魔法少女装オニキス5

 魔法少女装オニキス5

 ただのエルフ

 『前回のあらすじなの コハクはアズカバンに収監されていたところ闇の帝王が目の前に現れ服従の呪文を掛けられたけど、私は所属している組織を裏切ることはできないと宣言して呪文を跳ね除け、ついでに腹減ったからペットの蛇を強奪して食い殺してから帰還したなの』

 「なんでそんなどーでもいいことをあらすじで言うんだ?」


 本編

 オニキスは今回の女装は比較的マシなナース服だったので着ていた。

 「デンデン蜂がいるな なんでこんな所にいるんだ?」

 『オニキス!触っちゃダメなの!』

 (違和感…いやな予感がする…)

 忠告も届かずオニキスは蜂を触ってしまった。すると…

 「うわ!急に服が光った!」

 『あーあ 蜂さんを触っちゃったから蜂娘の衣装に変異しちゃったなの』

 「どういう理屈だ!いますぐ戻せ!!」

 『なのは何も悪くないなの!それと戻したところで女装なのは変わらないから気にしなくていいなの!』

 「なんだとこのクソ妖精!!そもそもなぁ…!!」

 ワーワーギャーギャー

 このケンカは夜まで続いてしまった。そして帝国が攻めてきた。


 カルセドは皆が食卓の前に座っているところに息を切らして叫んだ。

 「大変だ!人間が攻めてきたぞ!!」

 コハクは確認しようと言い外に行き、暫くしてから帰ってきた。

 「残念ながら本当のようじゃ…オニキスは見つからなかったが…今は敵をどう凌ぐかが先じゃ」

 「戦うか逃げるかじゃな…」

 「この里を守るんだ!」

 「コッコを捨てることなんてできません!」

 「仲間を置いて行けるかよ!」

 「そなたらの気持ちは分かった 二階で作戦会議とする 戦うものは来るのじゃ」

 こうしてオニキス以外が二階へと上がり作戦会議した。

 そして戦いが始まった!


 「おい?クソ妖精 なんか騒がしくないか?」

 『その質問に答える前になのは今から叫ぶからちょっと待っててほしいなの』

 『スゥーハァースゥー』

 『こんなガバガバな戦争してんじゃねえなのーーー!あのクソアホも爆丸一個に釣られて里飛び出してんじゃねえなのーーー!』

 『クオンツも罠術大崩落で里の柵が少し壊れてるってこたあ速攻で大穴開けられるのかよなのーーー!!』

 『ゴシン術なんかよりそっちを教えとけよなのーーー!!』

 『ドレッドノートもコハク討伐が秘密裏のお仕事なのにどうでもいい人間に興味持つとかバカなのかおめえはよーーー!』

 『結果的にコハクを釣るエサになってるとはいえ来なかったらどうするつもりだったんだあのバカ隠密はよーーー!!!!』

 『つーか帝国侵攻を今回凌いだって次来るかもしれねえんだからトンズラしとけやーーー!!!!国家に勝てるわけねえだろーーーー!!!!!』

 『ゼェゼェ お見苦しい姿を見せて申し訳なかったなの…』

 「お、おう…つーか戦争起こってんのかよ!!早く助けに行かないと!!」

 こうしてオニキスは戦場に出向いた。


 門の前にたどり着くと、そこには大量の帝国兵が立っていてクオンツ族の多くが倒れ伏していた。

 (カルセドの兄貴!他にもルリ、ジャス、キタロー(仮)に夫婦(仮)も!)

