとめ
杏山カズサは眼の前の光景から目が離せない。
あの宇沢が、女の子らしさに欠ける宇沢がとろけるような嬌声を出して喘いでいる。
ぴっちりとした縦割れのすじには陰茎をずりずりとこすりつけられ、後ろの穴は細長い尻尾をくぽくぽと浅く出し入れされて愛液と腸液がとぷりと漏れ出ている。
そして寸止めのまま彼女を甚振るのは自分と同じ姿の、いや、腕や足は黒い獣毛のような何かに覆われ、自分には無い尻尾……そう見えるだけの触手だ……を持った女。
先ほど自分の腹の中から産まれ、そのまま呆然とする宇沢に抱きついて彼女を捕らえた紛い物。
「何?そんな人を殺せそうな目をしちゃって」
自分と同じ顔がこちらを向いてニタニタと笑う。
「そんなに自分のモノだと思ってた子を奪われるのが嫌なの?」
ふざけるな、という叫びに紛い物も笑いをひっこめて侮蔑の表情を露にする。
「本命はアイリの癖に、この子もキープとか強欲すぎないかしら」
違う、という言葉にも紛い物の表情は変わらない。
「まぁ良いよ。アンタが要らないって言ったものを私がもらうだけ。ねぇ、レイサ?」
とろけた顔の宇沢に紛い物が囁く。
「私の、"キャスパリーグ"のモノになってよ。そうしたらたっぷり気持ちよくしてあげるからさ」
杏山カズサは、流れ星が汚されていくのを見ている事しかできない。
流れ星は遂に堕ちた。
自分と引き換えに友人たちの解放を願っても、それは裸一貫でサラダちゃん塗れになったキヴォトスへ放り出す事に他ならない事を思い知らされたのだ。
「レイサっ♡レイサっ♡」
大切に取り置かれていた処女穴に怪猫の陰茎が侵入し、その純潔を貪欲に貪る。
尻穴へ入り込んでいた触手も深く、長くレイサの性器と化した腸内を磨り上げ、 嬌声と共に色気の欠片も無かった少女は一擦りごとに"女"へと塗り替えられていく。
「レイサっ♡孕んでっ、私の子供を孕んでっ♡」
怪猫の胎の中に作り上げられた臓器がぐつぐつと煮えたぎり、その中身が陰茎の中に送り込まれていく。
怪猫を含めたたまごサラダちゃんは半分は生徒……すなわち人である。
それを逆手に取りサラダちゃん由来の機能拡張によって怪猫は今まで存在しなかった純粋な生殖機能を得た。
そう、流れ星の少女の胎に送り込まれようとしているのはサラダではない。 怪猫の遺伝子を素に作られた精液なのだ。
「イクっ♡イクよレイサっ♡一緒にイこうっ♡私の子供を産めっ♡に゛ゃ゛ぁぁぁぁぁっ!?」
そして怪猫と流れ星は同時に絶頂へと達した。
流れ星の少女の胎の内に怪猫の精子が余さず染み渡っていく。
「好きぃ…レイサ好きぃ……」
余韻のままに怪猫が流れ星の唇を奪う。
杏山カズサは、流れ星が汚し尽くされたのを見ている事しかできなかった。