 「おやおや、クオンツがまだいましたか というか貴方の恰好はなんです?」

 「誰だお前は!!」

 「私の名前は吉良イヅル(仮)です こちらはイスカンダル(仮)でもう一人はマッシュ・バーンデッド(仮)です 以後お見知りおきを」

 ((仮)のバーゲンセールなの)

 「お前たちが皆をこんな目に!!」

 『オニキス!危ないなの!!』

 吉良イヅル(仮)の話に夢中になってる間に他の二人(仮)の不意打ちを喰らった。

 (くっそ不意打ち喰らった…ごめん…皆…)

 『オニキス!しっかりするなの!』

 「よしっこれで我らの任務はほぼ完了です 後は縛って連れ帰りましょう」

 『……もうこれしか方法は無いか…なの…』

 『オニキスよく聞けなの』

 「んだよクソ妖精 お前は見えないんだからどっかいけよ…」

 『今から最期の力をオニキスに渡すなの これでオニキスは一時的に無限の力を得られるなの でも代償として…なのはこの地を去るなの…』

 「この地を去る…お前…死ぬのか?…お前が死ぬだなんて………碌な思い出が無いな…」

 『ひどいなの!!でもこれしか方法はないなの…さよなら…オニキス』

 光が雲散し、オニキスと同化した瞬間『覚醒』した。

 「うおおおおおおおおお!!!!」

 「これは一体…カルセドさん…わかりますか?…」

 「わ…分からねえ…見てみるよ…」

 『戦術軍師』職業スキル!! “分解解析”

 「LVが8にHPが8…どういうことだ…いや違う!!」

 カルセドの見ていた能力の8が横に倒れそして…

 腕力∞

 素早さ∞

 知力∞

 技量センス∞

 引力∞

 キーホルダー∞

 勇∞

 カリスマ∞


 「な…なんだこれは…見たことないものが∞だと?」

 「おやおや 倒れ伏したかと思えば復活ですか 帝国兵よ!やりなさい!」

 「逃げてオニキス!」

 「大丈夫だよルリ この状況をどうにかする魔法はもう発動している」

 すると帝国兵の前にいつのまにかコッコたちがいた。

 「こんな雑魚助ごときで我ら帝国兵を倒そうとは舐められたもんだなあ!」

 するとコッコが突然…

 「グハァ!」「グオッ!」「ウグ」

 猛スピードで兵士の経獄を突いたのである。

 「オニキス!コッコになにをしたんですか!?」

 「え?おれこんな魔法使ってない…」

 コッコは次々と無力化した後に兵士の顔の前で煽り屈伸を始めた。

 ピッ(おらおらどうした 雑魚助が目の前にいるぞ)

 ピッ(この程度でやられるとは何と不甲斐ないことか…)

 ピッ(おまえの彼女と母親と妹は俺が寝取るから感謝しろ)

 今ここに戦闘愉悦生物コッコが誕生したのである。

 「コッコ!はしたない言葉はやめなさい!」

 「何言ってるのかわかるのかよ…」

 「っ……!!!全く使えない兵士ですね!!いいでしょう!私吉良イヅル(仮)とイスカンダル(仮)とマッシュ・バーンデッド(仮)の三人でお相手しましょう!」

 「コッコ!お願い下がって!!」

 ピッ(ルリの姐御には逆らえねえな)

 ピッ(ここはオニキスの小僧に華を持たせるとするか)

 ピッ(なんだって?家族も恋人も死んだ?後でバーで奢ってやるから元気だしな)

 こうしてオニキスは戦うことになった。


「おいオニキス大丈夫なのか!1対3だぞ!」

「平気さカルセドの兄貴 今の俺は呪文がわかるんだ うおおお!バトルフォーメーションチェンジ!!」

するとオニキスの体が光り輝いて…

「いやなんで服が消えて裸になったんだよ!!」


「股間だけ光ってるのもなんでだよ!!」

ピッ(おいおいまじかよ)

ピッ(ルリの姐御に変なもの見せるんじゃねえよ)

ピッ(そうかそうか辛かったな 忘れなくていいんだ 一生心に傷を残してでも生きていくのが人生なんだ)

『服が消えたことはなのが説明するなの』

「うわーーでたーーー!!おまえ死んだんじゃないのかよ!!!!」

『今のなのは記憶の残滓に過ぎないなの それと裸になった理由は偏見だけど魔法少女は最終回で全裸になって戦うのが相場だからなの』

「それ絶対嘘だろーー!!」


『恥ずかしいなら仕方ないなの 乳首も光らせてセンシティブ回避してあげるなの』

オニキスの乳首が光った。

「やめろーー!!!」

「うわっ眩しくて敵が見えない!」

「クソ!酒を呑みすぎたのと光で頭が!!」

「…!」

『効いてるなの とっとと倒せなの 本番はこれからなんだからなの』

「あーもう! 喰らえ!死蠅の葬列! え?おれこんな技知らない…」

骨も残さず朽ち果てよ!

三人組(仮)は倒れた。


「いろいろとわけわかんねえけどとりあえず帝国侵攻をしのいだぞーーー!!」

「途中で空に謎のビームがありましたがあれはなんだったんでしょうね?」

「やったなオニキス!お前のお陰だ!」

ピッ(もう小僧とは呼べねえか)

ピッ(勝利の余韻に浸ろうぜ)

ピッ(恋人に申し訳ないからもう女は作らない?バカ言ってんじゃねえ!!てめえの人生の幸せを考えていたのは誰だか言ってみろ!)

こうして勝利に喜んでいると…

『あぁ…とうとうなのは消えちゃうなの』

「そういや記憶どうとか言ってたな」

『オニキス…最期に今まで隠していたことがあるなの よく聞いてほしいなの』

「まぁ最後ぐらいは聞いてやるよ なんだ?」

『今までの魔法は全部なのが使っていてオニキスは一切何もしていないなの』

「は?」

『オニキスの痴態を見たいがためにキスとか女装とかハミチンをさせていたなの ごめんなの 当然なのが生きようが消えようがオニキスは魔法を使えないなの』

「よし早く消えろゴミムシ」

『あぁもう最期にそんな言葉を残すなんて! お礼に置き土産を残すなの』

そして妖精は完全に消え去った。そしてオニキスは…

「あ…あ…ああああああぁぁぁぁぁぁぁんん♡」

突如として嬌声を上げた。

「おいなにがあったんだ!?」

ピッ(ここはおれたちが前に出る!)

ピッ(てめえらは後ろに下がってな!)

ピッ(恋人を忘れるかもしれないのが嫌だって? 忘れやしねえよ 自分を信じろ)

「オニキス…一体なにが…今見てやる」

『戦術軍師』職業スキル!! “分解解析”

メス堕ち∞

女装抵抗∞

性欲∞

(な…なんだこれは)

「濃厚なショタの香りじゃああ!!」

コハクは興奮しながら帰ってきた。

「族長!オニキスがなんだかおかしく…」

「安心せよ あれは私が引き受ける この全国メス堕ちショタ逆レ委員会ナンバー589のコハクが相手しよう!!」

「ちょっと待って族長以外に変態が後588人いるんですか?」

「細かいことは触れるな! さぁオニキス! おっぱいはここじゃーー!」

「駄乳!」

「なん…じゃと…私のおっぱいに目もくれずに…なら一体だれを標的に…」

「カルセドの兄貴ーーーーー♡」

「おれかよーーー!!」

「ふっどうやらご指名のようじゃな いってこいカルセド」

「えっ!?族長まじかよ!」

「あまり女の子を待たせるのはいかんぞ 漢を見せよ!カルセド!」

「女の子じゃねえよ!」

「族長いい加減にしてください!!こういうときこそ針撃の崩落で動きを止めてですね!」

『崩落』

「済まぬが崩落を突いてルリを動かなくしておいた ルリよ私は族長でもあるが全国メス堕ちショタ逆レ委員会でもあるのじゃよ」

「さぁカルセドよ!イくのじゃ!!」

「ねえコッコ?私は何を見ているの?」

ピッ(もう無視すればいいと思うぜ)

ピッ(俺は警察に通報しておく)

ピッ(そうだそうだ誰だって幸せになる権利はあるんだ 早く告白しにいくんだ)

「いっいや族長どう考えたって…」

『崩落』

「オニキスよ受け取れーー!!」

「兄貴ーーー♡」

「族長てめえ!あとで覚えてろ!!!」


ハイバニアは虚ろな表情で森を歩いていた。

「あぁドレッドノートも負けてロストヘイブンを撃っても勝てなかった…この失態をどうすればいいのか」

せめてひとつだけでも石が手に入らないかと里に近づいていると…

「やめろオニキス!キスするなああ!」

「兄貴♡沢山シようね♡」

「おぬしは帝国のものか 悪いが今は取り込み中じゃ 後にせよ」

「確かに私は帝国軍人だけど…これを見て頂戴」

ハイバニアは胸の谷間から一つの名刺を出した。

「ほう…全国メス堕ちショタ逆レ委員会ナンバー8181か…私はナンバー589じゃ」

「えっ変態がまだ増えるんですか?」

「これを見せたということは…分かるわよね?」

「あぁ…規定に乗っ取り私が実況をしてそなたが解説じゃな」

「なんの規定ですか」

「では早速始めるわよ」

「え?ほんとうにどういうことですか?コッコ助けて…」

ピッ(さすがに超越者コハクには勝てないな)

ピッ(通報はしておいたから今は耐えてくれ)

ピッ(あの子のプレゼントをどうするかだって?おいおい俺が知るわけねえだろ)


「さて始まりました実況はナンバー589の私コハクと」

「解説はナンバー8181の美しいハイバニアがお送りするわ」

「それとツッコミはルリが担当するから視聴者も安心じゃ」

「変態の晩餐に付き合わせないでください」

「兄貴のにおい♡」

「耳をかぐなーー!」

「おおっと耳から攻めておるぞー!」

「ただ性欲を満たすだけでなく好意ある相手のにおいを欲するとは順調ね」

「きれいに舐めとってあげるよ♡」

「やめろーーー!くすぐってええ!」

「お次は舌での攻めじゃな」

「この後もキスするのにいきなり汚れを舐めとる行為はマイナスね 相手を思いやっていないわ」

(私は何を見て何を聞かされているの?)

「汚れは最後にぃゴックンしなきゃ♡」

「おっと喉を強調させながらゴックンじゃー!」

「なるほどあえて汚れを取ってゴックンを見せつけることで相手の扇情意識を上げる作戦だったのね」

「兄貴♡次はここだよ♡」

「お次はカルセドの乳首を攻めるようじゃな」

「少々古典的とも言えるわね」

「なんの古典ですか」

「一緒に気持ちよくなろうね♡」

「オニキスやめろーーー!」

「なんじゃと…オニキスの乳首でカルセドの乳首攻めじゃと!?」

「いや それだけじゃないわ この体位によって容易にキス攻めが出来るわ!」

ちゅっ♡ちゅっ♡スリスリ♡

「おおっとカルセドが勃起したぞーーー!」

「今の攻めを耐えるのは百戦錬磨の性欲保持者でなければ無理だから仕方ないことだわ」

「私この里出ようかな?」

「兄貴無理してる♡いま解放してあげる♡」ペチッ

「カルセドのチンポを解放したとたんにチンペチアクシデントじゃ!」

「フフッ兄貴のエッチ♡」

「今の攻めは強烈じゃーー!!!思わずカルセドも息をのんでおるぞー!」

「あのオニキスという子は逸材ね チンペチアクシデントからのエッチ転嫁で相手の心をかき乱しているわ」

「私ももう変態二人に心底呆れていますよ」

「こうして口を開けて…ポト…ポト」

「あえてフェラをせずに唾液を落としているようじゃな」

「さっきの耳掃除での汚れ意識によるものね 気を使っている証拠だわ あと不定期に刺激を与えて困惑させているわね」

「私にも気を使ってここから解放してくれません?」

「じゃあ挿入れるね♡」

「やめろおおお!!!」

「ん♡♡兄貴のとってもいい♡」

「とうとうオニキスの処女喪失じゃあ!」

「初めてであんなに速攻で根本まで行くなんて恐ろしい子ね」

「あなたたちが一番恐ろしいですよ」

「ん♡ダメ♡♡もうイっちゃう!!」

「オニキスの奴挿入の喜びで手を使わずに速攻で射精しおったぞ!」

「カルセドで射精…まさにカルセドニーね」

「玉髄に対する深刻な風評被害やめてくれません?」

「じゃが一発射精してしまったことによって…む?あれは!」

ドクン ドクンドクンドクン!

「オニキスのキンタマが急に心臓の様に伸縮を始めたぞ!」

「あれは伝説の奥義 心臓共振キンタマよ!!」

「そろそろ怒りますよ?」

「あれは大好きな相手と一線を越えて心臓の鼓動が早くなりキンタマのザーメン工場のフル稼働と合わさったときのみ起こる奥義!まさか実物をこの目で見れるとは…」

「じゃあ動くね♡」

「オニキスが高速ピストン攻めじゃ!」

「心臓共振キンタマによって今のオニキスはメスブタを超えたメスブタよ あれぐらいはできてしまうわ」

「あなたたちの方がメスブタを超えたメスブタですよ」

「ぐおおおお!!やめてくれオニキス!!」

「もうイくんだね♡イっちゃえイっちゃえ♡オレもイくーーー♡」

「見事かな同時に射精とは」

「案外同時射精ってないのよね」

「あなたたち二人が出会ったことが『ない』ですよ」

「兄貴のおなかがオレので汚しちゃった♡キレイにするね」

「性欲の衝動からのお掃除 詫び寂びじゃな」

「ええ そうね」

「違います」

「見て兄貴♡オレの上のお口でこんなにキレイにしたよ♡」

「オニキスめ自身のザーメン塗れの上のお口をカルセドに見せつけておる!」

「これには思わず私たちの下のお口をいじりたくなるわね!」

「その手で私に触らないでください」

「なっなぁオニキスもういいだろ?ここでやめような?な?」

「ダメ?」

「オニキスはここで上目遣いおねだりじゃーー!これは効くぞー!!」

「待ちなさい!今のはルール違反よ!」

「何を言っておるのじゃハイバニアよ」

「いやほんとあなたち何言ってるんです?」

「全国メス堕ちショタ逆レ委員会はあるときメス堕ちショタの上目遣いおねだりは禁じ手になったのよ!これはもう無効試合よ!」

「あなたたち!オニキスの違反で試合は流れたわ!中止なさい!」

「兄貴♡気持ちいい?」

「うぅ…」

「なんで言うことを聞かないの!?コハクも止めなさいよ!」

「のぅ…ハイバニアよ…確かにそなたの規定を大事にする志は認める じゃがな」

「二人を見よ 今二人はまさに幸せの絶頂でありそれを邪魔するのは無粋であろう」

「そ…それでも私は…」

「良いではないか 今はただあの二人の行く末を見守るのが全国メス堕ちショタ逆レ委員会としてのあるべき姿ではないか?」

「っく…今回だけなんだからね!」

「いや何良い話にしようとしてるんですかただの出歯亀ですよあなたたち」

こうして二人は愛し合い夜は空けた。


「オニキスもこうして眠っておるしカルセドも気絶しておるしめでたしじゃな」

「めでたいのは頭の中なんじゃないですか?」

ピッ(マジでキツかった)

ピッ(そろそろ警察が来る頃だな)

ピッ(夜通し呑んでどうだった?次会うときは彼女ののろけ話でも聞かせてくれ)

「いやーほんとすごかったですね!オニキスさんとカルセドさんの遊びは!僕も懐かしい気分になりました!」

「マヌル!おぬしもいたのか!というか懐かしいとは何が有ったのじゃ?」

「はい!僕が追放される前の話なんですけど勇者にですね…」


「知ってるマヌル?男の子は女の子のペニスバンドでお尻の穴を突かれるのが常識なんだよ!やってあげる」

「ねえマヌル 欲求不満だからあそこの浮浪者三人に軽く犯されてよ 大丈夫だってペニバンも忘れないからさ」

「男娼雇ったからマヌルはいつも通りお口を犯されてね!それと新調したペニバン『人の腕』を試したいから覚悟してね!」

「男娼雇ったことティゴにバレて怒られたからお金節約のためにケンシ!マヌルを犯しなさい!!これは勇者命令よ!」

「ケンシ!マヌルのえっちな穴ぐらい破壊しなさい!せめてチンポでヴァンダライズなさい!!チンポライズ!チンポライズ!」


「いやー色々ありまして…今思うとケンシさんと遊んだ次の日に追放されたからうまく遊べなかった僕が悪かったんだなって…」

「マヌルよ警察に相談するべきじゃぞ」

「警察に連れてかれるのは族長ですよ」

「え?もうきたの?」


こうして族長は逮捕された。度重なる脱獄にとうとうインペルダウンレベル6に収監され里に平和が戻った。後ハイバニアだがもう帝国軍人としてやっていけないから全国メス堕ちショタ逆レ委員会の古き因習を破壊するためにがんばると言い残して去っていった。死ねばいいのに。


エピローグ


(マヌル…どうして私から離れてしまったんだろう…)

(折角手コキ要員としてカスパーを呼んだのにマヌルがいなくちゃ愉しめないよ…)

(勇者様…あんな苦悶の表情をするとは…このカスパー一刻も早く魔王を倒し彼女の悩みを晴らさねば!)

(なぁティゴ どうせ勇者のやつろくな事考えてないよな)

(そうよケンシ 勇者はアレだからね それよりも…今日もベッドいっていい?)

(! いいぜ!)

(ティゴとケンシは仲いいなぁ…あとでペニバン渡さなきゃ)

(私の目標であるレジェンダリィアイテム入手までは長そうだなぁ…早くほしいな)

(レジェンダリィペニスバンド『象の鼻』とレジェンダリィアナルビーズの『豚に真珠』これがあればマヌルはもう逃げ出さない 待っててねマヌル)フフッ

(勇者様が泣いておられる!無力なカスパーをお許しください!)

(またいつもの発作かよ)

その後勇者は全国メス堕ちショタ逆レ委員会のみならずメスガキ連合やBLリバ撲滅過激派やバブみ連盟や種付けおじさん組合といった数多の性癖集団をまとめ上げ性癖界の勇者へと歴史に名を残すことになった。


「うーむ今度はインペルダウンかぁ 海楼石は効かぬがちと面倒なところに入れられたのぉ」

エースハドコダァ!

「む?この騒ぎは…よしおそらく脱獄できるな!待っておれ全国のショタ達よ!そなたらのパンツを集める それが私のワンピースじゃ!!」

『ワンピースファンに謝罪しろなの』

コハクは混乱に乗じて脱出をしようとルフィに加勢をした。

満身創痍の白ひげに経天を突き最後に強力なグラグラの能力を打たせたことで賞金が5億8900万ベリーとなった。


「というわけでこちらがショタの上目遣いおねだりの事例映像です」

「なんとけしからん!」

「規定により禁止だろ!」

「皆様聞いてください 確かに規定では禁止となっています ですが彼らの顔を見てください この幸せな顔 絶頂 蜜月な時間 果たして今まで通り禁止すべきか私は今ここで全国メス堕ちショタ逆レ委員会に訴えます」

ハイバニアは後に勇者と合流し無事ショタの上目遣いおねだりの禁止を取り下げることに成功した。


そして最後に…


「カルセドは修行をしにまた里を出ていきましたね」

「大丈夫さ!カルセドの兄貴なら絶対に帰ってくるさ!」

「そうですねカルセドなら無事ですね ところでオニキスひとつ聞きたいんですが」

「どうしたんだよルリ急に改まって」

「なんでまだ女装してるんです?」

「………いや…………これは」


誤解なんだ


おしまい

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